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■4月19日 美術品の盗難事件には謎がつきものだ。1968年12月、京都国立近代美術館で開かれた「ロートレック展」の最終日に名画「マルセル」がこつ然と消えた。時価3500万円といわれ、7年の時効成立後、大阪の会社員が「知人から知らずに預かった」と名乗り出て絵は無事に戻ったが、事件は未解決のままだった。 高樹のぶ子の小説「マルセル」の題材にもなった、そんな古い事件を思い出したのは「版画すり替え」のミステリーだ。神奈川県が所有する世界的版画家、棟方志功の版画「宇宙讃(神奈雅和の柵)」=縦約50センチ、横約65センチ=が、カラーコピーと入れ替わっていたという。 県民ホールの緞帳(どんちょう)の原画にするため県が生前の棟方氏に制作を依頼。74年に300万円で購入し、神奈川芸術文化財団が管理していた。しかし、2014年に鎌倉市の美術館で展示中、来場者の指摘でコピーと判明した。某大臣の発言で注目が集ま
福井署は19日、女性のスカートの中を盗撮したとして、県迷惑防止条例違反の疑いで福井市河増町、県立歴史博物館学芸員の久角健二容疑者(34)を逮捕した。 逮捕容疑は18日午後7時40分ごろ、市内のコンビニで買い物をしていた県内の20代女…
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