CentOS7.1でPacemaker+corosyncを使用したクラスタを構成してみた。RHEL/CentOS7におけるPacemaker+corosyncの日本語情報が少ないので、参考情報として記載する。 1. 動作確認環境 [仮想化ホスト環境] Windows7 SP1 Vagrant 1.7.2 Oracle VM VirtualBox 4.3.28 [仮想マシン環境] CentOS 7.1.1503 Pacemaker 1.1.12 corosync 2.3.4 fence-agents-all 4.0.11 httpd 2.4.6 2. 検証環境構成 以下の様な構成で検証を行った。 構成のポイントは以下の通り。 デスクトップPC(Windows7)をVirtualBox+Vagrantにより仮想化ホスト(VHost)として動作させ、仮想マシン(VM)として"centos01"、
Pacemaker-1.1.13-1.1 リポジトリパッケージをリリースしました。 このページでは Pacemaker-1.1.13-1.1 リポジトリパッケージの簡単な使い方を説明します。 なお、2015.08.20に公開した Pacemaker-1.1.13-0.RC1 リポジトリパッケージからは内容・使い方とも変更はありません。 このページの変更履歴 2015.10.16 Pacemaker-1.1.13-1.1(RHEL6/RHEL7用)リポジトリパッケージリリース 2015.11.13 RHEL6パッケージの動作環境について追記 2015.12.18 RHEL6.5以前の環境での必須Errataについて追記 1. Pacemaker-1.1.13-1.1 の概要 Pacemaker-1.1.13-1.1 リポジトリパッケージは、前回のリリース版 Pacemaker-1.1.12-
Pacemaker-1.1.12-1.1 リポジトリパッケージの簡単な使い方の説明です。 2015.06.12 にRHEL 7用のリポジトリパッケージもリリースしました! このページの変更履歴 2014.12.05 Pacemaker-1.1.12-1.1(RHEL 6用)リポジトリパッケージリリース 2015.06.12 Pacemaker-1.1.12-1.1(RHEL 7用)リポジトリパッケージリリース RHEL 7用の設定例を追記。合わせて RHEL 6の soft_margin 設定例も変更。 2015.12.18 RHEL6.5以前の環境での推奨Errataについて追記 1. Pacemaker-1.1.12-1.1 の概要 Pacemaker-1.1.12-1.1 リポジトリパッケージは、従来の Pacemaker-1.0系から大幅な機能改善・拡張が行われたメジャーバージョン
COROSYNC_CONFSection: Corosync Cluster Engine Programmer’s Manual (5) Updated: 2012-10-10 名前corosync.conf – corosync実行形式の設定ファイル 書式/etc/corosync/corosync.conf 説明corosync.confはcorosync実行部を制御するのに必要な種々のパラメータを規定します。空白行や#で始まる行は無視されます。設定ファイルは括弧で囲まれたトップレベルディレクティブから構成されています。有効なものは以下です。 totem {}totemプロトコルの設定オプションを記載するトップレベルのディレクティブです。logging {}ログの設定オプションを記載するトップレベルのディレクティブです。quorum {}クォーラムの設定オプションを記載するトップレベ
こんにちは、眠気の向こう側の高揚感を大事にしたい、せーのです。 Private Subnetにインスタンスを立てる時にインターネットとの接続をするためにNATを立てますが、NATは単一障害点になるので、冗長化を図り、高可用性を保つようにします。 この高可用性を保つ構成が今まで色々考えられてきました。今回はre:Invent 2014にて紹介された最新のHigh Availability NATパターンをご紹介します。 今までのHA NATパターン HA NATのキホンと言えばCDPにもなっているHigh Availability NATパターンになります。弊社のブログにも紹介されていますね。この形です。 ではメインで使っていたNATに障害が起きた時の切り替えは具体的にどうするのでしょう。一般的にはスクリプトを組んで仕込んでおきます。NAT1に向けているRoute TableとNAT2に向け
前回はロードバランサー(LB)について書きましたが今回は実際にLVSを用いてLBを構築してみます。 LVSの仕組み LVSについては前回の記事で紹介しましたが、Linuxを高パフォーマンス、高可用性(HA)を持つサーバを作るプロジェクトや機能です。 準備 VMwareでゲストを3つ作る。 LVS WEB01(ApacheなどのWEBサーバを導入しててください) WEB02(ApacheなどのWEBサーバを導入しててください) LVSにはネットワークアダプターを2つにしてください。 片方はNATかブリッジ、もう片方はホストオンリー。 WEB01/WEB02に関してはネットワークアダプターは1つで、ホストオンリーにしてください。 OS LVSはOSのkernelバージョンに影響します。 2.6以上であれば基本的に問題ありません。(標準では2.4 2.6に導入されています) kernelバージョ
本連載では、サイオステクノロジー社(以後サイオス)の製品「LifeKeeper」「DataKeeper」を題材に、企業経営において避けては通れない「事業継続ソリューション(BCPソリューション)」の解説を全4回にわたってお届けする。初回は2003バージョンのサポート終了でも話題になっているWindows Serverへの対応だ。「DataKeeper for Windows Cluster Edition 」は、Windows Serverが本来持つフェイルオーバー機能と連携することで新たな付加価値を生み出している。 [PR] サイオスが提供している事業継続ソリューションは、Linuxだけでなく、Windows 環境にも対応している。Windows対応製品としては、HAクラスターソフトウェア「LifeKeeper for Windows」と、データレプリケーションソフトウェア「DataKe
