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ブックマーク / kenmogi.cocolog-nifty.com (4)

  • 茂木健一郎 クオリア日記: 勉強法に悩んでいるみなさんへ (6)一秒で集中する方法

    勉強が苦手だとか、成績が伸び悩んでいる人たちの中には、勉強法がわからずに苦しんでいる人たちもずいぶんといるのではないかと思います。 以下、小学高学年の子どもでもわかるように、できるわけわかりやすく「勉強法」を解説したいと思います。参考にしてください。 なお、ここで解説する勉強法は、大人になってももちろん活用できます。脳は、「完成型」のない「オープン・エンド」。意欲さえあれば、何歳になっても新たな学びを積み重ねることができるのです。 6、1秒で集中する方法 はっと気付いた瞬間に、集中する。1秒で集中する。そんなことができたら、苦労しないよ、という子がいるかもしれません。 確かに、どれくらい集中できるかどうかには、個人差があります。一方で、それは、鍛えることができるものでもあります。生まれつきの「性格の差」で、集中できる、できないということが決まっているわけではありません。 腕立て伏せや、腹筋

    yoshidako
    yoshidako 2011/10/26
    確かに。これは練習で身に付けられるよ。逆に、パッっと1秒で仕事(や勉強)から手を離すことも、練習によって会得可能です。こっちも大事。
  • 茂木健一郎 クオリア日記: プラグマティズム

    シンガポール国立大学とのプロジェクトに関する会議のため、この地を訪れている。 一人あたりのGDPで、すでに日を抜いたというシンガポール。ITの使い方や、合理的な移民政策、意思決定の速さ、英語の浸透ぶりなど、もはや視点によっては日よりも「先進国」であり、何かを教えてもらいたいという気分になる。 夜、プロジェクトにかかわるエイドリアン(Adrian Cheok)、稲蔭正彦さん、それに新しいラボを立ち上げつつあるイリヤ・ファーバーと飲んだ。日から、佐々木厚さんと関根崇泰くんも参加。ぼくのツイッターを見て、稲富寛明さんと藤井大子さんも飛び入りで加わった。 クラーク・キーを渡る夜風が気持ちいい。イリヤのいう「正真正銘のメキシコ料理」を味わいながら、科学のこと、世界のこと、人生のことをたっぷり話した。 イリヤが、途中で、「プラグマティズム」の話をした。その時のことを記しておこうと思う。 ぼくは、

  • 茂木健一郎 クオリア日記: 連続ツイート 福澤諭吉

    福澤(1)福澤諭吉は、14歳になっても、当時の基的な素養だった「漢文」を読むことができなかった。周囲が読めるのに自分が読めないということに気付いて、一念発起して、それから勉学を始めた。 福澤(2)学問を始めるのが遅いと、劣等感もあったはずである。しかし、福澤諭吉には、「自分にはできる」という根拠のない自信があった。また、それを裏付ける猛烈な努力をして、またたくまに頭角を現していった。 福澤(3)長崎に遊学していた諭吉は、中津に戻るように言われる。しかし、学問を続けたかったので、帰るふりをして、大阪の緒方洪庵の適塾へと向かう。 福澤(4)適塾で、諭吉は猛勉強を続ける。あるとき、病気になって寝ようとしたが、枕が見つからない。その時になって初めて、諭吉は、適塾に来て以来、猛勉強して疲れては仮眠し、目が覚めては勉強するというありさまだったので、枕を使って眠ったことがなかったと気付く。 福澤(5)

  • 茂木健一郎 クオリア日記: ギャップ・イヤー

    東京の某所のカフェで、仕事をしていた。たくさんやらなくてはならないことがあって、ちょっとあせっていた。 ふと顔を上げると、ヨーロッパから来たらしい青年が、前のテーブルに座っていた。バックパックを背負い、真剣な顔をしてを読んでいる。そのが、Roger PenroseのEmperor's New Mindだったので、思わずはっとした。 ちょっと背伸びをするふりをして、テーブルを立って、滅多にそんなことはしないのだけれども、声をかけてみた。 「こんにちは、失礼ですが。ペンローズを読んでいるんですね?」 「ああ、はい。」 「学生さんですか?」 「いや、そうではありません?」 「旅行中?」 「はい。去年、大学を卒業ました。」 「どこの大学を出たのですか?」 「ケンブリッジ大学です。」 「ああ、ぼくもケンブリッジに留学していました! 何を専攻していたんですか?」 「物理学です。」 「じゃあ、ぼくと

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