──宮島さんは「ダンジョン飯」の監督に決まる前から、本作のファンだったそうですね。 宮島 僕はもともと九井諒子先生のファンだったんです。九井先生が短編集を初めて出された'11年ごろは、個性的な漫画家さんが同時多発的に活躍されていた時期だったんですが、そのなかでも九井先生はずば抜けた作家性をおもちでした。短編ひとつひとつにアイデアが詰まっていて、ハッピーエンドだけどハッピーじゃない結末もよかった。読者がほしがっているものを全部与えないという描き方がすごく好きだったんです。「ダンジョン飯」の連載が始まったときは、俺たちの九井先生がみんなの九井先生になってしまうと思ったんですけど……。 ──こじらせたファンだ! 宮島 (笑)。でも「ダンジョン飯」を読んだら、おもしろくて。九井先生は九井先生で、やっぱり最高だって思っていました。それで「ダンジョン飯」の単行本の第1巻が発売されたときに、弊社(TRI
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