印刷する メールで送る テキスト HTML 電子書籍 PDF ダウンロード テキスト 電子書籍 PDF クリップした記事をMyページから読むことができます 前回は、多くの企業が、現在の稼ぎ頭のカテゴリーで稼いだ金を成長カテゴリーの新たな機会に投資するという単純なことをできていない(その結果いわゆる大企業病に陥り、長期的に地位を失っていく)という点について述べました。 そうなる理由は明らかです。ほとんどの場合、企業の経営資源配分プロセスでは現年度の実績をベースにして部門間の調整作業(という政治的やり取り)をして翌年度の配分を決めることになります。要するに、現在の稼ぎ頭の案件と将来の大きな可能性をもたらす案件の間で経営資源(人とカネ)の取り合いが生じます。この取り合いではほぼ確実に前者が勝ちます(今稼いでいる案件と将来の不確実な案件を比較すると前者が優先されるのは当然)。結果として、成長機会へ
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