ブックマーク / toyokeizai.net (93)

  • 「アップルのAI戦略」が競合とあまりに違う事情

    iPhoneiPadMacなどのアップル製品に知性を与え、使う人の状況やニーズをより深く理解してアシストしてくれる新技術Apple Intelligence」が発表された。アメリカではこの秋から最新基ソフト(OS)に搭載され、日などでは来年以降に搭載される。 アップルらしい設計思想 日ではChatGPTとの連携ばかりが大きく報じられているが、実はこの連携は枝葉に過ぎない。「Apple Intelligence」で最も重要なポイントは、アップルが、AI統合型のOSとは来どうあるべきかを一から考えデザインしたことだ。 AI統合型OSは、アップルより先にすでに数社から発表されている。よくIT業界はスピードが重要だと言われる。しかし、そんな中でアップルはつねに真逆のアプローチを取ってきた。急がば回れの真摯かつ丁寧なものづくりだ。 その結果、優れた使い勝手と信頼性が評価され、スマートフ

    「アップルのAI戦略」が競合とあまりに違う事情
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    yug1224 2024/06/15
  • 翻訳でも生成AI台頭?「DeepL」が見いだす勝ち筋

    ChatGPTを手がけるアメリカのオープンAIが5月13日(現地時間)に生配信で発表した、最新AIモデル「GPT-4o」。次々に披露された最新機能の中でも、英語で話した内容をリアルタイムでイタリア語に翻訳するデモンストレーションは大きな話題を呼んだ。 AI技術によって言語の壁がますます低くなっている今、企業から多くの支持を集める翻訳ツールがある。DeepLだ。 現在は32言語、700の組み合わせでの翻訳に対応しており、独自のアルゴリズムで作られた翻訳精度の高さから、日国内でも広く使われている。 海外支社とのやりとりなどで多く活用 ドイツ社を置くDeepLは、2016年から機械翻訳システムの開発に着手し、2017年8月にDeepL翻訳をリリースした。今では翻訳テキストの文字数に上限がある無料版から、セキュリティ対策を施した有料版、文章作成サポートツール、機械翻訳をプロダクトなどに直接組

    翻訳でも生成AI台頭?「DeepL」が見いだす勝ち筋
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    yug1224 2024/05/26
  • 「目標達成できる人」がChatGPTでしていること

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    「目標達成できる人」がChatGPTでしていること
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    yug1224 2024/05/05
  • OpenAI日本法人に「AWSジャパン前社長」が移籍

    クラウド王から生成AIの寵児へ、華麗なる転身だ。 クラウドインフラで世界最大手のアマゾン・ウェブ・サービス(AWS)の日法人で12年にわたり社長を務めた長崎忠雄氏が、OpenAIが新たに開設した日法人に移籍したことが東洋経済の取材でわかった。 生成AIの火付け役となった「チャットGPT」の開発会社であるOpenAI。4月15日にアジア初の拠点として、東京オフィスを開設する。日での採用や法人セールス、カスタマーサポートなどを担うほか、AI活用をめぐる制度整備に向けた議論にも積極的に参加する方針だ。 長崎氏は3月12日付で、「OpenAI Japan合同会社」の職務執行者(合同会社の代表社員が法人の場合に選任が必要な、現実に職務を執行する者)に就任した。前職のAWSの日法人でも職務執行者を務めており、業界関係者からは「実質的な社長の役割を務めるのでは」との声が上がる。 国内でのクラウド

    OpenAI日本法人に「AWSジャパン前社長」が移籍
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    yug1224 2024/04/04
  • 「システム大移動」遅れ続出、自治体の本音と悲鳴

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    yug1224 2024/04/04
  • 1割が白旗、「自治体システム大移動」で広がる混乱

    「移行に対応する能力がない地場ベンダーが撤退する一方、全国一斉の作業に国の制度変更への対応も重なり、大手であっても人手が足りない。既存顧客を引き受けるだけで精いっぱいだ」 全国1788自治体の3.5万近くに上る既存システムを、2025年度までに一斉に作り替える――。「令和のシステム大移動」とでも呼ぶべき、政府主導の巨大プロジェクトが国民生活の裏側で始まっている。 これまで自治体が個別に構築してきた住民記録や戸籍情報などに関する20の基幹業務システムを、政府が示した共通の仕様書(基準)に合う形で作り直す「システム標準化」を行い、政府が整備する「ガバメントクラウド」上で稼働させる。自治体のシステム運用の効率化を図る狙いで、政府はすでに7000億円規模の予算を投入して事業を推進している。 しかし、その作業は当初の想定以上に難航している情勢だ。政府は昨秋、移行が極めて難しい一部自治体については20

