「僕、お金を人に死ぬほど使いますね。友達とか、お世話になってる人とかへのプレゼント。誕生日が分からないんで、クリスマスとお年玉も兼ねて、お歳暮も兼ねてなんですけど。友達とか、お世話になってる方へのお礼の気持ち」――。 これは、お正月特番『中居のかけ算』(2012年1月フジテレビ)の中でSMAPのリーダー、中居正広さんが放った言葉です。 この言葉を聞いた瞬間、私はある賢人の言葉・メッセージを思い出していました。その言葉とは「経営の神様」と呼ばれ、戦後の日本を代表するトップリーダーの一人であった故・松下幸之助氏による以下のようなメッセージです。 【縁あって】 おたがいに縁あって この世に生まれてきた。 そして、縁あって いろいろな人とつながりをもっている。 縁あって――何だか古めかしいことばのようだけれど、そこにはまた一つの深い味わいがひそんでいるように思える。 人と人とのつながりというものは
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