ふだんから、興味に任せていろんな本を買う。部屋の壁はすべて本棚になって久しいし、考えてみれば小学生の昔から、実家の壁は本棚だった。 本を読むのは楽しいことだし、本棚を背表紙で埋めることもまた、ある種の到達感が得られて、いい気分になれる。こうして得られたいい気分が、じゃあどんな意味を持ち、その意味を追った先にはどんな人達が到達しているのか、個人的にはそういうことを知りたいなと思う。 出版社にはまだまだ売れるものがある 「この本を買った人はこんな本も読んでいます」みたいな販促手段はAmazon の専売特許のようなもので、最近のサジェストは正確で、似たような本を複数購入する機会は増えた。本が売れることそれ自体は、Amazon にとっても出版社にとってもメリットが大きな事だろうけれど、出版社にはたぶん、まだまだ売れるものがある。 どんな形であれ、本を買って読んだ人には購買の履歴が残る。今までは単に