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ブックマーク / movie.maeda-y.com (18)

  • 超映画批評「アメリカン・スナイパー」100点(100点満点中)

    アメリカン・スナイパー」100点(100点満点中) 監督:クリント・イーストウッド 出演:ブラッドリー・クーパー シエナ・ミラー 神からの警告 アメリカでこの映画のことを好戦的とか、ヒロイズムを強調しすぎだとか、アメリカ万歳イズムだなどといって批判する人たちがいると聞いて、私は仰天した。いったいどこをどう解釈すれば、そんな真逆の受け取り方をするのだろう。 頑健な肉体と精神、たぐいまれな能力に恵まれたクリス(ブラッドリー・クーパー)は、強者に生まれた責任感と愛郷心から海軍に志願する。やがて特殊部隊ネイビー・シールズ最強の狙撃手となった彼は、イラク戦争の最前線で目覚ましい活躍を見せる。だが、同時にテロリストにとって高額の賞金首となるのだった。 オバマ大統領夫人まで巻き込んだ大議論となっている「アメリカン・スナイパー」をめぐる騒動だが、それも納得のすさまじい完成度である。私に言わせればこの映画

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    yuiseki 2019/03/23
  • 超映画批評『ライフ・アクアティック』30点(100点満点中)

    『ライフ・アクアティック』30点(100点満点中) よほどマニアックなファン以外にはすすめられない アメリカ新世代監督のホープといわれるウェス・アンダーソン監督(「ザ・ロイヤル・テネンバウムズ」ほか)最新作。 主人公はやや落ち目の映画監督(ビル・マーレイ)で、海洋ドキュメンタリーを専門としている。ところが今回の撮影中、相棒が“ジャガーザメ”なる謎のサメにわれてしまった。彼は敵討ちのため、新作ドキュメンタリーの製作も兼ねてジャガーザメを探そうと決意、いつものメンバーを召集し、海へ出た。 大海原を舞台に、クルーたちと主人公の交流を描いたコメディだ。主人公は家族を省みず趣味ばかりやっているダメ男(別のいい方をすれば少年の心を持ったオヤジ)で、仕事仲間であるにも見放されている。しかし、そんな彼の周りにはさまざまな人間が集まってくる。かつての恋人が生んだ息子となのる若者、昔から主人公に心酔してい

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    yuiseki 2018/06/03
  • 超映画批評「シン・ゴジラ」90点(100点満点中)

    「シン・ゴジラ」90点(100点満点中) 監督:樋口真嗣 出演:長谷川博己 竹野内豊 ハリウッド版をすら凌駕する、これぞ2016年の日にふさわしい新ゴジラ 私は「シン・ゴジラ」が完成した直後、その事をある制作スタッフから聞いた。やがて試写予定についても別会社のスタッフから知らされていた。だが結局、公開までに通常の大々的なマスコミ向け試写会は行われなかった。 あの庵野秀明総監督の事だから、完成といいつつポスプロの沼に嵌ったか、あるいは初号試写を見た宣伝チームが急きょ事前に我々に見せることをやめる判断をしたのか。いずれにしても映画ライターの間ではこういう場合、ろくな結果にならないとの経験則がある。 しかも、たまたま見に行った都心の映画館の入りがきわめて悪かった(上映10分前の段階でなんと私一人)事もあり、不安は増大する一方だったが、なかなかどうして、「シン・ゴジラ」は期待をはるかに上回る大傑

    超映画批評「シン・ゴジラ」90点(100点満点中)
  • 超映画批評「葛城事件」75点(100点満点中)

    「葛城事件」75点(100点満点中) 監督:赤堀雅秋 出演:三浦友和 南果歩 フロリダ州銃乱射事件は異様なる偶然 無差別殺人事件は、いつどこででも起きる──。そんな警鐘をならした映画「葛城事件」の公開に合わせるかのように、フロリダ州オーランドで全米史上最悪の銃乱射事件がおきた。こういう恐ろしい偶然が起きた映画は、何はともあれ見ておいた方がよい。 金物屋を営む葛城清(三浦友和)は、と二人の息子に恵まれがむしゃらに働いてきた。マイホームも建て、理想の家族を得たように見えたが、じっさいは傲慢かつ暴力的に支配しようとする彼自身の問題もあって家族はばらばらであった。出来のいい長男の保(新井浩文)は会社をリストラされ、弟の稔(若葉竜也)は引きこもるばかり。やがて、そんな一家のバランスが崩壊する日がやってくる。 赤堀雅秋監督が主宰する劇団「THE SHAMPOO HAT」の同名劇を映画化したもの。演劇

