Agile Advent Calendar 2024・めぐろLT Advent Calendar 2024 2日目の記事です。 複雑なドメインや曖昧な要件など、多くのリスクが存在しているSaaS開発において、変化に柔軟に対応しプロダクトの価値を高め続けられるよう、手戻りを減らすためのリファインメントの型化を実施しました。この経験を通じて得た知見をご紹介します。 サクッと読みたい方はこちらのスライドもどうぞ。 背景 2022年に、新たなSaaSを作るプロジェクトが始まりました。しかしながら、当時は本当にお客様にとって価値が提供できるのか、仮説が正しいか確証が持てていない状態でした。そのため、先行導入頂いたお客様にフィードバックを得ながら、共同で仮説検証を進めることになりました。 アジャイルに開発を進めていくためにスクラムチームを構築し、要求の変化に機敏に対応し、持続的に発展可能な体制を構築し
