2013年11月、アメリカ食品医薬品局(FDA)がマーガリンなどを規制することを発表した。含まれるトランス脂肪酸が悪玉コレステロールを増やし、健康を害するのが理由だ。 マーガリンは本当にからだに良くないのか? トランス脂肪酸だけに注目するなら、牛肉にだって含まれている。生活習慣病のもととなるのは否定できないが、過剰なカロリーや塩分を控えれば、神経質になる必要はなさそうだ。 ■世の中はコレステロールだらけ 「あぶら」は油脂(ゆし)と呼ばれ、液体の「油」と固体の「脂」を指す。油脂をさらに分類するとグリセリンと脂肪酸に分かれ、脂肪酸には飽和/不飽和の2種類がある。FDAが規制しようとしているのは、不飽和脂肪酸のうちのトランス脂肪酸だ。 トランス脂肪酸はおもに加工された油脂で、口溶けが良く酸化しにくいのが特徴だ。油脂は空気に触れると酸化し劣化してしまう。食用に限らず、自動車のエンジンオイルでさえ、
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