いーつのことーだかー思い出してごーらん、あんなことーそんなことーあーったでしょー。 というわけでこんにちは。smallpalaceです。 ちょっと前にテクニカルセミナー的な機会があって思い出してくれということになり思い出したのでかける範囲で書いときます。 mysqlの運用時のトラブルまとめ。HAがらみのところほか順不同です。 ・高負荷後の「max_connect_errors」がらみでホストによっては拒否されてアクセスできなかったりなど。対策としては、flush hosts;とmax_connect_errors=999999999でエラーカウント無効になるようです。 ・主にクラウド上でI/OスパイクでF/Oしやすい。(I/O共有なのでしょうがないです)ベンダによってはDBだけ物理で提供(納期はかかる)というのもメニューにあったりして人気があるようです。予算が許せばioDriveとかステキ
はじめに Pacemakerというと、心臓ペースメーカーやマラソンペースメーカー、某DJガジェットという印象があるかもしれませんが、それだけではありません! この連載ではオープンソースで作られているHAクラスタソフト「Pacemaker」を概要から構築、保守運用にいたるまでLinux-HA Japanのプロジェクトメンバーで紹介します。HAクラスタは敷居が高いと考える人は多いでしょうが、この連載で身近なソフトウェアと思っていただければ幸いです。記念すべき連載第1回目では、Pacemakerの概要、歴史を紹介します。 HAクラスタって? まずクラスタとは何か説明しましょう。クラスタとはもともと果実や花の房という意味で、同じようにまとまっているものの事を言います。 複数のコンピュータをつなげ、全体で1つのコンピュータのように振る舞わせる技術で、大きく分けて信頼性向上を目的とした「高可用性(Hi
Linux-HA Japanでは、ここ数年間Pacemakerの普及に努めてまいりましたが、未だにPacemaker(ペースメーカー)をPeacemaker(ピースメーカー)と呼ばれることが多々有り、悩まされおりました。 この状況を打開すべく議論を重ねた結果、いっその事名称をPacemaker(ペースメーカー)からPeacemaker(ピースメーカー)に変更すればいいのでは?という意見があり、思い切って変更いたしました!これに併せてロゴも以下に変更になります。 また、クラスタ制御部Corosyncも、日本語では”殺”を連想させるためピース(平和)には相応しくないとの意見があり、クラスタ制御部の名称を”Corosync”から”生”が連想できる”Ikisync”に変更いたしました。Peacemakerがサポートするクラスタ制御部はこのIkisyncのみとなりますのでご注意ください。 まずは、P
LINUX-HA JAPAN Linux-HA関連 - sourceforge.jp 高信頼システム構築標準教科書 - 仮想化と高可用性(Ver1.0.1) 「第9章 アクティブ・スタンバイクラスタによるシステム構築」記載の通りにやって、DRBD+Heartbeatの動作検証が行えた 必読!! Heartbeat+Pacemaker+DRBDで高可用Linux 体験! 新しくなったLinux-HA 連載:Pacemakerでかんたんクラスタリング体験してみよう! 第1回 Pacemakerの歴史を見てみよう! 第2回 Pacemakerをインストールしてみよう![構築基本編] 第3回 Pacemakerでいろいろ設定してみよう![構築応用編] 第4回 Pacemakerを運用してみよう![保守運用編(1)] 第5回 Pacemakerを運用してみよう![保守運用編(2)] 連載記事 「He
CentOS5.5 x86_64 にPacemakerをインストールする方法は、主に以下の4つがあります。 ここでは、下記の1, 2 の方法について記述します。 yum を使ってネットワークインストール Pacemaker本家(clusterlabs) の yumのリポジトリを使用 インターネット接続必須 最新の安定バージョンをいち早く使ってみたい人向け (?) Linux-HA Japan 提供のローカルリポジトリ + yum を使ってインストール Linux-HA Japan オリジナルパッケージも含まれる インターネット接続は必須ではない Linux HA Japan 推奨バイナリ (^ ^) rpm を手動でインストール 上記1 ,2 で公開されているrpmを個別にダウンロードしてインストール ちょっと手間がかかる ソースからインストール かなり手間がかかるけど、バイナリが提供され
多様性は、 競争力になる 本来、私たちは「不揃い」の集合体。 異なる背景、信念、経験を持つ「個性」が集まり、互いを認め尊重できる。 それぞれのポテンシャルや可能性を最大限発揮できる。 そんな環境でこそ、イノベーションが生まれると信じています。 サイオスグループは、テクノロジー、ソリューション力を通じて、 新しい価値を創っていきます。 Topics 2024年6月18日サイオステクノロジープレスリリース サイオステクノロジー、「LifeKeeper」が国内初「AWS Outpostsサービスレディ」に認定 2024年4月 9日SIOS Technology Corpインフォメーション 米国事業会社、「Nutanix Elevate パートナープログラム」に参加 Nutanix AHV環境で運用されるクリティカルなアプリケーションに対して、使いやすいHAクラスターソリューションを提供 2024
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