外食企業が新たな業態展開を急いでいる。レストラン大手のロイヤルホールディングス(HD)と牛丼チェーン大手の吉野家HDは宅配事業に参入する。家賃や人件費を大幅削減できる宅配を増やし、縮小する市場で利益が出せる収益モデルを探る。新型コロナウイルス感染拡大で飲食を巡る消費行動が外食から家庭へと大きく変化しており、企業は店内飲食に頼る経営からの脱却を迫られている。日本フードサービス協会(東京・港)によ
倒産のニューノーマル 新型コロナの影響により急増する企業倒産。信用調査会社の帝国データバンク、東京商工リサーチ、東京経済の各担当者が、注目の倒産事案、知られざる倒産の裏側、最新のトレンドなどをレポートする。 バックナンバー一覧 今年に入り、百貨店の経営破綻や閉店が相次いでいる。中でも深刻なのは地方都市で、山形県と徳島県はついに百貨店が1つもない「百貨店空白県」になった。だが、足元の百貨店の苦境は序章にすぎない。新型コロナによる業績への影響が深刻化する中、百貨店の閉店ラッシュがいよいよ本格化しそうだ。(東京商工リサーチ情報部 増田和史) 消費者の百貨店離れに 消費増税と暖冬がとどめ 百貨店の閉店が加速している。2020年は1月に山形県の老舗百貨店、大沼が負債30億円を抱えて破産を申請したのを皮切りに、8月末までに全国で12店舗が閉店した。 特に、春から夏にかけ、新潟三越、そごう・西武の地方4
「人生において『絶対に関わってはいけない人』がいる」 日本最大級のプログラミングスクール「TECH::EXPERT」「TECH::CAMP」を運営する株式会社divの代表、真子就有(まこ・ゆきなり)さんは、会社を経営し、たくさんの人に出会ってきた経験からそう断言します。 どんな嫌な相手とも、うまく関わらなくてはいけない場面があるように思いますが、「出会ったらすぐに逃げてください」とのこと。 真子さんがこれまでの人生経験で出会った「関わってはいけない」と考えている相手トップ3をお届けします。 【真子就有(まこ・ゆきなり)】株式会社div代表取締役。1989年生まれ、福岡市出身。青山学院大学卒。大学在学中からプログラミングを独学で学び、大学4年次に起業。2014年よりプログラミング教育事業をスタート。2016年に開始した「TECH::EXPERT」は日本最大規模のエンジニア養成スクールとなって
キーエンス、デンソー、味の素などが高評価。村田製作所、セコム、リクルートHDも期待大。一方で、石油、鉄鋼や生損保、スーパーなどは警戒ランプが点灯。多くの業界で、勢力図が一変する—。 トヨタがグーグルの軍門に下る日 昨日まで好調だった会社が、明日も好調とは限らない。激動の時代を生き抜く会社はどこか。経営に精通する識者たちの採点をもとに、347社の「通信簿」を公開する。(表は5ページ目から) まず多くの識者が指摘したのは、自動車、電機などのモノづくりで巻き起こる歴史的な地殻変動。それは「インダストリー4・0(第四次産業革命)」と呼ばれるもので、ポイントを一言で言えば、少品種・大量生産時代がいよいよ終焉する。 これからは、消費者が自動車や家電を買う際には、商品カタログから選ぶのではなく、ネット上で好みのデザインやパーツなどを選ぶ。すると、そのデータが即座に生産工場に送られ、「あなた仕様」のオリジ
2025年までにグローバルで進む雇用・労働のトレンドを提唱。人々の働き方は今後、「仕事の民主化」と「テクノロジーによる強化」によって4つのカテゴリーに分かれるという。 今日の企業は以前にも増して、境界がなくなり、動きが速く、グローバルで、透明性の高い存在となっている。この傾向は今後さらに進むだろう。 企業にとって仕事と働き手の重要性は変わらないが、通常のフルタイム雇用ではない契約形態がますます増える。それによって企業のあり方そのものが多様化し、仕事は新しい方法で組織化され、設計され、遂行されることになる。 この新たな、デジタルによって支えられる「仕事のエコシステム」に、リーダーはどう対応していけばよいだろうか。企業は来たる変化にどう備えるべきだろうか。 企業の人事担当幹部やその他のリーダーたちによるユニークな協議会、CHREATEから重要な示唆が生まれつつある。このグローバル・コンソーシア
