経済思想史(けいざいしそうし、英: history of economic thought)は、思想史の一種である。経済思想、すなわち経済現象をとらえる基盤となる思想や、その歴史を研究する学問分野を指す。 概要[編集] 日本においては経済学史(history of economics)の名も使われる。経済思想は重視する価値によって重商主義・重農主義などに顕現されており、哲学・倫理学(古典派以降の経済学は、倫理学から分化したとされる)との隣接分野となっている。 主要な経済思想[編集] 以下は経済思想史で取り上げられる主なトピックをほぼ年代順に並べたもの。詳しくは、それぞれの項目を参照。 古典派以前の西欧 スコラ学 サラマンカ学派の経済論 重商主義 重金主義 グレシャムの法則 貿易差額主義 コルベルティスム(コルベール主義) 政治算術(政治的解剖) カメラリスト(ドイツ官房学派)の思想 重農主