Processingが長かったベータの期間を経てついに2.0となりました。サイトも刷新され、新たなステージの予感です。AndriodモードやJavaScriptモードは拡張モジュールとして提供されることになり、残ったのはデバッガや動的なエラーチェッカーが有効となるExperimentalモードだけですが、それで良かったんじゃないでしょうか。他の環境との依存関係が強くなっちゃいますもんね。とりあえず過去のスケッチを動かしてフィーリングを確かめてます。
Processingが長かったベータの期間を経てついに2.0となりました。サイトも刷新され、新たなステージの予感です。AndriodモードやJavaScriptモードは拡張モジュールとして提供されることになり、残ったのはデバッガや動的なエラーチェッカーが有効となるExperimentalモードだけですが、それで良かったんじゃないでしょうか。他の環境との依存関係が強くなっちゃいますもんね。とりあえず過去のスケッチを動かしてフィーリングを確かめてます。
『チューリングの大聖堂: コンピュータの創造とデジタル世界の到来』を読みはじめました。分厚いし、細かい話が多いのでちょっとずつ進める予定。 巻頭の写真を見てるだけで相当時間がかかりました。とくに気になったのが、高速な記憶装置を実現するために作られた高速ワイアドライブのプロトタイプ。1946年バージョンは自転車のホイールをモーターで回して磁気ワイアを走らせデータを記録したもよう。もう少し詳しいことが知りたくて高等研究所のアーカイブまで見に行っちゃいました。右の写真はそこで見つけたビゲローらのレポート(PDF)から引用したものです。こういう資料が利用しやすい形で公開されているから分厚い本が書けるんだろうなあ。 600ページ超の本を持ち歩く余裕はないので、寝床で読むことになるでしょう。寝床では電子書籍が便利なんですけどね(照明がいらないし、布団からちょっとだけ手を出して指一本でめくれるし、調べ物
Google Trendsで、ArduinoとRaspberry Piの検索され具合を比較した結果を貼りました。ご覧のとおり、RasPiは急速に伸びていて、ここ数ヶ月は抜きつ抜かれつの状況。ただし、日本では、Arduinoのほうが倍くらい多いです。 国内でのボードの入手性と、日本語のオープンな資料がまだ少ないことが影響していると想像します。ワタクシ的には、RasPiのオープン性や仕様の変化をもう少し見守りたい気分。OSもUbuntu系はあまり使いたくなかったりしてます。長いものには巻かれるつもりですけどね。 ※追記 上記のGoogle trendsのグラフは、随時更新されているらしく、線の形が少し変わってきました。12/11時点では「抜きつ抜かれつ」していたんですが、数日後に見たら分離してました。
身の回りのものをタッチセンサに変えて遊べるArduino互換ボード Makey Makey を注文しました。デモ動画がサイコーなんです。考案者はDrawdioの人。製造はSparkfun。届くのはまだ少し先でしょうが、楽しみです。Kickstarterのほうはあと2日で締め切りですな。 さきほど、開発者からお知らせメールが届きました。BBCで紹介されたらしいのですが、その記事の要約。こむぎ粘土 Play Doh を使う子供向け電子回路遊びを提唱しているAnnMarie ThomasさんもMakey Makeyがお気に入りのようです。AnnMarieさんのアイデアは、こむぎ粘土に塩または砂糖をまぜて抵抗値の大きく異なる2種類の粘土を作り、それを組み合わせることで、簡単な電子回路を作れるようにするというもの。TED Talkにプレゼンがあがってます(Hands-on science with
エドウィン.H.アームストロングは第一次世界大戦に通信隊の大尉として従軍しました。その時期に開発したのが、スーパーヘテロダイン方式の電波方向探知機。受信機の性能を飛躍的に向上させるスーパーヘテロダイン方式とそれに適した真空管の登場によって、電波の時代は本格化しました。 アームストロングは、超再生回路、周波数変調(FM)の発明者としても知られています。無線通信黎明期の技術開発に多大な貢献をした人物と言えるでしょう。軍事だけでなく、ビジネスにも影響を及ぼす発明だったので、後年、多くの特許紛争を戦うはめになりました。和解を拒んだことで裁判は長期化し、晩年は財政的にも心理的にも傷を負って、ついにはニョーヨークのアパートの13階から飛び降り、命を断ってしまいます。1954年1月のことでした。 その年の6月に、ソニーは最初のトランジスタラジオを開発します。方式はスーパーヘテロダイン。アームストロング亡
今日観た何本かのTED Talkのなかで、一番面白かったのはこれ。 アラン・ド・ボトン 「無神論 2.0」 2.0なんて言って最初は遊んでいるようにも見えたけど、かなり深いハナシでした。いつの時代にも人々が必要としている社会的な機能を伝統的な宗教から取り出して再利用しようという思考実験。神の概念や教義は取り入れずに宗教の有意義な儀式や方法論を活用するのが無神論2.0……とまとめちゃっていいかな。宗教のやり方を多用すれば宗教になってしまうのではないか、という気もするのですが、事の是非はさておき、TEDらしい頭の回転が速まるようなプレゼンだと思いました。
東大で行われたAndroid Bazaar and Conference 2012 Springというイベントを見学しました。全体的に勉強になったのですが、驚いたセッションをひとつあげるとしたら、なんといっても、矢倉大夢さんによるSEAndroidのお話。SEAndroidはSELinuxの成果を取り入れた、セキュアなAndroid実装です。 セッションが始まると、中学生のように見える若者が話を始めました。声も中学生みたい。「ずいぶん若いな」と思って聴いていると、簡単な自己紹介になりました。「矢倉大夢、中学3年生です」。……え? 聞き間違いではありません。来月から高校生で、いまはまだ中学といってました。驚いた。 中3の先生のレクチャーは明解で淀みなく、カンペキでした。Androidの潜在的な脆弱性とそれに対応する実装の方向性についてよく理解できました。お話はセッション終了時刻の直前に終わり
ArduinoチームがトリノにFabLabやMakerスペースの機能を持つ一種のインキュベーションオフィスを開いたようです(Arduino Blog)。その名はOfficine Arduino Torino。”Officine”はワークショップを意味するイタリア語。昔ながらの工房っていうニュアンスでいいのかな。FIATの工場跡で運営されているToolbox Officeというコワーキングスペースの一角を借りてスタートしたもよう。 Officine Arduinoを通じて提供されるのはなんでしょう。オープンソースハードウエア、同ソフトウエア、デジタルファブリケーション、ハンズオンラーニング、オープンデザイン、オルタナティブビジネスモデル、コワーキングといったキーワードが並んでいます。トリノの事例をテンプレートとして、世界中にOfficine Arduinoをオープンすることも視野に入れている
本田雅一さんのコラム『Androidで誰がもうかるのか?』がよく読まれているようです。ボクは2度読みました。問われていることは、「オープンソースでどう儲けるのか?」と言い直せるかも、と思いました。 いま読み終えたのは、その前の回の記事。『“Appleのモノづくり”から足元を見つめ直す』。ハードウェアを作って儲ける方法についてまとめられたエッセイと捉えました。「ハードウェアメーカーはもうかる!」という節にその条件が一言で記されています。「たくさん同じモノを作り、たくさん販売する」。それってパンでも下着でもみんな同じなわけですが、この記事ではアップル社の方法がジョブズの言行を通して説明されていて、スッキリ頭に入ってきます。 上記のふたつの記事を読んで思い出したのが、先日のArduinoチームのプレゼンにおける「次の18か月で100万セットの出荷を見込んでいる」という発言。単価の低い製品ですが、
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