ヨーロッパではバリアレス縁石の採用が進む 公共交通機関のひとつとして、多くの人が利用しているバス。最近では出入り口の段差をなくして乗り降りをしやすくした「ノンステップタイプ」、そして車内の段差をなくした「フルフラットタイプ」など、ベビーカーや車いすを使用する人や、高齢者が利用しやすくなっている。 しかし、どんなにバスのバリアフリー化が進んでいても、バス停で乗り降りする際に、一度道路へ降りなくてはならないことが多いのも事実。バス停とバスがもっと近づいてくれれば、スムースに乗り降りできるのに……と思っている人も多いことだろう。 そんなひと苦労を解消するべく、「ブリヂストン」は、横浜国立大学・交通と都市研究室、公益社団法人・日本交通計画教会、アドヴァンスと共同で『バス停バリアレス縁石』を開発。すでに岡山県で運用が開始されているという。 今回、どのような経緯で開発が始まったのか。そしてどのような技