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ブックマーク / melborne.github.io (16)

  • 知って得する!55のRubyのトリビアな記法

    Rubyはたのしい言語です。Rubyを触っているとマニュアルにも書いていない「小さな発見」に遭遇することがよくあります。このような「発見」は、プログラムの質や効率の改善には直結しないかもしれません。いや、むしろチームプログラミングでは妨げになる可能性すらあります。しかしその一方で、言語自体が自分の知らない領域を持ち続けていることが、その対象に対する興味を失わせないための大きな要因である、というのもまた疑いのない事実なのです。つまり「発見」はたのしさに直結しているのです。 このブログにおいて「知って得するRubyのトリビアな記法」というタイトルで、今まで3回記事を書きました。 “知って得する21のRubyのトリビアな記法” “第2弾!知って得する12のRubyのトリビアな記法” “第3弾!知って得する12のRubyのトリビアな記法” これらのトリビアには、ネット検索で見つけたもの、Twitt

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    yk5656 2015/11/01
  • Ruby製サードパーティライブラリgemのトレンドを知るには「BestGems.org」がベスト

    ─質問1─ Ruby製サードパーティライブラリ、要はgemで、何が人気なのかってこと、手っ取り早く知りたいんですけど。 ─回答1─ RubyGems.orgのstatsページを見てください。 ─質問2─ えっ?これだけ?この辺は万年上位で固定でしょ。もうちょっと俺の知らないバラエティに富んだものに出会いたいんだけど。俺、Rails用ないし。 ─回答2─ カテゴリー別ならThe Ruby Toolboxがあります。 The Ruby Toolbox - Terminal Coloring ─質問3─ あんた、俺の質問ちゃんと聞いてるの?カテゴリー別なんて言ってないし。それに、ここのカテゴリーってなんか俺的に信用ないんだよね。取りこぼし多いっていうか..。俺のgem出てこないっていうか..。 ─回答3─ GitHubTrendingでここ最近の人気リポジトリが分かります。 Trending

    Ruby製サードパーティライブラリgemのトレンドを知るには「BestGems.org」がベスト
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    yk5656 2014/08/08
  • GitHubの彼と自分を比べて何になるの?

    過去の自分と今の自分を比べてみてそこに何か変化があったとき、人は生きていることを実感します。UNIXを作った人達は自分たちが生きているということをコンピュータスクリーン上で実感したくて、「diff」というツールを作りました。diffがあれば簡単に一年前の自分と今の自分を比べられるのです。 % diff -u me_in_last_summer.txt me.txt --- me_in_last_summer.txt 2013-07-03 18:17:21.000000000 +0900 +++ me.txt 2014-07-03 18:17:21.000000000 +0900 @@ -1,3 +1,4 @@ My name is Charlie. I can do a handstand. -I hate carrots. +I love carrots. +I speak Japane

  • Procを制する者がRubyを制す(嘘)

    RubyのProcの説明は巷に溢れているから今更感があるけどここ数回Procを使ったネタを書いていたらProcがかわいくなっちゃってもっとみんなにもProcのこと知ってもらいたいという欲求が生まれてきたからProcについての基的なことを僕なりのやり方でここに書くよ。長いよ。 Rubyの関数(メソッド) Rubyにおいて関数(メソッド)はファーストクラス(オブジェクト)ではありません。つまり文字列や数字や配列などの他のオブジェクトとは異なって、Rubyではそれを直接変数に代入したり、他の関数に渡したりすることはできません。 def square(n) n * n end sq = square # squareメソッドを変数sqに代入してみる # ~> -:1:in `square': wrong number of arguments (0 for 1) (ArgumentError)

    Procを制する者がRubyを制す(嘘)
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    yk5656 2014/04/28
  • DRY重患者RubyistのためのNullObjectパターン

    以前私はRubyistはDRY症候群に掛かっているという記事を書いた。 RubyistたちのDRY症候群との戦い 要約するとDRYじゃないコードを見るとRubyistはムズムズするといった内容だ。 前回私が書いた記事の中に、次のようなコードが出てきた。 def run @methods.inject(@obj) do |mem, method| if custom = Filter.filters[method] custom.call(mem) else mem.send method end end end Rubyでパイプライン? これは@methodsに格納したメソッドを@objに対し順次呼び出すが、同名のフィルタがFilter.filtersにあるのならそれをcallする、といったコードである。 あなたが重度のDRY症候群に掛かっているなら、このコードを見てムズムズしているに違い

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    yk5656 2014/03/07
  • Excelデータを最速でWebアプリ(Heroku)にする<del>10</del>9のステップ