    1割が白旗、「自治体システム大移動」で広がる混乱
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    yug1224 2024/04/02
  • 日本の「ホワイトハッカー」育成に不可欠な視点

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    yug1224 2024/04/01
  • LINEヤフー、総務省も呆れ果てた「変わらぬ体質」

    「行政指導でここまで踏み込んだ文書は、あまり見たことがない。次こそは許しませんよ、というメッセージだろう」 総務省は3月5日、SNSLINE」や検索サービス「Yahoo! JAPAN」などを運営するLINEヤフーに行政指導を行った。その指導内容を記した文書を見た通信業界関係者は、驚きの声を上げた。 LINEヤフーは2023年9~10月、LINEの利用者や取引先の情報など約51万9000件を外部に漏洩させていた。総務省はこのうち2万件以上が電気通信事業法上の「通信の秘密」の漏洩に当たると判断した。 具体的な指導項目として、LINEヤフーの親会社に50%出資する韓国IT大手、NAVERとのシステムの切り離しや、グループ全体のセキュリティガバナンス体制の強化などを要請。その取り組み方針などを4月1日までにとりまとめたうえで、今後少なくとも1年間は、四半期ごとに総務省に対応状況を報告することを

    LINEヤフー、総務省も呆れ果てた「変わらぬ体質」
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    yug1224 2024/03/15
  • 「伝説のエンジニア」が明かすエヌビディアの死角

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    「伝説のエンジニア」が明かすエヌビディアの死角
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    yug1224 2024/03/04
  • 人工知能が私たちの仕事を奪う経済学的な根拠

    歴史上繰り返し起きた技術的失業 2016年のAIブームの頃から、AIが雇用に与える影響について、盛んに議論がなされてきました。私のように「AI失業」の危機を声高に唱える人がいる一方で、「AI仕事を奪うなんてことはあり得ない」と断言する識者も少なくありません。 しかし歴史を振り返れば、さまざまな技術が人々の仕事を奪ってきた事実が見えてきます。そのため、「AIに限っては私たちの仕事を奪わない」などとは考えにくいでしょう。 技術がもたらす失業を、経済学では「技術的失業」と言います。これは資主義にはつきもので、1800年前後のイギリスで起きた最初の産業革命において、すでに目立った技術的失業が生じています。 その頃、「織機(しょっき:自動で布を織る機械)が普及し、それによってそれまで手で布を織っていた職人である「手織工」が失業しました。そして、怒りを覚えた手織工たちが、機械を打ち壊す抗議運動をし

    人工知能が私たちの仕事を奪う経済学的な根拠
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    yug1224 2024/02/06
  • 「ハイブリッド車」やけに復活している2つの理由

    テスラをはじめとする電気自動車(EV)が、先進のテクノロジーとガソリンを使わない未来への期待で自動車購入者を魅了する中、ハイブリッド車は過去のものになったと思われ始めていた。ハイブリッド車の旗手であるトヨタ「プリウス」の販売台数は、過去10年間で85%も減った。 ところが今では、EV販売の伸び悩みからゼネラルモーターズ(GM)やフォード・モーター、フォルクスワーゲンはEVで掲げた野心的な目標を下方修正するようになっている。 EVでなくハイブリッドが支持される理由 そうした中でも、ハイブリッド車の販売は堅調で、EVが2023年に直面した厳しい現実が今も続いていることが明白になってきた。アメリカ人の多くは電動化を大いに歓迎しているが、完全に電動化されたEV(フルEV)を受け入れる準備はまだ整っていない、という現実だ。 調査会社コックス・オートモーティブで産業分析の責任者を務めるステファニー・バ

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    yug1224 2024/01/27
  • 日本は11万人不足「セキュリティ人材」確保の難題

