安倍自公政権は、19日、安保法制――戦争法の採決を強行しました。 私たちは、空前の規模で広がった国民の運動と、6割を超す「今国会での成立に反対」という国民の世論に背いて、憲法違反の戦争法を強行した安倍自公政権に対して、満身の怒りを込めて抗議します。 同時に、たたかいを通じて希望も見えてきました。戦争法案の廃案を求めて、国民一人ひとりが、主権者として自覚的・自発的に声をあげ、立ち上がるという、戦後かつてない新しい国民運動が広がっていること、そのなかでとりわけ若者たちが素晴らしい役割を発揮していることは、日本の未来にとっての大きな希望です。 国民の声、国民の運動にこたえて、野党が結束して、法案成立阻止のためにたたかったことも、大きな意義をもつものと考えます。 このたたかいは、政府・与党の強行採決によって止まるものでは決してありません。政権党のこの横暴は、平和と民主主義を希求する国民のたたかいの
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「憲法違反、憲法違反、憲法違反、憲法違反、憲法違反!!!」。突然、国会周辺で連呼され始めた怒りを帯びた掛け声。19日未明、午前2時すぎ。安保法制が参議院で可決されたのだ。前日の朝9時から2時間おきに国会周辺で集会を行ってきた「戦争させない・9条壊すな!総がかり行動」の呼びかけで集まった人々は、日付けが変った参院での可決のその時まで抗議行動を続けていた。18日夕方から学生団体「SEALDs(シールズ)」の呼びかけで集まったも国会前に終結、18日夜9時の時点で、約4万人の人々が国会前に集まっていた。 安保法制が成立することになり、意気消沈したかと思いきや、総がかり行動の菱山南帆子さんらは「違憲の戦争法案は無効」と安倍政権の追及を緩めないことを確認。同じく総がかり行動の高田健さんも「沖縄の人々にならい、決して諦めず粘り強くやっていこう」と訴えた。やはり、夜通しで抗議行動を続けていたSEALDsの
初めて街頭でマイクを握ったママがいた。高校生は制服姿でデモに加わった。安全保障関連法案をめぐり、多くの市民が声をあげた「2015年安保」の4カ月。人々は、政治のあり方を問い続けた。 18日夕、国会前の抗議の人波のなかに上智大1年の中川えりなさん(19)がいた。学生団体「SEALDs(シールズ)」のデモに参加し始めたのは6月。毎日、複数の新聞を読むようになり、初めて国会の傍聴もした。 選挙権はない。「日本の若者は政治に関心がないと言われ続けてきたけど、デモという形で政治参加ができる」。この日、国会前からSNSに投稿した。これからも、「みんなでやろうよ」と呼びかけたい。 市民に反対の声が高まった転機は、5月の閣議決定から3週間後、6月4日の衆院憲法審査会だった。「私は憲法違反であると考えています」。憲法学者がそろって安保法案の違憲性を指摘した。その一人、小林節・慶応大名誉教授はいま、「政府が狼
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