山梨を代表する郷土料理で、本来ならみそ味ベースの汁を使用する「ほうとう」。このほうとうに塩麹や豆乳ベースありという、さまざまな味が楽しめる食のイベント「AKBほうとう8」が今月初め、富士河口湖町の河口湖畔・大池公園で開かれた。どこか聞き覚えがあるタイトルだが、「AKB」は「あなた(A)と、河口湖(K)で、B級グルメ」を略し、オリジナルほうとう8店が出店したことから「フォーティーエイト」ならず「ほうとう8」となった。 味は「とんこつ塩麹」「酒麹開運」「モダン」「焼きほうとう」「塩」「富士の淡雪」「富士甘口粉」「東北せんべい」の8種類。「淡雪」は汁に豆乳、みそ、チーズを混ぜ、「東北」はみちのくの「南部せんべい」が麺の代わり。「富士甘口粉」はきなこと黒蜜をかけて食べる和風スイーツ。「モダン」はモダン焼きの中身がほうとう。いずれも県内の飲食店がアレンジしたもので、食べると「なるほど」といえる仕上が