ブックマーク / ameblo.jp/super-one (13)

  • 『システムへの要望はとことん聞く。』

    当社では、開発のご依頼をうけたシステムやソフトウェアについて、お客さまのご要望はとことんまでお聞きするようにしています。 それは、お客さまに最終的にご満足頂きたいため・・・というものもちろんありますが、とことんまで要望を出し切って頂いた方が、その後がスムーズだからです。我々にとっても、お客さまにとっても、です。 ただ、システムへのお客さまの要望を全て聞き出す、出し切って頂くというのは、かなり大変な作業になります。 なぜなら、オーダーメイドのシステムの場合、はじめには何もありません。 何もないところから、設計を行い、プログラムを作ってゆくのですから、最初、システムのその姿は、想像するしかない状態なのです。 設計書をいくらリアルに書き、類似のシステムを使用して類推を繰り返しても、やはり想像の範囲を脱しません。 だから、多くのシステム屋は「お客さまには、できあがってみないとわからない部分がある」

    『システムへの要望はとことん聞く。』
  • 『「総掛かり力」というかたち。』

    先日、当社にお問い合わせ頂いたメーカーさん、その販売代理店さんにわざわざお出向き頂き、打ち合わせをさせていただきました。 当方からは私を含めて4名、打ち合わせに参加しましたが、皆、それぞれ別の会社、別の事業者です。 プログラマ、テクニカルライター、ITコンサルITカウンセラという顔ぶれです。その異種混合ぶりに、先方も最初は少し、戸惑われた様子でした。 しかし、こういった協業による「総掛かり力」の意味するところを、理解して頂けたのではないかと思っています。 そして、この総掛かり力の中に加わって頂くことで、このパワーを、共通のお客さまに向けて、発揮することができるということも、垣間見て頂けた気がします。 我々のような中小企業は、資金や人材に限界があります。 しかし、それを負の要素に思う必要はまったくなく、中小だからこそ、特化できた技能やノウハウがあります。 そういったものを持ち寄り、お客さま

    『「総掛かり力」というかたち。』
  • 『ASP、ERP、SaaS・・・横文字ばかりでわからない!』

    ・・・と、先日お問い合わせのお電話を下さいましたお客様が嘆いておられました。 得意先や仕入れ先と共同して、受発注のシステム統合をしようということになり、その方の会社に最近出入りするようになった中堅どころシステム会社さんに、アドバイスを求めたのだそうです。 すると、数日後、ぱりっとした細身のスーツを着たシステム会社の社員が5,6名やってきて、プレゼンをしたのだそうです。 プロジェクターとパソコン持参であったものの、スクリーンがなく、仕方なく、売り物のシーツ(この会社さんは、ビジネスホテルなどに寝具関係の物品を販売している会社さんなのです)を倉庫から引っ張り出してきて、それをスクリーンがわりにプレゼンしてもらったとか。 約1時間のプレゼンの中で出てくる横文字を誰も理解できないまま、終わってしまったのだそうです。 もう皆60歳を超えている経営陣が、倉庫や荷造りの現場と行ったり来たりしながらプレゼ

    『ASP、ERP、SaaS・・・横文字ばかりでわからない!』
    yono
    yono 2009/07/26
    "戻ってきたときに社長室の扉の前に立つと、中から「こういうIT○○○のない会社は、先がないね!」という会話が聞こえてきた" ←脇甘すぎ!システム屋として情けない……
  • 『「システム」の様々な実現方法。』

    コンピュータというのは、なんのためにあるのか、といえば、ずばり! 難しいことを簡単に済ますため というのが、代表格といえるでしょう。 紙の台帳や伝票で管理していたことが、 EXCELで毎月コピペミスを犯しながら管理していたことが、 電話やメールで何度もやりとりしていたことが、 システムを導入すれば、簡単に済ますことができます。 もし、逆に難しくなったなら、そのシステムには全く何の価値もありません。 さっさと頼んだシステム屋に突っ返してしまいましょう。 さて、事務や作業を簡単にするためにあるコンピュータ、そしてシステム。 いろんな実現の方法があります。 なぜなら、「簡単にする仕組み」が様々だからです。 たとえば、マイクロソフト・アクセスというソフト(マイクロソフト・オフィスのプロフェッショナル版以上に付属しているデータベースソフト)を使えば、これまで紙やEXCELでやっていた集計や印刷が簡単

    『「システム」の様々な実現方法。』
    yono
    yono 2009/07/22
    お客様向け。一方でシステム屋の振り返りにも。
  • 『あたため資本主義』