先日、月刊情報誌「日経TRENDY(トレンディ)12月号」が「2019年ヒット商品ベスト30」を発表しました。「ヒット商品ベスト30」とは、2018年10月~2019年9月の間に発表・発売された商品・サービスを「売れ行き」「新規性」「影響力」の3つの要素からヒットの度合いを評価し、ランク付けされたものです。これは「日経トレンディ」が1987年に創刊以来、毎年12月号の恒例イベントで私も毎回楽しみにしている企画です。今回は注目度たっぷりの「ヒット商品ベスト30」について紹介したいと思います。 ちなみに、日経TRENDY(トレンディ)とは、日本経済新聞社系列の出版社(日経BP社)が発行している月刊誌。個人生活を刺激する流行情報誌として、ヒット商品・サービス情報・ビジネスに関する情報など、役立つ最新のトレンド情報を届けてくれるビジネス情報誌です。 【1位】ワークマン 昨年の「2019年ヒット予測
人の役に立つ 仕事の「一番大切な部分」は、人の役に立って報酬をいただく事ですよね? ソコが無ければ、もはや仕事とも呼べません。 自分の技術を磨き上げて、人の役に立ち続けることこそが、まさに仕事の本質です! 自ら進んでする それでは、仕事で誰かの役に立つ時、嫌々やっていたらどうでしょうか? 多分それ、お客さんにも、伝わっちゃいますよね?(汗) それじゃあ、お役立ちも半減です。 自ら進んで喜んでやる!ということも、仕事の本質であり「本来あるべき姿」です! 創造性を発揮する ではでは、仕事をする時、ただただ誰かの指示通りにやるとしたら、喜んで出来るでしょうか? そんなの、人の言いなりになってるみたいで、喜んで出来ないですよね? 自分で計画練って、色んなアイディア盛り込んでサプライズを仕掛けるからこそ、嬉々として仕事に打ち込める訳です。 自分の頭で考えて、自分の方法で創造性を発揮するということも、
仕事がらでしょうか? 若い人や同業者の方と話していると、けっこうこんな話になります。 「起業仲間って、どうやって探せばいいですか?」 「ビジネスパートナーとかって、どんな基準で選ばれてます?」 はじめのうちは『あれ?何だっけ?』みたいになっていたのですが… 何度か話したり、調べたり、よくよく考えたりしているうちに、自分なりの答えがまとまってきました。 そこで、このページでは! 起業仲間の探し方や、ビジネスパートナーの選び方について、経験者の視点で簡単にまとめてみましたー。 起業仲間やビジネスパートナーはなるべく作らない! まずは、そもそも論になってしまうのですが、起業は原則一人でやった方が良いかと思います。 つまり、起業仲間やビジネスパートナーは、あまり作らない方がいいということ。 何故かって言うと、それは無理があるから! 普通に考えれば、自分一人で手に負えないことを、望んだり、やろうとし
動かない部下、苦悩を深める管理職という現実 管理職は孤独な職業だ。10万人を超す大企業のトップ、数名で踏ん張る町工場のオヤジ、トップと現場を必死につなぐ部長や課長たち。部下を動かす使命をおった管理職にとって「ヒトの悩み」が尽きることはない。毎週の会議で予算必達の号令がかかる。もとより困難な目標なので、部下には無理を強いざるを得ない。しかし、ボスが社員を統制しようとあがくほど、部下の心は離れ、冷たい隔たりができてゆく。 つらいのは現場の社員だけではない。管理職も心の中で声にならない悲鳴をあげているのだ。 特にバブル崩壊以降、成果主義の導入や雇用形態の変化に伴い、管理職の苦悩は深刻化の一途をたどっている。日本政府統計をベースに30~59歳男性の死因と職種の解析をした北里大学の研究によると、管理職および専門職の年齢の影響を除いた死亡率が、1990年代後半から2000年にかけて70%ほど増えている