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    yuiseki 2016/07/17
    渋い映画でした
  • 超映画批評『ホテル・ルワンダ』95点(100点満点中)

    『ホテル・ルワンダ』95点(100点満点中) スリリングなサバイバルドラマ 『ホテル・ルワンダ』は、奇妙な経緯をたどった映画作品だ。もともと作品の評価は高かったが、オスカーレースに絡んだため買い付け価格が上昇、日における人気スターなど皆無の地味な社会派作品だったため、採算が取れないと判断され、日公開はこれまで実現しなかった。 ところが、インターネットを中心にした公開嘆願の署名運動が行われ、ようやく公開が決まったというわけである。署名規模は数千名と、絶対数自体は少ないものだが、観てもいない映画の公開を求める人がそれだけいるというのは、ある意味すごい事である。そして、この作品が、その人たちの期待を裏切ることは、まずないだろう。良い映画である。 1994年、アフリカのルワンダ。主人公のポール(ドン・チードル)は、この国でもトップクラスのホテルの支配人だ。彼は、や子供たちを愛する心やさしい家

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    yuiseki 2015/09/22
  • 超映画批評「進撃の巨人 ATTACK ON TITAN」40点(100点満点中)

    「進撃の巨人 ATTACK ON TITAN」40点(100点満点中) 監督:樋口真嗣 原作:諫山創 出演:三浦春馬 長谷川博己 水原希子 映像面の優位を活かせぬもどかしさ 「進撃の巨人 ATTACK ON TITAN」は、マンガをそのまま実写にするといろいろとリアルじゃなくなるから、そうならないよう時には大胆に変えていこう、とのコンセプトで作られたそうである。 なるほど、原作者自身も関わって脚づくりなどを行った理由としては、それは大いに理解できる。そういうことなら大幅な改変もやむを得まい。 100年以上前、あらわれた巨人に人々はわれ、滅びかけたという。いまや、残った人類は高い3重の壁の中でひそかに暮らしている。それでも外の世界が気になる冒険心あふれるエレン(三浦春馬)を、優しいミカサ(水原希子)はいささかの心配を持って見守るのだった。そんなとき、衝撃とともに壁の向こうに何かが現れる。

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    yuiseki 2015/07/31
  • 超映画批評「アメリカン・スナイパー」100点(100点満点中)

    アメリカン・スナイパー」100点(100点満点中) 監督:クリント・イーストウッド 出演:ブラッドリー・クーパー シエナ・ミラー 神からの警告 アメリカでこの映画のことを好戦的とか、ヒロイズムを強調しすぎだとか、アメリカ万歳イズムだなどといって批判する人たちがいると聞いて、私は仰天した。いったいどこをどう解釈すれば、そんな真逆の受け取り方をするのだろう。 頑健な肉体と精神、たぐいまれな能力に恵まれたクリス(ブラッドリー・クーパー)は、強者に生まれた責任感と愛郷心から海軍に志願する。やがて特殊部隊ネイビー・シールズ最強の狙撃手となった彼は、イラク戦争の最前線で目覚ましい活躍を見せる。だが、同時にテロリストにとって高額の賞金首となるのだった。 オバマ大統領夫人まで巻き込んだ大議論となっている「アメリカン・スナイパー」をめぐる騒動だが、それも納得のすさまじい完成度である。私に言わせればこの映画

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    yuiseki 2015/02/22
  • 超映画批評「オール・ユー・ニード・イズ・キル」85点(100点満点中)

