ダニで感染症死亡 宮崎市は1日、市内の70歳代の女性が感染症「日本紅斑(こうはん)熱」で死亡したと発表した。同熱は、野山にいる病原体を持ったダニに刺されると感染する。女性は腰と足の指の間に刺された跡があった。厚生労働省によると、同熱での死者は全国5例目。人から人へは感染しないという。 発表によると、女性は7月18日に39度の発熱や発疹(ほっしん)が出て診療所を受診。別の病院に入院した23日に意識不明となり、多臓器不全で25日、死亡した。女性は、7月10、14、15日に市内の山へ夫と散策に行った際にダニに刺されたとみられる。