安倍晋三首相の顔が描かれた横断幕を手に、日印原子力協定への反対を訴える住民ら=インド中部・ナーグプルで昨年12月12日(現地の反核団体「核廃絶と平和のための連合」提供) 安倍晋三首相は就任以来、海外での原発セールスに積極的だ。昨年12月にはインドでモディ首相と会談、原子力協定を締結することで合意し、原発輸出に道を開いた。安倍首相は成果を強調するのだが、インドは核拡散防止条約(NPT)に加盟していない。日本は唯一の被爆国であり、核兵器廃絶が国是であることをお忘れなのだろうか。【小林祥晃】 この記事は有料記事です。 残り2617文字(全文2778文字)
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