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ブックマーク / laiso.hatenablog.com (27)

  • 「しずかなインターネット」の技術スタックを調べる - laiso

    ポエム特化のZenn2との噂の「しずかなインターネット」を使いはじめたので、ユーザーとしてどんな技術が使われているのかを確認していく。 sizu.me おもむろにbuiltwith.comにかけてみる。 builtwith.com ここで分かる情報はブラウザのDevTools眺めてても得られるのであまり収穫はない。 前段にCloudflareのCDNサーバーがいて Next.jsで生成されたレスポンスを返している ことがわかる。 この時点ではキャッシュのみCloudflareなのか、Pages/WorkersでNext.jsのSSRごと動かしているのかは判断できない。 認証 Set-Cookie: __Secure-next-auth.session-token=が含まれているのでNextAuth.jsを使っているのが分かる。 next-auth.js.org Emailでサインアップする

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  • 人類には早過ぎるLLMの話 - laiso

    Sam Altman解任騒動は個人間の対立ではなく、組織構造の問題に注目すると感想が変わるなと思った。 www.nytimes.com この騒動についてはAIの安全性を重視する思想とOpenAIのビジネスの拡大を目指す戦略の衝突があるので、AIの安全性というトピックが重要になる。 僕は結構テクノロジー原理主義者みたいなところがあるので、自動車で人命が失なわれているとして人類が獲得した利益と比較できないし、SNSによって情報操作から暴動が起きたり、誹謗中傷で精神を病む人々が出現してもそれは—— まぁ困るよね・・(身内が事故やSNSで不幸にあったら絶対反転アンチになるだろうし) ぐらいの曖昧な態度だったんだけど、これをきっかけにAIの安全性についての研究等に関心を持つようになった。 安全性と言っても暴走ロボットが人類滅亡に向ってstep by stepで考えてください、みたいな昔のSF小説的な

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  • TypeScript Origins: The Documentaryを観た - laiso

    TypeScript Origins: The DocumentaryはTypeScriptの誕生に関わった関係者たちへのインタビューで構成されたドキュメンタリー動画。 www.youtube.com 製作元はOfferZenというアムステルダムの求人プラットームの会社で、以前にはSvelte OriginsやLaravel Originsも公開している。 作ではReact.js: The Documentaryの次世代フロントエンドフレームワーク開発競争と時期を同じくして起っていたAltJS戦争の中でどうTypeScriptが現在の地位を獲得していったのかに迫る。 laiso.hatenablog.com 私はTypeScriptについては片手間業務プログラマーという感じで全然詳しくないんですけど、TypeScript Originsのゆりかご からRemove TypeScript

    TypeScript Origins: The Documentaryを観た - laiso
  • Remove TypeScript - laiso

    経緯 world.hey.com DHHが「オタクくん見てる〜? 今からうちのレポジトリからTypeScriptを剥しま〜す」と宣言したことにより、Web開発者界隈でTypeScriptの是非自体の話になり騒ぎになった*1*2。 github.com その後、野次馬がたくさん集ってきてrevertプルリクエストを立てる人やTypeScript公式リポジトリから全ソースコードを消すプルリクエストを出す*3ようなキッズムーブをする人も出てきた world.hey.com 実際の変更 8617行のTypeScriptJavaScript化された。(Sloc 便利) ❯ scc src/ ─────────────────────────────────────────────────────────────────────────────── Language Files Lines Blan

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  • ニューWindowsマシンのセットアップした - laiso

    10年ぶりぐらいにWindowsメイン機を構築したら色々変わっていた。その過程で情報収集しながら記録した内容をポストします。 マシンの目的 やらなかったこと 日語環境の構築 古いWindowsっぽく振る舞う設定系 仮想マシン内にLinux環境を作る系 Remote Desktop sshd winget Git Python Stable Diffusion web UI Visual Studio 2022 PowerToys JoyToKey Power Automate マシン間のファイル送受信 自動ログオンとキオスク端末化 マシンの目的 Windowsしか対応していないビデオゲームをプレイする GPU使ったタスク。機械学習モデルの推論やファインチューニング。画像・テキスト生成AIの実行 Windowsデスクトップアプリケーションの開発 VRデバイスや3Dゲームエンジンを使った開発

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  • 最近のDHH「サーバーレスをやめろ」 - laiso

