ブルンジ共和国の東部、リュイギで6歳のアルビノ(先天性色素欠乏症) の少女の死体が、頭と四肢を切断された状態で発見された。この地域ではアルビノの体は薬になるとして呪術医が売りあるいているという。11月16日に殺されたこの少女は、9月以来6人目のアルビノの被害者となった。隣のタンザニアでも何件か同様の事件が起きている。 少女は家族と一緒に家に帰ったところ、武装した集団が家に乱入、両親を縛り上げた上で少女の頭を銃で撃ち抜いたという。少女は身の危険があるとして地方の行政センターに一家で避難していた50名のうちの1人だった。ブルンジ・アルビノ協会のKasim Kazungu理事は、隣国タンザニアでアルビノの体が高く取引されていることが伝わるまでは、このような迫害はなかったと語る。 先週タンザニア南西部では、アルビノの妻をコンゴ人の商人に売ろうとした男が逮捕されている。またタンザニア西部ではアルビノ