貸出・返却用のステーションを持たず、どこでも乗り捨て可能な自転車シェアシステム「Bluegogo(ブルーゴーゴー)」を提供し、中国で瞬く間に成功を収めたスタートアップ企業「小藍単車」が、米サンフランシスコへの進出計画で現地の反発を呼んでいる。 Bluegogoの自転車にはGPS機能と太陽発電パネルが搭載され、利用者は従来型サービスのようにステーションを利用するのではなく、使い終わったら街頭のどこにでも乗り捨てることができる。中国では深セン、広州、成都の3都市に計7万台が投入されており、街中を少し歩けば使われていない自転車がすぐ見つかる。 利用者は携帯アプリを使い、料金の支払いや、自転車の位置検索と施錠・解錠をすることができる。私も試してみたが、ステーションへの返却とクレジットカード決済が必要な従来型サービスが原始的に思えるほどの便利さだった。 私は数週間前、深センにある同社の研究開発施設を