    (インターネットやめろジェネレーターで作成) Ruby on Rails生みの親であり最強の逆張りおじさんであるところのDHHが昨年あたりからしきりに脱パプリッククラウドの主張をしている。 これは彼らの会社が運用しているBasecampやHEYのインフラをAWSから自社保有のベアメタルサーバーへ移行しようとしているからで、実際に移行作業は進んでおり、今後5年間で700万ドルのサーバー費用を節約できるだろうという見込みがあるようだ。 world.hey.com world.hey.com あとタイトルに「サーバーレスをやめろ」と書いたけどDHHのファンボである筆者の誇張表現であり、サーバーレスというキーワードに関しての言及は正確には以下のポストを読んで欲しい。 world.hey.com この文章における「the computing cycles」とは、一台のコンピュータが持つ計算能力全体を

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  • Wear OSアプリ開発入門 - laiso

    まわりで流行っていたので Xiaomi Mi Smart Bandを購入して、3年ぐらい付けていて「腕に時計があると正確な時間が分かって便利なのでは????」ということに気付いたのだけど、そうなると次は自分で自由に機能をカスタマイズしたくなりスマートウォッチ的なものが欲しくなってきたのでGalaxy Watch5を買った。 Galaxy Watch5 44mm/ グラファイト [by Galaxy純正 国内正規品] SM-R910NZAAXJP by GalaxyAmazon Galaxy Watch5もしばらく使っていて、腕でモバイルOSが動いているとプログラムが動かせて便利なのではということが段々分かってきたのでこれからWear OS互換のスマートウォッチ向けのAndroidアプリ開発をはじめたい人への案内の記事を書くことにした。 デバイスを選ぶ スマートウォッチは色々なメーカーから出

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  • 2022年の技術トピックをふりかえる - laiso

    それはベンツなんよ 総括 今年はコードをよく読むようにした。 技術的にはひき続きPaaSやクロスプラットフォームの動向に注目した。 デファクトの移り変わりを感じるので来年以降はGoGraphQLに手を出していきたい。 去年のエントリ: 2021年に作ったモノや技術をふりかえる 今年やったこと コード読み 去年はコードを書くことに注力していたので今年は一転コードを読んでいた。 プログラム雑談ポッドキャストを聞いていて「コード読み」っていう言葉がよく出てくるので聞きながらそういえば自分もこの分野が好きだなと思い出したので意識してやることにした。 丁度、最新技術のトレンドだけ俯瞰しているのに学びを感じなくなってきたのでより潜りたい気持ちがあったのでそれを満せたと思う。 IntelliJ IDEAで全言語のプログラミング環境が楽に揃っているのが心強い(Samuraismさんありがとう)。 読んだ

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  • Web3のここがすごい - laiso

    1. 名前 「Web3」というナンバリングで定着しているのがすごい。 Web3になってることで来別の文脈であるWeb 2.0と同じ正史の土俵にある概念のように受け取られているし、Web1→Web2→Web3のようなメタファーでストーリーが構築できている。 Web1 Web2 Web3 Read Write Own/Join HP SNS DApps/DeFi GAFAM DAO という対比をよく見かけるけど、僕の視点だと以下になる Web 1 Web 2.0 Web 3.0 Web3 2004年 2006年 2014年 ない 当時流行っていたサービスの総称 セマンティック・ウェブあげるよ ブロックチェーンで何かサービス作れない? という話題 3の命名はParityのギャビン・ウッドとされているが、今の文脈とどの程度地続きなのかは定かでない。ただWeb 3.0にしなかったところにWeb 2

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    yuiseki
    yuiseki 2022/07/23
  • Web日記は止まる - laiso

    2000年代ぐらいにblosxomやtDiaryで熱心にWebに何かテキストを書いていたような人たちは特定の価値観を持っているなと思う。 それがどういうものなのかはすぐ説明できないし、単に特定の人たちのことを指しているのかもしれない。ただ、丁寧に閲覧履歴を見ていけば100人ぐらいは該当するサイト管理人が思い浮べられそうだ。 現在は個人が動画で発信する時代なので、僕の思うこの感覚は次の世代では動画に特別な感情を持ちがちという解釈になっているのかもしれない。 Message Passing このサイトに辿りつくような人たちはプログラム雑談ポッドキャストの188回以降のエピソードのWebに何かテキストを書くことについての話は共感できるのだと思う。 anchor.fm Message Passingというのは以下のサイトのことで、ガー社とかファー社とかで就労経験のあるような日米のプログラマーかつ、