    最近、テレビを見ながらテレビに向かって突っ込みを入れることが多くなりました。おやじですねー。 昨日も、NHKスペシャル「マネー資主義」(最終回)を見ながら、しきりに突っ込んでいました。 「さすがの毎日かーさんも、経済はてんでダメだな~」とか、 「いや、そりゃちがうだろ。講演会やりすぎてネタ切れなんじゃないの?」とか。 自分のことは思いっきり棚に上げて好き勝手言えるのは、相手がテレビだから。 出演者のみなさんごめんなさい。 そんなこんなで、番組はまとめへ。 司会者が、「これまでの資主義に替わる、新しい資主義を『○○資主義』と名前をつけて下さい」という感じで難問を突きつけます。 出演者は、「絆の資主義」、「物つくり資主義」と答えていきます。 そこで私も思わずつっこみ。 「バランスでしょバランス。自由な競争と必要な帰省のバランスですよっ!」 と、ひとり突っ込んでいたら、長男が 「そう

    『あたため資本主義』
    yono
    yono 2009/07/22
    成程イトイさんでしたか。"「そこにあたたかい状況がある、というのではなく、みんなで『あたたかくする』みたいな感じしたかったので・・・」と(ままではありません。私の記憶+印象ですので)"
  • 『高すぎるシステム開発費用。』

    当社のホームページなどをご覧になって問い合わせやお見積もりの依頼をされるお客さまに、 では、ということで見積書を提出させて頂くと、 「高い!」 という反応が返ってくるときがあります。 一方、 「おたくの見積は他社の半額以下だ。なにか裏があるのでは?」 という反応もあります。 前のお客さまは、当社からしか見積をとっていません。 後のお客さまは、複数の会社さんから見積を取っています。 当社の開発コストが、必ずしも他社さんより安いとは言えませんが、やはり、中間マージンや間接コストがかさんでいる見積金額よりは安く、また、セル生産方式、小チーム生産方式と小規模・特化による効率化があるので、削減できる部分が大きいと思われます。 ところが。 見積書を作成している私人が、 「システム開発費用は高すぎる!」 と感じるときがあります。いえ、ほぼ毎回そう思います。 システムを開発する、という仕事は、すべて手作

    『高すぎるシステム開発費用。』
    yono
    yono 2009/07/15
    お客さまがの負担をできるだけ低くできる方法
  • 『エヴァンジェリスト』

    プログラマー」、「システム・エンジニア」、「ウエブ・デザイナー」、「アイティー・コンサルタント」・・・・。 IT業界の「肩書き」は横文字ばかりです。日語の肩書きを探したのですが、見あたりませんでした。 最近また、あたらしい肩書きが出てきました。 「エヴァンジェリスト」 というそうです。 何をする人の肩書きかというと、 そもそも、 「エヴァンジェリスト」とは、「伝道師」の意味です。 これももじって(?)、商品やサービス、技術や手法の良さ、利点を説き、広めてゆく仕事なのだそうです。 「ITエヴァンジェリスト」 は、直訳すれば「IT伝道師」。意味もまあ、そのような感じで使うようです。 つまりこういうことです。 IT技術は日々発展衰退し、変化し続けるため、常に様々な技術や製品・サービスが複雑に絡まり合っています。非常に説明に苦労します。こちらがそうなら、お客様や一般のITを利用する方たちには複

    『エヴァンジェリスト』
    yono
    yono 2009/07/02
    ITカウンセラーいいなあ/伝道する余裕はありません (;_;)
  • 『システム設計の取捨選択。』

    システムを設計する、というのは非常に難しいことだと、いつも思います。 お客様の要望をそのままシステムに実現するのは簡単です(いえ、一般的な意味で「簡単」ではありませんが)。 お客様の業務とともに、理念やコンセプトを理解し、システム導入によって合理化と効率化を図るための仕事が、「システム設計」です。システム化ありきの設計では、ほんとうのシステム設計とは言えないでしょう。 現場の業務を知るために、自ら現場に立って、レジ打ちしたり棚卸しを手伝ったりしたりすることもあります。そうしないと紙の上だけで業務と現場を知ることは難しいのです。 そうやってようやく、「なにをすべきか」がわかってきます。 そして、その「わかったこと」を、経営者やシステム担当者と話し合います。 まずこれが、業務分析の段階です。 どこが合理的でないのか、効率的でないのかを洗い出します。 ここからが、システム設計の要となります。 第

    『システム設計の取捨選択。』
    yono
    yono 2009/07/01
    コンサルタントとは違います。あくまでシステム屋です。だからこそ、できること、踏み込めることが多々あります。
  • 『うちの「ミッション」。』

    正月、田舎の実家に帰省して、ぼんやりTVで地方局を見ていると、 「我が社は年も、○○で地域経済に貢献いたします!」 というフレーズがよく正月用のCMで用いられています(東京ではあまりありませんけれど)。 このフレーズは聞き慣れすぎていて、しかも、形骸化した言葉だけのイメージがあって、私はあまり好きになれませんでした。 しかし、最近、こういった思考と表現は、とても大事だなと思うようになりました。 つまりこれは、その企業の「ミッション」なのです。 「ミッション」という言葉は、「○○が当社のミッションです」などといった感じで、一時期多用されていました。実態が伴わない、はやり言葉に乗っただけのイメージが強く、やはり私はあまり好きな言葉ではありませんでした。 しかし、大事なことです。 「ミッション」という言葉は、 「任務」「使命」の意味で使われますが、 人や企業の「ミッション」と表現した場合、それ

