DRBDとは DRBD(Distributed Replicated Block Device)は、ネットワークを通じてストレージ(ブロックデバイス)をリアルタイムに複製するソフトウェアです。この複製をレプリケーションといいまして、DRBDには3つのモードがあります。デフォルト設定では、同期レプリケーションを行います。同期は、ファイル単位ではなくブロックデバイス単位で必要最小限のデータのみ同期しますから効率が良いです。DRBDインストール後に、/etc/drbd.d/global_common.confを確認すると同期方法を確認できます。 プロトコルA:非同期レプリケーション プロトコルB:メモリ同期(準同期)レプリケーション プロトコルC:同期レプリケーション 今回は、Amazon Linux上にDRBDを構築して動作確認をしてみたいと思います。 セットアップ前の準備 まず、プライマリと