    ローカルには映画の視聴記録とかべ歩きのお店評価とか投資履歴とかガラクタコレクションリストとかの自身の活動記録的なデータが溜まります。そしてどういうわけかそれらのデータは大概表計算ソフト「Excel」の上に置かれているのです。その結果、溜めたはいいが有効に活用されない、場合によっては見ることすらしないという事態に陥ります。それらのデータが来的に置かれる場所が「データベース」であり、その活用によりデータ価値が向上するということに誰も異論はないとしても、データはExcelに置かれるのです。 理由は一つ。そう、データベースは敷居が高いのです。 データベースの敷居が下がれば、みんながローカルのデータをもっともっと大量に公開して世の中はもっと便利になるに違いありません。 まあ、実際のところはよくわかりませんが。 そんなわけで… データベースの敷居を下げるべく、CSVデータを簡単にデータベース化する

  • RubyistたちのDRY症候群との戦い

    DRY症候群 Rubyistの間では「DRY原則」が浸透しているので、彼らは重複や同じことの繰り返しを極端に嫌います。コードの中に繰り返しがあると、目や肌が乾燥してきて痒くなり落ち着きがなくなります。「DRY!DRY!DRY!」と叫び出す人もいます。アサヒスーパードライを飲み始める人もいます。これらの症状を総称して「DRY症候群」と言います。 Rubyの言語仕様はプログラマーがハッピーにコーディングできるよう考えられているので、RubyistをしてDRY症候群が発症することは稀ですが、日常的にDRY症候群を発症している人たちもいるようです。 以下は、DRY症候群を検査するためのテストコードです。コードを数秒間眺め、痒みが出てきたらあなたは重度のDRY症候群を患っています。 class User attr_reader :name, :income def initialize(name,

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    yk5656 2013/09/29
  • Rubyのcaseを〇〇(言語名)のswitch文だと思っている人たちにぼくから一言ガツンと申し上げたい

    Rubyのcase」を一瞥し「あー要は〇〇(言語名)のswitchね」などと早合点し、その後もその真の価値を知ることなく一生を終えるプログラマが近年跡を絶たない。加えて、「今更条件分岐?RubyはOOPなんだからポリモフィズムじゃね?」とか「HashにProc突っ込んでcallするのがオレ流。」とかうそぶく人たちもまた増加の一途を辿っている。 そんな世の中にあって、ぼくは一言、できればガツンと一言申し上げたい。生まれも育ちもRubyなぼくから、是非ともそんな人たちに「Rubyのcase」について一言申し上げておきたい。 ─ 問題1 ─ 名前name、レベルlevel、ポイントpointの各属性を持った複数のCharacterオブジェクトcharlie, liz, benがある。 class Character < Struct.new(:name, :level, :point) def

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    yk5656 2013/02/25
  • Rubyを使って「なぜ関数プログラミングは重要か」を読み解く(改定)─ 前編 ─ 但し後編の予定なし

    2年ほど前に書いた記事を電子書籍化して「M’ELBORNE BOOKS」で販売するために全体的な見直しを行なって入稿する段になって、これにはベースとなっている他者の論文があって言ってみればこの記事はそのマッシュアップになっているんだけれども、その著者の許可もなくその表現が全く別物だとしてもその主張のあらすじが残っている限りにおいてこれを販売することが果たしていいことなのかという思考に遅ればせながら陥り、それが仮に法的に問題ないとしてもなんだか一表現者の行為としての妥当性を幾分欠いているという結論に至って販売を思い留まった。かと言って折角書き直したものをこのままお蔵にするのもなんだか寂しいなあという気分も一方であり、まあ原作者の意に反したものでもないだろうからブログの記事なら許してくれるよねもう2年前にも書いちゃってるしという勝手な解釈の下、ここにその記事を公開しましたのでお時間の許すRub

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    yk5656 2013/01/22
  • Ruby脳が理解するJavaScriptのオブジェクト指向

    (追記:2012-12-15) 記事およびこれに続くその2,その3をまとめて電子書籍化しました。「Gumroad」を通して100円にて販売しています。内容についての追加・変更はありませんが、誤記の修正およびメディア向けの調整を行っています。 電子書籍Ruby脳が理解するJavaScriptのオブジェクト指向」EPUB版 このリンクはGumroadにおける商品購入リンクになっています。クリックすると、オーバーレイ・ウインドウが立ち上がって、この場でクレジットカード決済による購入が可能です。購入にはクレジット情報およびメールアドレスの入力が必要になります。購入すると、入力したメールアドレスにコンテンツのDLリンクが送られてきます。 購入ご検討のほどよろしくお願いしますm(__)m 関連記事: 電子書籍Ruby脳が理解するJavaScriptのオブジェクト指向」EPUB版をGumroadか

  • ねえRuby、どこまでが君でどこからが内部DSLなの?

