なんか、はてな界隈で天才論が流行ってるので、ちょっと乗ってみる。 天才とか才能っていうのは、個人的には好きなことばじゃないんだけど、そんなにコンプレックスを抱いたり、脅威や畏敬の念を感じなきゃならないもんなのかな、ってのを昔から思ってる。 社会的なスケールで見た場合、天才はパラダイム破壊のリスク因子だから全員殺しとけっていうのはわかる。でも個人スケールでみたら、単にカタログスペックが高い人間ってだけじゃないのかなと思う。 そもそも記憶力がよいとか、計算ができるとか、一昔前の天才の条件なんて、インターネットとか電卓でいくらでも代替できるわけで。サヴァンな人の超視覚記憶とかだって、頭にビデオカメラつけりゃ代替できるっしょ。20世紀になって意思決定や、発想、芸術面みたいな数値化できない本当に一部の抽象的能力以外は順調に価値が下落してると思う。それすら価値の下落は時間の問題。 そして抽象的な知的能