    「オール・ユー・ニード・イズ・キル」85点(100点満点中) 監督:ダグ・ライマン 出演:トム・クルーズ エミリー・ブラント チャラ男トム・クルーズのゲームブック人生原作の超大作がこの夏は続くわけだが、圧倒的イチオシの「オール・ユー・ニード・イズ・キル」は、原作要素を大幅に改編した大胆さが功を奏した。 近未来、異生物による侵略を受けた人類は、空爆が効果を上げない敵に対し重武装の歩兵で対峙していた。戦況は芳しくなく、民間人へのプロパガンダを受け持っていたウィリアム・ケイジ少佐(トム・クルーズ)まで最前線におくられることになったが、戦闘訓練を受けていないケイジは戦闘開始数分で戦死する。だがその瞬間、彼は出撃前日の朝へとタイムリープしているのだった。 桜坂洋のライトノベルがハリウッドの予算178億円の超大作になるときいて、これはとんでもないジャパニーズ(?)ドリームだと思ったものだが、実際

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    yuiseki 2014/07/04
  • 超映画批評『ミスト』90点(100点満点中)

    『ミスト』90点(100点満点中) THE MIST 2008年5月10日(土)より、有楽町スバル座ほか全国ロードショー 2007年/アメリカ/125分/配給:ブロードメディア・スタジオ スティーブン・キングの原作を変更、凌駕した大傑作 フランク・ダラボン監督とスティーヴン・キング原作のコンビには、「ショーシャンクの空に」「グリーンマイル」という傑作がある。鬼門とさえ言われるほど難しいキング作品の映画化を、ほとんど唯一成功させているのがこの監督なのだ。だから、ファンに人気の中篇『霧』をフランク・ダラボンが手がけたのはある意味必然。そしてその期待に彼は、三たび完璧にこたえた。映画『ミスト』は、必見の衝撃作である。 メイン州の田舎町。荒れ狂った台風が去った翌朝、物資の買出しに地元のスーパーマーケットに集まった住民らを、今度は視界ゼロの霧が襲う。ちょうど買い物に来ていた主人公デヴィッド(トーマス

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    yuiseki 2011/10/10
  • 超映画批評『ルー=ガルー』10点(100点満点中)

    『ルー=ガルー』10点(100点満点中) Loups=Garous 2010年8月28日より新宿バルト9ほか全国ロードショー 2010年/日/カラー/99分/配給:東映 監督:藤咲淳一 脚:後藤みどり、ハラダサヤカ キャラクター原案:箸井地図 キャラクターデザイン・作画監督:石井明治 声の出演:沖佳苗 五十嵐裕美 井上麻里奈 沢城みゆき ≪京極夏彦作品の異色は、いまどきアニメの"フツー"≫ 京極夏彦といえば、百鬼夜行(京極堂)シリーズに代表される、オカルト風味を取り入れた分厚い推理小説で知られる。 NHKの連続ドラマ「ゲゲゲの女房」の大好評でもわかるとおり、このところ日では妖怪ネタが広く受け入れられる土壌が広がっているが、そんな事もあってか京極作品も大人気。「魍魎の匣」や「嗤う伊右衛門」といった作品は映画化されたし、アニメ化されたものもある。 そんな中、「ルー=ガルー 忌避すべき狼」

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    yuiseki 2010/08/23
  • 超映画批評『仏陀再誕』25点(100点満点中)

    『仏陀再誕』25点(100点満点中) 2009年10月17日(土)公開 2009年/日/カラー/114分/配給:東映 原作/大川隆法『仏陀再誕』 監督/石山タカ明 脚/大川宏洋 声の出演:子安武人 小清水亜美 吉野裕行 白石涼子 置鮎龍太郎 悟りにチャレンジ 『仏陀再誕』は、この秋300万人の動員を目標とする、日アニメーション期待の超話題作である。 女子高生、天河小夜子(声:小清水亜美)は、名物記者の金元にあこがれ、ジャーナリストを目指している。ところがその金元が自殺して以来、彼女には霊のようなものが見えるように。一方、ある宗教団体の教祖は奇跡を連発、テレビで大人気となるが……。 子安武人や銀河万丈、三石琴乃といった実力派声優と、業界有数のVFXスタッフをそろえた、まさにジャパンアニメーションの総力を結集した超大作。エル・カンターレことブッダの生まれ変わり、大川隆法(幸福の科学)が製

