ノルウェーのOpera Software ASAは3日、同社製のタブ切り換え型Webブラウザー「Opera」の次期バージョンとなるv10の英語ベータ版を公開した。本ベータ版の主な変更点は、サーバー上にアップロードされたフォントをWebページの表示に利用できる規格“Web Fonts”などに対応し、Web標準への準拠度を測る指標として知られる“The Acid3 Test”で100点満点を達成していること。 編集部にて試用したところ、現行バージョンであるv9.64で“The Acid3 Test”を行うと85点だったが、v10のベータ版でテストしたところ100点満点と表示された。 また、回線速度の遅い環境でデータ受信を高速化する“Opera Turbo”機能が搭載された。“Opera Turbo”機能は、Webサーバーからデータを受信する際に一旦同社のサーバーでデータを圧縮してから本ソフトで