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  • 個人開発のコストはDB次第 - laiso

    個人でWebサービスを継続的に運用するのは金がかかってかなわんという問題がある 「個人開発」だと定義が曖昧なので自己資金かつ赤字のプロジェクト(Webサービス)ということにする。 そういうプロジェクトではプロダクトオーナー=自分、開発者=自分、予算管理者=自分というロールになるので予算管理者としてコストを図る必要がある(ここでいうコストはWebサービスを実現するアプリケーションのランニングコストのこと)。 通常はみんな自分の人件費を0として計算していると思う(逆にいうとそれが負債という考え方もできると思う)。 ただしメンテナンス時間とコストのトレードオフもあるので、人件費0ではあるけど有限の時間は別軸として管理しているのが普通だと思う。極端な例だと「コスト削減できるけどメンテナンス時間10倍になる」というのは避けられる。 仮に個人開発プロジェクトの予算を月数千円から高くても1万円ぐらいか

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  • 2021年に作ったモノや技術をふりかえる - laiso

    前回までのあらすじ:2020年に作ったソフトウェアや開発技術をふりかえる - laiso Write Code Every Day プログラマーの人にありがちな趣味だと思うんだけどWrite Code Every Day (John Resig - Write Code Every Day)を2008年ぐらいからやっていて、昼に仕事でコード書いて夜になったら自分の楽しみのために何か作るか〜というのを繰替えして生活してる。 John Resig の記事との違いは今読みながら比較していたんだけどGitHubに上げるっていう部分はやらなくなってしまった。クレデンシャルとかハードコードしてるやつとか半分他人のコードコピペしたやつとかの清書がめんどくさいというのがあるし、クローラーなどは自分だけが使うぶんにはいいけど公開した方が迷惑になる——みたいなジャンルのコードが結構あって段々省くようになってし

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  • Hotwireの感想 - laiso

    Hotwire https://hotwire.dev/ Turboを中心としたウェブアプリケーションのアーキテクチャの要素技術やコンセプトをPRするための名称 Hotwireというライブラリがあるわけではない 役割としてはMicro FrontendsとかReactのlearn once, write anywhereなどに似ている アプリケーション実装言語非依存だけど現状Railsアプリケーションしか実用できる基盤がない Hotwireの思想 アプリケーション開発者の生産性を上げることを目的にしていること サーバーサイド言語でフロントエンドを実装したいアレではなかった プログレッシブ(段階的に利用可能)であること 必要な技術だけを使い無駄なことをしないことで効率化する Hotwireが列挙する技術は1つづつ有効にできる クライアントサイドでViewを差分更新する現在の主流のシングルペー

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  • Clubhouseのユーザーインターフェイスを支えるObjective-Cの確かな信頼と実績 - laiso

    ClubhouseiPhoneアプリは各所でお馴染みのObjective-Cライブラリが使用されており、アプリ自体は最先端のムーブメントながらもUIからはシニアの職人技を感じます。根拠はないですがアプリの実装もObjective-Cでゴリゴリ書いてそうです。 ここではそんなObjective-Cライブラリの一部を紹介します。 IGListKit https://github.com/Instagram/IGListKit Instagram開発チームのコレクションビューの差分描画最適化のノウハウが詰ったライブラリです。 アプリの肝となるフィード系の画面で使われています。 UIScrollView+InfiniteScroll https://github.com/pronebird/UIScrollView-InfiniteScroll 無限スクロールを実現するライブラリです FlagP

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  • この技術が分からん2020 - laiso

    2020年に作ったソフトウェアや開発技術をふりかえる で分かったことばかり書いたけど相変わらずなんべん勉強しても分からんな〜と思うことも多いのでそれもリストアップしてみることにした。 SQL 10年以上触っているはずだけど集合のイメージが頭に入ってこなくて全然文を組み立てられずにいる。ゆるふわORMを適当に使ってる。 CSS 10年以上触っているはずだけど制約のイメージが頭に入ってこなくて全然レイアウトを組み立てられずにいる。ゆるふわTailwindCSSを適当に使ってる。 Unity 何回もダウンロードして教材を買ってるんだけど。アセットを組み立てて何か意味のあるものを作るっている状態まで行かない。Flashは使いこなしていたはずなのになぜ UIデザイン 作る時に一定の理屈っぽいこだわりがあるんだけど、何か自分で作るというところまでいかない上に、深く理由を考えたことすらなかったので、こだ

