概要 この資料を見て、パケット処理の割り込みとマルチコアによるスケールが気になったので自分でも調べてみたことをまとめる. はてなにおけるLinuxネットワークスタックパフォーマンス改善 / Linux network performance improvement at hatena まず上記資料を3行でまとめると 受信パケットはハード割り込みとソフト割り込みを使ってCPUに処理される 受信パケットの割り込みが特定のCPUにしかいかずマルチコアスケールしない問題に遭遇 RPS (Receive Packet Steering)を使用してマルチコアで受信パケットを処理しロードバランサーのネットワーク処理の性能を向上させた 資料を見ていて以下の点が気になったので、ここら辺をスッキリさせるためにいくつかの資料を読み、まとめておく 割り込みが特定のCPUにしかいかなかった理由 RPS(Receiv