ソフトウェア要求仕様の変更などの変化に対して機敏な対応ができ、顧客に価値あるソフトウェアを迅速に提供することを目的とするソフトウェア開発方法論の総称。特に「アジャイルソフトウェア開発宣言」に合意しているもの、「アジャイルアライアンス」に参加しているものを指す。アジャイル(agile)とは「俊敏な」「機敏な」という意味で、軽量型(ライトウェイト)開発ともいう。 ウォーターフォールやRUPなどの“重厚な(ヘビーウェイト)開発プロセス”が事前に仕様を定義して、それに基づいてアーキテクチャ中心に計画的な設計を行い(この間、仕様書や設計書など中間成果物を作成する)、その設計に沿ってプログラミングを行っていくというプロセスであるのに対して、アジャイルソフトウェア開発は仕様や設計の(場合によっては大幅な)変更が当然あるものという前提で、最初から厳密な仕様を抽出しようとせず、大まかな仕様だけで細かいイテレ
![アジャイルソフトウェア開発(あじゃいるそふとうぇあかいはつ)](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/7e51372d18138e90ed2c8d95d693065718b5e361/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fimage.itmedia.co.jp%2Fimages%2Flogo%2F1200x630_500x500_enterprise.gif)