キッコーマンは4月24日、2019年3月期の決算を発表した。純利益は前期比で9%増え、過去最高の259億円となった。売上高は同5.3%増の4535億円。同社は国内のしょうゆ、食品、飲料事業のイメージが強いが、実は海外での売上高が全体の6割にも上る。稼ぎ頭は海外卸売り事業だ。同社の売上高全体の4割を占め、19年3月期も同10%増の1921億円に達した。 この結果、北米の冷凍食品とアフリカの調味料で不振が続く味の素を抜き、10年ぶりに純利益で国内調味料業界首位に立つ可能性が高い。 海外卸売り事業の中心は、日本食レストランや現地スーパーなどに向けた米や味噌といった日本食材の販売だ。海外卸売り事業の売上高は5年前に比べ6割増えている。この事業の営業利益率は4%程度もある。国内の主要食品卸会社の営業利益率が1%を切るところも多いのに比べ、高水準といえる。日本ブランドを前面に出して比較的高い値付けに成
2018年8月30日、人事の本質的な課題を識者とともに考える「HR Cafe’研究会」が開催されました。同日のテーマは「日本経済は企業の意思決定の総和」で、セッション「日本の課題」には立命館アジア太平洋大学(APU)の学長・出口治明氏とフリーランス通訳の田中慶子氏が登壇。本パートでは出口氏が、これまでの日本社会の課題と、これからあるべき姿を語ります。 「メシ・フロ・ネル」から「人・本・旅」へ 出口治明氏(以下、出口):脳は疲れやすいんですよ。今日はいろいろおもしろいデータを持ってきたのですが、主催者からいただいた時間は1時間しかないので、ほとんど喋れない。それで主催者にお願いをして、予定を変えて夜の10時まで僕が全部喋ろうと思います。全ページ丁寧に話します。賢くなって帰れると思いますが聞きたい人?(笑)。 (会場笑) なんで誰も手が挙がらないんですか? それは、みなさんの頭の中で今日の講師
「サブウェイ」FC店運営会社が破産 サンドイッチチェーン「サブウェイ」のフランチャイズ(FC)店を首都圏を中心にピーク時に約20店を展開していたエージー・コーポレーションが1月16日に東京地裁から破産開始決定を受けたと東京商工リサーチが同日に報じた。エージー・コーポレーションはサブウェイの他にチーズケーキチェーンなどを展開していたが、厳しい経営が続いていたという。サブウェイの不採算店の見直しを行い、1月上旬までにサブウェイFC店を9店にまで縮小するなど業務の改善を図ったものの、資金繰りが限界に達し今回の措置に至ったとしている。 今回の破産はサブウェイの苦境を如実に物語っている。サブウェイの国内店舗数は激減している。2014年の夏には約480店あったが、その後は減少が続き、現在約280店にまで減っている。4年半で約200店も減ったかたちだ。筆者は昨年5月に約310店展開していたことを確認して
ソフトバンクは「発表経営」だとよく言われます。新規事業の開始や他社との提携・買収などをマスコミの前で大々的に発表し、つねに世間の注目を集めてきたからです。 とはいえ、大変なのは周囲の人間です。孫正義社長が指定する期日は、いつも最短・最速でした。どう考えても、「とても間に合いません」と言いたくなるような締め切りを決めて、「この日までにやる!」と宣言してしまうのです。 そして、孫社長から振ってくる新しいプロジェクトのマネジメント(プロマネ)を任されたのが、かつてソフトバンクの社長室長を務めていた私でした。 ただ、孫社長の下で会社を急成長させるべくフル稼働していたソフトバンクの社員は、誰もが相当ハードに働いていました。そんな中で予定にない仕事を頼んだら、嫌がられるのは当然です。私だって、そんな人たちに仕事を割り振るのは気が引けました。 でも孫社長の締め切りは絶対です。引き受けてもらうほかありませ
コンテンツブロックが有効であることを検知しました。 このサイトを利用するには、コンテンツブロック機能(広告ブロック機能を持つ拡張機能等)を無効にしてページを再読み込みしてください。 ✕
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く