2008年9月21日のブックマーク (3件)

  • 凪の女 - ACID TANK

    「別に宗介に謝ってもらわなくっていいし」ひまわり記念病院の3階の個室301号でクミコは僕の手を握りながらつぶやいた。「宗介はいつも謝ってばかり、あの津波の時から。いつだって自分を責めてるのね」僕は何も言わなかった。僕らが5歳のときのあの大津波は死者153名行方不明者382名を出す戦後史としては最大の惨事になった。「誰だってより良く生きたいと思ってるの。それに津波は宗介のせいじゃないじゃない。あんまり自分を責めないで、何もなかったようにそう思えばいいの。みんなだって何も知らないんだから。自然災害よ。あの娘のことだって、はっきり言って人の力や知恵が及びうるような事じゃないじゃない。事故なのよ、神さまが起こした事故」クミコは絶対にポニョの名前を呼ぼうとはしない。「よそう。その話は何度もしただろ。それに僕だって僕のせいじゃないって思ってるよ。でもさ、500人以上も死んだんだよ。忘れることはできない

    yoneyacco
    yoneyacco 2008/09/21
    ハッ、これだとポニョは海の泡に?!
  • デビューしたてのハネムーン「ハチメンロック」を応援します。 - ACID TANK

    僕はギターロックのたぐいをほとんど聞かないのですが、それは単に面白いと思えないからです。ひとつには、音楽的に向上心がなかったり独自性がなかったりと安易なものが多い。「心から叫べばロックやで!」という精神論はみうらじゅんさんあたりが何十年もギャグにしてるはずなのに、いまだに世の中の一部(はっきり言って文化的下層部だと思うけど)では有効で、そういう精神を元に作られた凡庸な芸術はある。それを聞くと「そんなエゴを押し付けられても…なんか、あの…しかめっ面してすいませんね、別にアナタが嫌いなわけでは…質的には嫌いなんですけど、えっと」という気分になることが請合い。もうひとつには、表現されてるテーマが、以前取り上げられた「デトロイト・メタル・シティ」でもギャグにされてるような(あれは渋谷系だけど)、ウジウジナヨナヨした世界観で嫌なんですよ。「僕らの甘酸っぱい胸いっぱいが〜」とか「心細い僕らの純情が〜

    yoneyacco
    yoneyacco 2008/09/21
    うふふふふふ。黒人ブロガーはギターを捨てろ!
  • リュック・フェラーリ - sekibang 1.0

    Cycle des Souvenirsposted with amazlet at 08.09.21Luc Ferrari Blue Chopsticks (2002-02-12) 売り上げランキング: 194213 Amazon.co.jp で詳細を見る 「ウチに聴いていないリュック・フェラーリのCDがあるんだけど、もし欲しかったらあげるよー」とセレブの方がおっしゃられたのでありがたく頂いた。しかも2枚も(ありがとうございました!)。1枚は上記のCDで、もう1枚は初期のテープ音楽を集めたもの(おへその写真がジャケットになっている)。久しぶりにこの手の電子音楽を聴いたけれども、やはり初期作品で聴かれる「昔の特撮に出てくる計算機のようなシンセサイザー」が出すメタリックなノイズはいつ聴いても素晴らしい。デジタルシンセにはとても出せない凶暴な音……これを聴くためだけに私はシュトックハウゼンの《コ

    リュック・フェラーリ - sekibang 1.0
    yoneyacco
    yoneyacco 2008/09/21