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    yuiseki 2009/10/17
    クライマックスの大決戦では、金色の絵の具を惜しみなく使ったきらきらな映像で、すさまじい法力戦を見せる。目に焼きつきそうな黄金色がまぶしい。
  • 『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序』

    『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序』60点(100点満点中) Eva: 1.0 You Are (Not) Alone 2007年9月1日、渋谷東急他全国松竹・東急系にてロードショー 2007年/日/98分/配給:クロックワークス、カラー/配給協力・宣伝:日活 端々から感じられる不気味な違和感の正体とは? アメリカで製作の話が進む『新世紀エヴァンゲリオン』実写版に先駆け、オリジナルテレビアニメ版の主要スタッフ・キャストによる"リビルド"3部作が作られることになった。その期待の一作目がこの『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序 EVANGELION:1.0 YOU ARE (NOT) ALONE』。 テレビ版ダイジェストの劇場用Zガンダム3部作がヒットしたため、エヴァンゲリオンで二番煎じをするのかなと、当初私は思っていた。実際普通にみれば、「なんだよ、テレビん時と同じじゃん、見る価値無し」で終わってし

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    yuiseki 2007/09/03
  • 超映画批評『秒速5センチメートル』85点(100点満点中)

    『秒速5センチメートル』85点(100点満点中) 2007年3月3日よりシネマライズにて公開 2007年/日/60分/配給:コミックス・ウェーブ 山崎まさよしの主題歌の歌詞を笑えない人に 『秒速5センチメートル』は、一言で言うとアニメ版『時をかける少女』を気に入った人なら、まず間違いなく満足する映画だ。 内容は、一人の少女を思い続けた男の十数年間を三話構成で綴った連作短編もので、上映時間は60分間。第一話は主人公の貴樹(声:水橋研二)と明里(声:近藤好美)の小学生時代から始まる。 舞台は東京の小学校。転校を繰り返してきた二人は、互いの境遇の類似からやがて特別な思いを寄せ合うようになる。明里が栃木の中学校に入ってからも仲良しのまま文通を続けていたが、1学期の終わりに貴樹の鹿児島への転校が決まる。貴樹は最後に明里に会うため、栃木県の小山の先まで向かうが、彼の乗るJR宇都宮線は記録的な豪雪に見

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    yuiseki 2007/02/25
  • 超映画批評『ブレイブ ストーリー』60点(100点満点中)

    『ブレイブ ストーリー』60点(100点満点中) 悪くはないが、ピクサー作品と同時期公開ではきつい 長編アニメーション映画『ブレイブ ストーリー』には、妙な悲壮感を感じてしまう。この作品の周りには、「とにかくヒットしたい、勝ちたい、負けられない、なんとしても、なんとしても!」という空気が漂っている気がするのだ。思うに制作会社のGONZOやフジテレビの頭の中には、常にディズニー&ピクサーや、ジブリ&日テレビといった、業界の勝ち組たちの姿があったのではないか。 物語は、主人公の少年(声:松たか子)が、離婚のショックで倒れた母を救うため、願いをかなえてくれる女神さまを探すファンタジー。廃ビルの屋上にある扉を開くと、そこはまるで、剣と魔法のRPGの世界。彼はここで、ライバルの謎めいた同級生とすれ違いながら、女神さまを探すのだ。 ドラゴンボールよろしく、一つ一つキーとなるアイテムを集める過程で、彼

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    yuiseki 2006/11/17
  • 超映画批評『サイレントヒル』75点(100点満点中)

