悪くない世界と悪くない人生 ちと古いですが、すごく、琴線に触れるBLOGエントリを見つけたので。 やられたと思うほど、本質を見事に纏めてあった。 断片部:オーウェル的になる方法 ジョージオーウェルの言う「ディーセント decent」とは何だべや?というお話。 そこを貫く一本の線が存在する。それは"decent"という形容詞である。「礼儀正しい、ちゃんとした、まともな、上品な、見苦しくない、まあまあの、悪くない」といった意味だが、彼の評論にはこの形容詞がしばしば使われる。ここに「オーウェル的な」、という言葉のもう一つの意味があると思う。 ああ、なるほどね。と、思った。Decent か。Good でも Justice でもなく、もっとささやかで個人的だが、Preference よりも一般的な何か。 そしてTezさんは、オーウェルの価値観を続けてこう書く。 ・ 労働者を劣悪な条件で働かせる