    この技術が分からん2020 - laiso
  • 2020年に作ったソフトウェアや開発技術をふりかえる - laiso

    概要 よくある年末っぽい日記の記事です。 だいだいこれどうりのバランスでソースコードも書いてる 言語はなんでもいい時はNode.jsで書く。移植性が高いので。複数人でメンテしそうな時はTypeScriptを採用し、プライベートの時は型を完全に無視する PHPはほぼLaravel。ビジネスのみの関係 Swiftはそんなに書いた記憶がないけどアプリのメンテをしてたと思う Vue仕事で使っていたけど最近はReactに傾いてる Objective-Cは書いてない グラフに含まれてない部分だとAndroidアプリでKotlinを使って、データ分析Pythonを書いた このグラフは GitHub Profile Summary Cards っていう便利ツールを使わせてもらって自動生成している。 記録方法 コードを書く時はおもむろに ~/tmp 以下にディレクトリ掘ってIDEを開きはじめるので実質そ

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  • 個人開発者とCovid-19 Radarプロジェクト - laiso

    Endless road | During our roadtrip we turned off the highway… https://www.flickr.com/photos/98063470@N00/326044514 GitHubリポジトリ Covid19Radar に対して起ったことがかなり特殊な状況だったため、開発を追い掛けていた視線からレポートをします。 この記事の著者について 代表作のない個人アプリ開発者(かなしい) Covid-19 Radar Japan の人ではない GAFAMやCode for Japan の人でもない 4/8 Covid-19 Radarを発見する Covid-19 Radarとは、この時点ではシンガポールのTraceTogetherの日版を目指した個人開発者 廣瀬一海さんのアプリのリポジトリ 4月にContact Tracing技術について

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  • Cloud FunctionsをGoで書く。またはFirebaseのためのマイクロサービスアーキテクチャ - laiso

    Firebase Advent Calendar 2019 の17日目です。16日目はKesin11さんの「Firebase Emulator Suiteをフル活用してTDDで開発しよう」でした。 はじめに FirebaseプロジェクトでCloud Firestoreを利用する時は通常Node.jsによるCloud Functionsでトリガーとなる処理を記述します。その他には関連するAPIサーバー、WebアプリのフロントエンドのSSR、バックエンドの非同期処理など、多くの場面でCloud Functionsが活用されています。 この開発→デプロイサイクルをお手軽に行ってくれるのがfirebase-toolsというnpmモジュールです。JavaScriptでFunctionを実装し、firebase deployコマンドを実行するだけでFirebaseプロジェクト用のCloud Funct

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  • Firebaseを使った成長するモバイルアプリのための高速なプロダクト開発 / Rapid Mobile Application Development using #Firebase - laiso

    「Firebaseを使った成長するモバイルアプリのための高速なプロダクト開発」というプレゼンテーションのスライドを公開します。 2018年にバンコクにきて以来取り組んでいたプロジェクトについて技術的な内容をトークにしました*1。以下が概要です モバイルアプリケーションの開発プロジェクトはあらゆる意味で速度との闘いです。 複雑化するシステムアーキテキチャやプラットフォーム、開発ツールのエコシステム。数多くある選択肢の中から私達は2018年にFirebaseを使い、1つのモバイルアプリケーションを開発しました。 トークではその時の経験を元に、プロダクト開発を高速化するために技術者視点でどのような貢献ができるのか? という知見をシステムアーキテクトの立場としてお伝えします。 開発中はFirebaseコミュニティの情報などが非常に助けになりました。この場をお借りして感謝の御礼を申し上げます。 *

    Firebaseを使った成長するモバイルアプリのための高速なプロダクト開発 / Rapid Mobile Application Development using #Firebase - laiso
  • スタートアップの技術選定とアプリケーションプラットフォーム - laiso

    photo by pexels.com *1 この記事を書いたきっかけ niconegoto.hatenadiary.jp 「PinQulをクローズします」にて事業のふりかえりをしている文章の中に「アプリビジネスは完全にダウントレンドにある」という一節があって、ここから話題が広がっていったのを機に上記の記事を読みました。そして色々思うところがあったのです。 アプリビジネスは完全にダウントレンドというのは自分も前から思っていた。リッチな体験、通知を遅れることはアプリの利点だが、他PFからの流入なども含めたプロダクトのコアな検証はwebモバイルが1番早いはず。— sadakoa (@sadako_a_) August 16, 2018 (Twitter上で多くの共感を集めた投稿) 例えば「モバイルアプリがWebに負けはじめた理由」ではWebアプリがモバイルアプリに比べて優れているでろうという点

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