牧野総合法律事務所弁護士法人 所長の牧野二郎弁護士。ITと法律の関係に詳しい“IT弁護士”としてその名を知られる 「法律がじゃまをするとみなさん言うが、ARを規制する法律はない」 拡張現実(AR)に関する議論を行う団体・AR Commonsが3月10日に開催したシンポジウムで、牧野二郎弁護士が法律や権利とARの関係について自身の考えを語った。セカイカメラをはじめとするモバイルARサービスは、コンテンツが緯度経度などの位置情報を持ち、モバイル端末のカメラ映像に情報を重ね、あたかもその場所に存在するかのように表示する。仮想的とはいえ、私有地などに許可なく情報を浮かべる行為に問題はないのか――市場にサービスが登場してきたことで、こうした問題に対する議論の必要性が高まっている(関連記事)。シンポジウムで牧野氏は、関係者が自主的にルールを提示し、周囲に説明することの重要性を説いた。 「現実に依存して
国境なき記者団(RSF)は3月12日、インターネットの言論の自由を脅かす「インターネットの敵」リストの最新版を発表した。 今年ネットの敵として挙げられたのは、ミャンマー、中国、キューバ、エジプト、イラン、北朝鮮、サウジアラビア、シリア、チュニジア、トルクメニスタン、ウズベキスタン、ベトナムの12カ国。いずれもネットコンテンツの検閲や、政府に批判的な発言をしたWebユーザーを投獄するなど、Webにおける言論統制を行っているという。特に中国は最近、ネット検閲をめぐってGoogleと対立していることが話題になった。 RSFによると、2009年には約60カ国が何らかの形でWeb検閲を行った。2008年と比べると2倍に増えたという。Webユーザーが標的にされるケースも増えており、オンラインで自由に意見を述べたことで投獄されたブロガーやネットユーザーは過去最高の120人近くに上った。中でも中国が最も多
頓智ドットのiPhone向け拡張現実(AR)アプリ「セカイカメラ」の新バージョン「v2.2.0」の配信が開始された。 App Storeでは、3月4日に無線LANを活用する一部のアプリが一斉削除された。セカイカメラはクウジットの無線LAN位置測位技術「PlaceEngine」を利用しており、同技術の無線LAN電波情報の取得方法がAppleから問題視されたことで、削除の対象となっていた。新バージョンではひとまずPlaceEngineをアプリから取り除き、審査を通過した模様だ。なお、iPhoneは位置情報を取得するための標準のフレームワーク(Core Location)で米Skyhook Wirelessの無線LAN位置測位技術をサポートしており、新バージョンのセカイカメラでも無線LAN機能をオンにすることで位置精度の向上が見込まれる。 新バージョンの主な改善点は、フィルタ機能の強化とエアタグ
AM・FMラジオを放送と同時にCM含めて丸ごとPC向けに配信する「IPサイマルラジオ」の試験サービスが3月15日にスタートした。配信開始の午前0時から専用サイト「radiko.jp」にはアクセスが殺到し、夕方ごろまでつながりにくい状態が続いたという。 「都市部を中心に悪化するラジオの聴取環境を整え、新しいラジオの楽しみ方を提案する」目的でスタート。関東・関西のAM・FM局計13局の放送を、聴取エリア内のPC向けに配信する。無料で利用でき、ユーザー登録も不要だ。 サイトにつながりにくい状態が続いたことについて、IPサイマルラジオ協議会事務局は「アクセス数はまだ分かっていないが、真摯(しんし)に対応していきたい」と話す。本格運用の開始は、今年9月が目標。iPhoneアプリの提供など、今後は「デバイスの種類を増やすことも検討している」という。
iPadのバッテリー交換が必要になった場合、AppleはバッテリーだけでなくiPad本体ごと交換してくれるようだ。 最近掲載されたとみられるAppleのiPadバッテリー交換サービスに関するFAQによると、「バッテリーの充電機能の低下により交換が必要になった場合、Appleはサービス料金をいただいてiPadを交換します」という。交換サービスの料金は99ドルで、さらに送料が6.95ドルかかる。交換の受け付けはAppleストアや認定リセラー、Appleのテクニカルサポートで行い、交換には1週間ほどかかる。 ただし、「事故、水漏れ、分解、非公認のサービス、非公認の改造によって製品が破損した場合」や「製品が部品の故障により正しく動かなくなった場合」は対象外だとAppleは警告している。また、交換によってiPadに入っていたデータは消えるため、交換サービスに出す前にデータをバックアップしておくように