    400万人ーー。世界のサイバーセキュリティ人材はこれだけ不足しているという。 この試算を出したのは、サイバーセキュリティに関する資格認定などを専門とするアメリカのNPO団体、ISC2(International Information Systems Security Certification Consortium、国際情報システムセキュリティ認証コンソーシアム)だ。 毎年独自に人材調査を行っており、最新となる2023年版は、北米、ヨーロッパ、アジア、ラテンアメリカ、中東、アフリカに居住する1万4865人のサイバーセキュリティ実務者を対象にオンライン調査を実施した(日の回答者は936人)。 今回の400万人という需給ギャップは、ISC2の試算としては過去最大の規模だ。 人材需給ギャップの増加率が最も高い日も約48万1000人と前年から23.8%人材が増加した一方、需要は59万1

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    yug1224 2024/01/23
  • 「頭がいい人」の頭の中を再現! ChatGPT活用法

    ChatGPTはいまだに、単なる作業代替ツールと捉えられがちだ。 しかし、これはChatGPTの真の能力を過小評価している。ChatGPTの最大のメリットは、実は「認知限界の拡張」にある。 ChatGPT質は「認知拡張」にある 読者の中には、脳の「ワーキングメモリ」という概念をご存じの方もいるだろう。ワーキングメモリは、新しい情報を一時的に保持し、処理する脳の能力を指す。 心理学者のジョージ・A・ミラーは、彼の著名な論文「魔法の数字7±2」で、人間が一度に処理できる情報の単位(チャンク)の数は約7つと提唱した。これがワーキングメモリの容量の限界を示すものとされている。 認知心理学の研究によれば、この限界を超えると、情報の処理と保持が困難になり、思考や判断の効率が低下する。 複雑な問題の解決や難しい意思決定をする際には、多くの要素を考慮しなければならない。しかし、情報過多になると思考が停

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    yug1224 2024/01/18
  • 生成AIで「ググる」が終焉し「コパる」へ移行の必然

    2024年は「生成AIの利用」がビジネスの中心テーマになりそうです。このトレンドの中心に位置するオープンAIは「GPTストア」の運用を開始しました。すでにオープンAIChatGPTを自由にカスタマイズできる機能を提供していて、さまざまな分野に無数の独自AIが出現しています。 このことが意味するのは、まるでスマホのアプリをダウンロードするように専門のAIをダウンロードできる日がもうすぐやって来るということです。株の投資先を探すAI、論文を探すAI、報告書の下書きに使うAIといった具合に、それを得意とするAIが選べるようになるのです。 2024年の生成AI利用という視点で、もう1つ重要な変化が、同じオープンAIが提供する企業向けChatGPTです。「ChatGPTエンタープライズ」は2023年8月に発表され、アメリカでは260社が契約、15万人の従業員がこのサービスを利用しています。 Cha

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    yug1224 2024/01/18
  • 40代で東大合格つかんだ人気声優の驚く「記憶術」

    多くの作品で活躍する声優として多忙な毎日を送りながら、46歳のときに独学で東京大学文科一類に合格を果たした佐々木望氏。仕事と勉強の過酷な両立のなかで成功をつかみ取った秘訣は「ワクワクした気持ち」の持続にあるといいます。そんな佐々木氏が、つまずきがちな受験勉強を乗り越えるために実践した、「網羅的な学習法」と「瞬発的な裏技」の組み合わせによる実践的な記憶術を紹介します。 「いつかは覚えられる」と気楽に淡々と 勉強して新しい知識や考え方を頭に入れたつもりでも、翌日になると「あれ、なんだったっけ」となることがありませんか? と問いかけてみましたが、私のことです。覚えたつもりでも、しょっちゅう忘れます。 われながら残念な記憶力ではありますが、そうは言っても、勉強での記憶力はその人の能力や年齢とは関係のないフェーズの話だと考えています。 だって、能力でも年齢でもほかの要素でも、「私は○○だから覚えられ

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    yug1224 2024/01/02
  • スタートアップ「VCファンド満期問題」と出口戦略

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    yug1224 2023/12/27
  • 関係者たちが語る「あの日OpenAIで起きたこと」