    Rubyは内部DSL(Domain Specific Language)に向いている言語と言われます。Rake, RSpec, Rack, Sinatraなどは内部DSL on Rubyの代表的なサンプルです。Rubyの構文のユルさとメタプログラミングが内部DSLを容易にするんですね。 しかし正直僕は、何が内部DSLで、何が内部DSLでないのかがわかっていません。人が何をさして「これは内部DSLである」と言っているのかがよくわかりません。 そんなわけで… 以下では、Userクラスの設計を通して内部DSLらしきものを作ってみます。このイテレーションに対して「ここからが内部DSLだよ」「これは内部DSLとは呼ばないよ」と、誰か僕に優しく教えてくれませんか? Userクラスの作成 Userクラスはユーザ情報を管理するクラスです。ファイル名はuser.rbとします。 まずはユーザの登録機能を作りま

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    yk5656 2012/08/19
  • Rubyのクラスの太った人たち

    前回の記事「Ruby、君のオブジェクトはなんて呼び出せばいいの?」で、Rubyには大量のメソッドがあることが分かりました。今回はその補足として、各クラスごとのメソッド数を数えてグラフ化してみます。 インスタンスメソッドを数える まずは、インスタンスメソッドを数えましょう。グラフ化の対象は、10以上のメソッドを持つクラスです。最初にクラスごとのメソッド数をリストアップします。 klasses = ObjectSpace.each_object(Module) def live(methods) methods.reject { |m| "#{m}".start_with? '_deprecated' } end methods = klasses.map do |k| [k, live(k.methods(false)).size, live(k.instance_methods(false

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    yk5656 2012/07/19
  • Ruby、君のオブジェクトはなんて呼び出せばいいの?

    Rubyには大量のメソッドがあります。次のコードでRuby1.9.3に含まれるメソッド数を数えたら単純合計で1659個、ユニーク数(同名を1と数えて)で937個と出力されました。 all_methods = ObjectSpace.each_object(Module).flat_map do |c| c.methods(false) + c.instance_methods(false) end.reject { |m| "#{m}".start_with? '_deprecated' } all_methods.size # => 1659 methods = all_methods.uniq methods.size # => 937 つまりRubyには、937個もの異なる名前のメソッドがあるのです。各メソッド名は、その動作や機能を端的に表現したものでなければならないので、その一つ一

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    yk5656 2012/07/17
  • 第2弾!知って得する12のRubyのトリビアな記法

    (追記:2013-08-16) 記事のトリビアを含む55のトリビアを以下の記事にまとめました。 知って得する!55のRubyのトリビアな記法 半年くらい前にちょっとトリビアだけど、知っていると意外と便利なRubyの記法を21個紹介したよ。 知って得する21のRubyのトリビアな記法 ~ 21 Trivia Notations you should know in Ruby 今回はその第2弾だよ! ちょっと数が少ないけど、知らないものがあったらへーとかほーとか、得したとか言ってもらえるとうれしいよ。 1.Enumerator#with_index 任意のリストを標準出力するときに連番を同時に振るとしたら、普通はEnumerable#each_with_indexを使うよね。 names = Module.constants.take(10) names.each_with_index {

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    yk5656 2012/04/23
  • 知って得する21のRubyのトリビアな記法

    (追記:2013-08-16) 記事のトリビアを含む55のトリビアを以下の記事にまとめました。 知って得する!55のRubyのトリビアな記法 ちょっとトリビアだけど、知っていると意外と便利なRubyの記法を21個拾ってみたよ(Ruby1.9限定)。 君なら全部知ってるかもしれないけど.. 1. 動的継承 Rubyのクラス継承では < 記号の右辺にクラス定数だけでなくクラスを返す式が書けるよ。 class Male def laugh; 'Ha ha ha!' end end class Female def laugh; 'Fu fu fu..' end end class Me < [Male, Female][rand 2] end Me.superclass # => Female Me.new.laugh # => 'Fu fu fu..' def io(env=:develop

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    yk5656 2012/04/23
  • これからRubyを始める人たちへ

    (追記:2012-12-03) 記事を電子書籍化しました。「Gumroad」を通して100円にて販売しています。詳細は文末に追記しましたので、購入ご検討のほどよろしくお願いしますm(__)m 電子書籍「これからRubyを始める人たちへ」EPUB版 Rubyの特徴 Rubyは、まつもとゆきひろ氏(通称Matz)により設計されたオブジェクト指向プログラミング言語です。Rubyの特徴を一言で言うならば、それは「間口が広くて奥が深い言語」ということになります。 「間口が広い」というのは、インタフェースがシンプルで誰でもが簡単に使い始められることを意味します。「奥が深い」というのは、プロフェッショナルによる長期使用に耐えうる物の言語であるということを意味します。「間口が広い」ということと「奥が深い」ということは来競合する概念ではありませんが、その両方をバランスよく組み合わせるには、対象に対する

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    yk5656 2012/04/11
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