あの異色スペースの名は……。 ついにデビュー「8A系」 近畿日本鉄道は2024年9月6日、新型の一般車両として製造した「8A系」を、10月7日(月)から奈良線・京都線・橿原線・天理線で運転を開始すると発表しました。 近鉄の新型車両8A系(画像:近畿日本鉄道)。 一般車の新型は、2008年に製造を終えた「シリーズ21」以来16年ぶり。2024年度は4両編成12本(計48両)が導入され、老朽化した昭和40年代製の車両を順次置き換えていくこととしています。 車体色は近鉄伝統の赤を白の塗り分けを採用。シリーズ21と同様、シートが回転することでロングシートとクロスシートを切替できる、いわゆる「L/Cシート」の車両です。車両中央の扉付近には、近鉄で初となるベビーカーや大型荷物を持つ人などの利用を想定した「やさしば」を設けています。 これに先立ち9月28日(土)には有料の撮影会を宮津車庫で、29日(日)