1.1 「めあて」の意味 学期の始めや新年になったときなど、必ずと言っていいぐらい行われるのが、「○○のめあて」を<作る>ことです。 学習のめあてや、活動(委員会、朝運動など)のめあて、生活のめあて等々、その目指すところは様々ですが、なぜ「めあて」を<作る>のか、改めて考えたくなるものに時々お目にかかります。本来の「めあて」の意味を振り返ってみれば、それは、到達目標であり、学期なり年度なりを終えたときに目標を達成できたかどうかが評価できなくてはいけません。 到達度を数値(%)で出す場合もあります。 子どもたちの「めあて」を見ると、「がんばる」という言葉が頻繁に出てきます。 「がんばる」とは、自分の持てる力の上限すれすれ、あるいは、それを少し超えたところで力を出す、ということです。だから、「がんばる」のはたいへんなことなのです。「がんばり続ける」のは、もっとたいへんです。 「がんばる」ことが
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