    11月17日の正午ごろ、OpenAICEOであるサム・アルトマンはラスベガスの高級ホテルからビデオ通話にログインした。彼は、リアーナやカイリー・ミノーグを含む31万5000人の来場者を集めた初開催のF1レースのためにラスベガスを訪れていた。 OpenAIのチャットボット「ChatGPT」の成功によってハイテク業界にとどまらないスターダムに上り詰めたアルトマンは、その日、同社のチーフ・サイエンティスト、イリヤ・サツキバーとのミーティングを控えていた。しかし通話が始まると、アルトマンはサツキバーが1人ではなく、事実上OpenAIの3人の社外理事に囲まれているのを見た。 即座に、アルトマンは何かがおかしいと感じた。 クビ直後に即座に「方針転換」 アルトマンは知らなかったが、サツキバーと3人の理事は、何カ月も彼の背後でひそひそ話をしていたのだ。彼らは、アルトマンは不誠実であり、AIレースを牽引す

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    yug1224 2023/12/18
  • 一流の技術者ほど「マルチタスク」しない納得理由

    多くの人が体験する過剰な「マルチタスク」 現代のビジネスシーンでありがちな脳の酷使、マルチタスク環境について少し考えてみたい。 1日の中であれもこれもと種類の違う仕事がふりかかってきて、さらに打ち合わせや会議や電話応対など、差し込み仕事がどんどん入ってきて、同時並行でタスクをこなさないといけない場面を多くの人が経験しているはずだ。 私自身はマルチタスクがとても苦手だ。マイクロソフトでは、「電話番」と呼ばれるマルチタスク業務が尋常でない期間がある。 普段はソフトウェアの開発に集中できるが、数週間に1週程度、お客さんから上がってくるインシデント(システムの問題や障害レポート)にのみ対応する期間があって、そうなると、複数のインシデントに対応しなければならず、いろいろな人から連絡が入り、開発側からのリリースもやらないといけなかったり等、マルチタスクが一気に押し寄せる。 そんな環境を乗り切るヒントを

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    yug1224 2023/11/24
  • 3日間で怒濤の展開「OpenAIクーデター」の顛末

    テクノロジー業界でこの1年、最も注目された企業であるOpenAIのトップ解任劇は、この週末の間に怒濤の展開をみせ、月曜日を迎える直前にひとつの結論を迎えた。 11月17日の金曜日、OpenAIの取締役会がサム・アルトマンCEOを解任したという驚きのニュースが明るみになると、次から次に新たな事実、動きが明らかになり、さながらサスペンスドラマのような展開を見せた。 そしてアメリカ太平洋時間の11月20日夜、マイクロソフトのサティア・ナデラCEOは自身のX(旧ツイッター)上で、同社がアルトマンを雇用し、従来のAI部門とは別に、先進的なAIを研究開発するチームを設立すると明らかにした。 周知の通り、マイクロソフトはOpenAI最大の支援者だ。100億ドルを超える資金を提供し、OpenAIが開発する最新のソースコードにアクセスする権利を保有している。 特殊な組織構造が生んだ解任劇 この数日間で、マイ

    3日間で怒濤の展開「OpenAIクーデター」の顛末
    yug1224
    yug1224 2023/11/22
  • 上場6年目ベンチャー「第2の創業者」育成へ奇策

    ネット印刷の仲介サービス「ラクスル」を運営するラクスル。2018年に株式上場し、順調に規模拡大を続けてきた。しかし株価は冴えず、今年8月には社長交代を実施。創業者からバトンタッチした新社長は金融分野の経験が長く、M&Aによる成長を目指す。そして「第2の創業者」となるべく、ハイリスクハイリターンな異例の報酬体系が設けられた。 上場6年目のベンチャーが、創業来の転機を迎えている。ネット印刷の仲介サービス「ラクスル」を運営するラクスル。伝統的な印刷業界の仕組みを効率化すべく、2009年の会社設立から事業展開を進めてきた。 売上高は上場時の2018年7月期の111億円から、今2024年7月期は500億円水準まで拡大。営業利益も9300万円の黒字から、今期は営業益20.8億~22.8億円を見込むなど、順調に事業拡大を続けてきた。まさにベンチャーから、中堅企業へ変貌を遂げたと言える。 ところが株価は冴

    上場6年目ベンチャー「第2の創業者」育成へ奇策
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    yug1224 2023/11/20