    『サイレントヒル』75点(100点満点中) 今夏最高の格ホラームービー コナミのゲームソフト『サイレントヒル』といえば、カプコンの『バイオハザード』と並ぶ、プレステ時代の傑作ホラータイトルだ。しかし、ゲーム的な、ライトなアクションホラーとして映画化された『バイオハザード』とは、映画化のコンセプトが大きく異なる。 ストーリーは、ゲーム版のパート1を元にしている。ゲーム版では父親だった主人公が、母親に変更されている。これにより、テーマが母子愛という、誰の目にもわかりやすい、普遍的なものとなった。この方が、アメリカでの受けはよいだろうし、なにより、演技力を備えた美人女優で知られるラダ・ミッチェルがヒロイン(しかも妙に体の線丸出しな薄着)なら、世界中の男性客が喜ぶ。商業面でも一石二鳥というわけだ。 主人公ローズ(ラダ・ミッチェル)は、情緒不安定な9歳の娘シャロンが口走る「サイレントヒル」という地

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    yuiseki 2006/07/02
  • 超映画批評『ゆれる』80点(100点満点中)

    『ゆれる』80点(100点満点中) 男同士の兄弟の内面を鋭くえぐる、スリリングなドラマ 映画業界にとって、一番の稼ぎ時である夏休みシーズン。内外の大作が居並ぶ中で、地味なドラマ映画ながら、屈指の傑作なのが『ゆれる』だ。まるで、ぽつんと紛れ込んだようなこの作品は、とくに派手な大作映画を敬遠するタイプの方には、真っ先に見てほしい一だ。 女にモテ、カメラマンとしても成功し、東京で派手に暮らす弟(オダギリジョー)。家業のちっぽけなガソリンスタンドを継ぎ、女に縁がなく、老いた父と二人で暮らすさえない兄(香川照之)。この二人が久しぶりの法事に、故郷で再会するところから物語は始まる。 弟は、兄が面倒な実家のもろもろを背負い込んでくれたから、東京で好きなことをやっていられるのだと薄々気づいていながら、何でも許してくれる優しく面倒見のよい兄に、無意識に甘えている状態だ。この日もあろう事か、兄が思いを寄せて

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    yuiseki 2006/07/02
  • 超映画批評『DEATH NOTE デスノート 前編』25点(100点満点中)

    『DEATH NOTE デスノート 前編』25点(100点満点中) 監督が、原作の魅力をイマイチ理解していない?! 大場つぐみ&小畑健による原作漫画『DEATH NOTE』は、週刊少年ジャンプの連載ものとしてはかなり異色の内容だったが、その完成度の高さにより、多大な人気を博した作品だ。私自身にとっても、ここ数年読んだ漫画作品のなかで、ナンバーワンに挙げたいほどの大傑作である。その実写映画化である作は、前後編が撮影され、立て続けに公開(後編は10月)されるという、異例の事態となった。製作費も20億円と堂々たるもので、ファンの間ではいやがうえにも期待が高まっていた。 主人公の学生、夜神月(やがみ らいと、と読む。藤原竜也が演じる)は法曹界を目指していたが、法の限界を知り挫折感を味わっていた。そのとき、偶然拾った黒いノートが彼の運命を変える。それは死神が使うデスノートというもので、名前を書かれ

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    yuiseki 2006/06/12
  • 超映画批評『映画クレヨンしんちゃん 伝説を呼ぶ 踊れ!アミーゴ!』75点(100点満点中)

    映画クレヨンしんちゃん 伝説を呼ぶ 踊れ!アミーゴ!』75点(100点満点中) 怖い! 面白い! 今度はホラーだ ゴールデンウィーク向けの映画が続々公開されているなか、子供向けアニメの命『クレヨンしんちゃん』も新作が登場する。 最近カスカベの街では、妙なうわさが広まっている。ある日突然、隣人が「そっくり人間」に取って代わられ、物はどこかに連れ去られてしまうというのだ。最初は信じなかった子供たちも、家族や幼稚園の先生たちが、急に性格が豹変するのを見ると……。 なんと今回のクレしん映画は、ホラーである。まったくもって異色だが、これがまた当に怖いのだからたまらない。たぶん、小さい子供が見たら泣く。なにしろあのふにゃふにゃした絵柄と世界観の中で恐怖シーンが描かれるのだ。私などは昔、「ドラえもんが、突然血を流して死んだら一番怖い映画になる」などと、くだらん妄想を話し合ったものだが、それが現実

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    yuiseki 2006/04/13
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