ティエスエスリンクは15日、社内での共有情報、売り上げ情報や個人情報などWebアプリケーションをベースとしたシステムなどの画面キャプチャによる情報漏洩を防ぐソフト「Pirates Buster for Active WebPage Ver.5.1」を発売した。 クライアントの対応OSはWindows 2000 / XP /Vista / 7。サーバ側ではWindows Linuxサーバに対応する。価格は、ライセンスにより異なるが100ライセンスのModel100パッケージが100万円(税別)となる。 「Pirates Buster for Active WebPage Ver.5.1」概要(同社Webサイトより) 製品は、売り上げ情報から個人情報まで社内の重要な情報などを画面キャプチャすることを防ぐ情報漏洩対策ソフトとなる。PHPなど動的に作成されるHTMLを含み、FLASHやPDFなどW
内容:「Kleer(クリアー)」という新しいワイヤレス伝送技術を採用したヘッドホンが「TDK Life on Record」からデビューした。2009年末に登場した「TH-EB900」はインナーイヤータイプだったが、2010年は、オーバーヘッドホンタイプの本格派。高音質で途切れにくい、新世代のワイヤレスの実力を検証した。 ワイヤレス伝送技術「Kleer(クリアー)」とは? iPod人気を受け、次々とヘッドホンブランドが生まれてくる中、2009年末参入したイメーションのヘッドホンブランド「TDK Life on Record」はあなどれない。ヘッドホンの分野でも空白地帯に近い、ワイヤレスヘッドホンに主眼を置いて製品を投入してきたのだ。 ワイヤレスヘッドホンというと、Bluetooth方式が一般的だが、Bluetoothは、様々なデジタル機器をつなぐことを前提に開発されたため、オーディオで使う
GoogleはJavaScript実装のテストスイート「Sputnik」をバージョンアップし、主要ブラウザのテスト結果を発表した。 米Googleは3月11日、2009年6月にオープンソースとして公開したJavaScript実装のテストスイート「Sputnik」を、Webブラウザで実行できるページを公開したと発表した。 Sputnikは、JavaScriptの標準「ECMA-262 3rd Edition」への適合度をテストできるスイートとして開発された。2009年12月に完了した「ECMA-262 5th Edition」が、JavaScriptのWeb利用の実態により近い定義に更新されたことを受け、Sputnikを新版に合わせてアップデートした。従って、このテストの結果は標準との適合度だけでなく、Webとの互換性を反映しているという。 Webブラウザでのテストを実行するには、テストした
米Appleは3月12日、新タブレット「iPad」のオンライン予約を米国のApple Storeで予定通り開始した。予約できる台数は1人2台までという制限が付いている。Wi-Fiモデルは4月3日、Wi-Fi+3Gモデルは4月末に無料で発送されるほか、指定すればApple Storeの店舗で直接受け取ることもできる。 オンラインApple StoreのiPadのページからは周辺機器の予約もできる。既に紹介されているキーボード付きドックやケースに加え、USB電源アダプタと、iPadをドック経由でテレビやプロジェクタに接続できるVGAアダプタがそれぞれ29ドルで登場した。また、iPhone 3GS用のイヤフォンもこのページに掲載されており、iPadでも利用できることが分かった。 Appleは同日、Wi-Fi+3Gモデルのデータプランについての説明ページも開設した。iPadはiPhone同様に米A
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く