    『うちの「ミッション」。』
    yono
    yono 2009/06/28
    こういった組織のようで組織でないもの、という協業のネットワークには、「ミッション」というカンバンが欠かせません。
  • 『「営業マン」はいらない。』

    先週、WEBシステムの開発のお問い合わせを頂いた、お客様の会社に伺い、打ち合わせをして参りました。 そのスーパーの社長さん。開口一番、こう仰いました。 「あなたは、コンピュータのことが分かる方なのですか?」 と。 私は普通に 「はい、エンジニアですので、わかります」 と応えました。 社長さんは、なにやらすっかり安心した顔をされました。 システム屋に問い合わせしておいて、「コンピュータのことがわかるか」とは、いったいどういう事なのだろうと、思い、その後、社長にお伺いしたところ、こういう経緯があったのです。 スーパーの販売や生産のシステムをまかせていた、地元のシステム会社があったそうなのですが、そことはずっとトラブルが続いていたとのこと。その期間、5年だそうです。 コンピュータのこともシステムのことをほとんど知らないそのシステム会社の営業マンは、社長が要望を伝えると何でも「できます」、「おまか

    『「営業マン」はいらない。』
    yono
    yono 2009/06/26
    そういう困った状況を誰かに相談したいと(中略)しかし、ずっと、誰からも「そういうものですよ」と言われ続けてきたそうです。「そんなばかな!」
  • 『システム屋「忍耐の時」。』

    お客様から「こういうシステムを作ってほしい」という依頼を受け、それを作るのがシステム屋の仕事です。 しかし、「システムを作る」という作業自体は、案外とすんなりと進むものです。 大変なのはその先。「検収」、「導入」という工程に入ると、「作る」のとは全く異質の大変さが待ち受けています。 作ったシステムが、お客様が望んだとおりに出来ているか、お客様自身が確認する作業を「検収」といいます。 お客様も大変です。何日もかけて、実際にシステムを使ってみたりして、検収の作業を進めます。 そのあいだ、システム屋は何をしているかというと、ほとんどの場合は、検収作業をしているお客様の横にぴったりくっついています。そして、お客様から出てきた意見、不満、疑問などを整理します。 「思っていたのと違う」という部分が出てきて当然です。「やはり、こうではなく、ああのほうがよかった」というドキッとする意見も当然のごとく出てき

    『システム屋「忍耐の時」。』
  • 『BtoBマッチングサイトの穴。』

    「BtoBマッチングサイト」、「ビジネスマッチングサイト」、「ジョブマッチングサイト」、「一括見積依頼サイト」などと言われるサイトがあるのをご存じでしょうか? 何らかの仕事を依頼したい企業と、それを請けて仕事をしたい企業を繋ぐWEBサイトです。いろんな呼び名がありますが、ここでは「BtoBマッチングサイト」と呼ばせて頂きます。 日で代表的なものには、 楽天ビジネス、ネクスゲート、BizLoopなどがありますが、 自治体や商工会議所などの企業団体、業界団体などが会員向けに行っているものも数多くあります。 印刷やデザイン、引っ越しや資材調達などに多く利用されていますが、もちろん、WEB製作やシステム開発でも利用されています。 当社も、今はBizLoopさんと、東京商工会議所さんの「ビジ伝」というサービスを利用しています。 しかし、実際にここで仕事をお願いしたり、請けたりすることはしていません

    『BtoBマッチングサイトの穴。』
    yono
    yono 2009/06/17
  • 『大手を辞めて起業!?』

    先日お会いした方は、今年起業したばかりの方で、今はお一人で仕事をされています。 誰もがその名を知る大手企業さんにおつとめで、30人の部下をもつお役職だったとのこと。 な、なぜ、その地位を捨てて起業??? と、私などは思うのですが、しかし、人生は一回こっきり。やりたいことをやって、たとえうまくゆかなかったとしても、やりたいことをやらずに悔やんで人生を終えるよりよほどまし。 その方も、そんな思いで、地位も収入も捨て、あえて起業の道を選ばれたのでしょう。 フリーランスや個人企業(ひとり会社)でシステム開発をやる、というのはもはや、エンジニアリングとかプログラミングとか、そんな横書きの世界ではありません。 中小企業の現場にひとりで乗り込み、海千山千の社長と渡り合い、時には言い争いしながらも、信頼を確保してゆく仕事です。この世界の中で求められるのは、技術力でもスピードでも、精度でもありません。何があ

    『大手を辞めて起業!?』
    yono
    yono 2009/06/15
    そうやって組織から守られるために、差し出さねばならないものがあるのです。近年、どうも、この差し出さねばならないものが、組織からの保護よりも大きくなっている傾向があります。
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