日本ネットワークセキュリティ協会 PKI相互運用WG・電子署名WGの共催で2014年6月2日に行われたBitcoin勉強会の資料を公開用に手直ししたものです。長い事、電子署名を専門にしており、そのような観点でビットコインのデータや署名、ハッシュについて解説させていただきました。
![Bitcoinを技術的に理解する](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/7c75a4da68c09bcf63087bdfb12bf716ff96eca6/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fcdn.slidesharecdn.com%2Fss_thumbnails%2F20140602bitcoin1201406031222-140624040511-phpapp01-thumbnail.jpg%3Fwidth%3D640%26height%3D640%26fit%3Dbounds)
ID ベース暗号に関する調査報告書 平成 21 年 3 月 CRYPTREC ID ベース暗号調査 WG IDベース暗号調査WG委員構成 主査: 高木 剛 公立はこだて未来大学 委員: 伊豆 哲也 株式会社富士通研究所 委員: 岡本 健 国立大学法人筑波技術大学 委員: 小林 鉄太郎 日本電信電話株式会社 委員: 境 隆一 大阪電気通信大学 委員: 高島 克幸 三菱電機株式会社 委員: 田中 秀磨 独立行政法人情報通信研究機構 委員: 花岡 悟一郎 独立行政法人産業技術総合研究所 1 ID / 1 1.1 ID . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 1 1.1.1 ID . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
解 説 論 文 51Fundamentals Review Vol.1 No.1 1.はじめに ̶ ペアリング登場の背景̶ 本稿でいうペアリングとは,2入力1出力関数であって,各 入力に対して線形性が成り立つ,いわゆる双線形関数である. 具体的なペアリングとしては,入力がだ円曲線上あるいは超 だ円曲線上の2点で,出力はある有限体の元であるものが提 案されている. ペアリングと暗号の出会いは,1993年のだ円曲線上の離散 対数問題解法が最初である(1) .これは,いわば暗号の解読に 用いられたものである.暗号設計については,2000年にJoux によってDiffie-Hellman公開鍵配送方式が三者に拡張され(2) , 境・大岸・笠原によって,IDに基づく暗号に適用された(3) . その後,ペアリングを用いた暗号の研究は増えており,特 にペアリングをブラックボックスとして
ペアリングの定義 Pairing 2010のSilvermanの講演で, 暗号の本に載ってるのと違った, より抽象的な定義の説明があったので多少補足説明してみます. 群, 環, 準同型定理ぐらいまではかじったことあるのを前提にします. 内容予定 基底 素朴なペアリング 準同型写像の集合 kernelとimage HomからHomへの写像 完全系列 Homの左完全性 Ext Extの完全列 Abel多様体 Weilペアリング Pic0 Rを可換環, MをR加群とします. 可換環は四則演算のうち割り算を考えない集合です. Z/mZとか行列の集合とかそんなのです. R加群はそれ自体がアーベル群で, Rと掛け算ができるものと思ってよいです. r∈R, m1, m2∈Mがあったらrm1∈Mで, r(m1 + m2) = rm1 + rm2 が成り立ってたりします. まあ普通成り立ってて欲しいと
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く