静岡流通の肉から放射性物質 7月11日 20時30分 福島県南相馬市の牧場から出荷された肉牛11頭から国の暫定基準値を超える放射性セシウムが検出された問題で、この牧場で飼育され、静岡県内に流通した別の牛の肉の一部からも国の暫定基準値を超える放射性セシウムが検出されました。また、店頭で販売されるなど、すでに消費された肉もあるということです。 この問題は、福島県南相馬市の牧場で飼育され、東京都の食肉処理場に搬入された11頭の牛から国の暫定基準値を超える放射性セシウムが検出されたものです。静岡市などによりますと、この牧場で飼育された別の牛1頭の肩ロース2本分、合わせて27キロ余りを先月10日、静岡市の食肉加工業者が仕入れていたということです。このうちの1本、13キロ余りについては静岡市内の飲食店に販売されていて、静岡市が、冷凍保存されていた肉を検査したところ、国の暫定基準値を4倍近く上回る1キロ