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ブックマーク / p2ptk.org (33)

  • セックスワーカーを危険に晒す反ポルノ戦争 | p2ptk[.]org

    以下の文章は、openDemocracy の「How a war on porn is endangering US sex workers」という2023年1月11日に公開された記事を翻訳したものである。以前、この記事内容に関連する話をうぐいすリボンのTwitterスペースでお話したので、興味ある方はどうぞ。 今週、セックスワーカーを危険に晒しているとして非難される米国「人身売買防止法」の公聴会が開催される。 2018年に成立した「オンライン性的人身売買仲介防止法(FOSTA)」と「性的人身売買防止法(SESTA)」は、売春や性的人身売買を促進・助長するウェブサイトに責任を負わせるものとして喧伝されてきた。 だが、この法律が実際には人身売買を増やし、セックスワーカーと表現の自由を脅かしていると批判する声もある。 この法律では、ユーザが売春や性的人身売買について言及すると、それをホストする

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  • なぜ我々はジェットパックの実用化というウソっぱちを信じたのか | p2ptk[.]org

    以下の文章は、コリイ・ドクトロウの「You were promised a jetpack by liars」という記事を翻訳したものである。 Pluralistic SF作家として、スペースコロニーのようなSFの定型表現が文化戦争の火種になっているのをいささか奇妙に感じている。たとえば、ジェットパックだって「約束されていた」じゃないか。 正直なところ、ジェットパックの実用性をあまり深く考えたことがなかった。というのも、ジェットパックは(「宇宙家族ジェットソン(The Jetsons)」のように)視覚的な省略表現やメタファーとして使われているからだ。ちょっと真剣に考えてみれば、住宅街を時速75マイルで突っ走る2トンの殺人マシンを操縦する、注意散漫だったり、ラリっていたり、酔っぱらってたり、自殺願望があったり、殺人衝動を抱いたりしている連中に、高性能爆薬を背負って我々の頭上を飛んでほしくない

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  • 資本家をビビらせろ | p2ptk[.]org

    以下の文章は、コリイ・ドクトロウの「Precaratize bosses」という記事を翻訳したものである。 Pluralistic 詩人アンジェロウの「人が性を見せたら、それを信じなさい」という言葉、政治における「すべての非難は自白である」という自明の理のを組み合わせると、次のようになる。「誰かがあなたを悪徳だと非難するたびに、その人は自分自身の性を見せているのであり、あなたはそれを信じるべきだ」。 そうした非難について考えてみよう。CARES法による対コロナ緊急経済対策の小切手をめぐる道徳的パニックを覚えているだろうか? 支配階級の代弁者たちは、ありとあらゆるケーブルテレビに出演し、「こんなことをしたら、誰も働きたがらなくなるだろう」と口々に不満を漏らした。労働者は、すべて――家、子供、冷蔵庫の料など――を失うことへの恐怖心のみに突き動かされて仕事に就くのだと彼らは考えている。 こ

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  • なぜミレニアル世代はTiktokを離れられないのか(あるいはおじさん・おばさんがFacebookを離れられないのはなぜか) | p2ptk[.]org

    以下の文章は、コリイ・ドクトロウの「Why Millennials aren’t leaving Tiktok」という記事を翻訳したものである。 Pluralistic Z世代のTiktok離れが進み、Tiktokerの中央値がミレニアル世代(あるいはさらに上の世代)になったというニュースを受けて、コメンテーターたちはこぞって、Tiktokはもはや若々しい輝きを失ってクールではなくなったのだと囃し立てている。 – https://www.garbageday.email/p/tiktok-millennials-turns だが、「なぜZ世代のキッズがTikTokから離脱しているのか?」という疑問はナンセンスだ。正しい疑問は、「なぜミレニアル世代はTikTokから離れないのか」なのだから。つまるところ、我々は「メタクソ紀(enshittocene)」を生きている。あらゆるプラットフォームは

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  • 検索チャットボット狂想曲:ChatGPTに翻弄されるGoogleのご乱心 | p2ptk[.]org

    検索チャットボット狂想曲:ChatGPTに翻弄されるGoogleのご乱心投稿者: heatwave_p2p 投稿日: 2023/2/262023/2/26 Pluralistic 真に驚くべきことは、検索の未来が関連資料へのリンクではないとMicrosoftが判断したことではない。検索の未来が虚言癖のあるチャットボットが吐き出した華美なパラグラフにあると判断したことだ。さらに注目すべきは、Googleもそれに同調していることである。 Bingに何十億ドルと費やしてきたのに、見向きもされてこなかった。その意味では、バカをやらかしたほうが成功の可能性はあるのかもしれない。だが、世界の検索シェアの90%以上を占める独占企業のGoogleが、なぜMicrosoftと同じ崖から飛び降りなきゃならないのか。 この件に関して、ダン・ホンのMastodonスレッドが実におもしろかった。彼はBingとGoo

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    yuiseki
    yuiseki 2023/02/26
  • クレジットカード会社による経済的検閲を容認・歓迎してはならない | p2ptk[.]org

    Electronic Frontier Foundation Pornhubがユーザからアップロードされた膨大な動画を削除している。この措置は、Pornhubが未成年者や不同意女性の性的ビデオをホストしているとニューヨーク・タイムズ紙のコラムで批判された後に着手されたものだ。このタイムズ紙の記事を受けて、VisaとMastercardはPornhubとの関係を絶った。その結果、Pornhubは暗号通貨以外の決済方法を失うことになった。 性的搾取は、資源、教育、被害者支援、そして法の執行を必要とする社会的惨事である。だが、VisaとMastercardはこの問題に対応すべき当事者ではない。VisaとMastercardは、デジタルスピーチの複雑な問題を判断するスキルや専門知識を持ち合わせてはいないのだ。どのようなコンテンツがオンラインに存在すべきか、あるいはモデレーション・ポリシーが意図せず

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  • 顔認識システムで監視・抑圧を強化するミャンマー軍事政権 | p2ptk[.]org

    Access Now ミャンマーの抵抗運動は、民主化運動家の処刑によって軍事政権が見せた残虐さにも関わらず、今後も続いていくだろう。すでに市民は命がけで毎日を生きている。適法な抗議活動に参加し続けている人びとはなおさらだ。報道によれば現在、軍は顔認識機能を搭載した中国製の監視カメラを配備し、抑圧的な政権がいつでも誰であっても容易に居場所を特定できるようにしているという。 アグレッシブな監視は、ミャンマーの現実になっている。すでに多くの人が追跡され、政権に楯突いたとして逮捕・殺害されている。通信事業者は傍受監視技術の導入を命じられ、SIMカードやIMEI登録を強化する規制により、政権はいつでも個人の情報を収集し、追跡する権限を拡大している。ここには、生体情報を収集するE-IDシステムも含まれる。監視カメラの配備は、事態をより一層悪化させることになるだろう。 報道によると、中国企業のダーファ・

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  • 我々の位置情報はいかにしてデータブローカーに収集・販売・集約され、政府機関にわたっているのか | p2ptk[.]org

    我々の位置情報はいかにしてデータブローカーに収集・販売・集約され、政府機関にわたっているのか投稿者: heatwave_p2p 投稿日: 2022/6/162022/6/16 Electronic Frontier Foundation この数年、データブローカーと軍、情報機関、法執行機関は、無数の市民の動きを監視するために、巨大かつ秘密のパートナーシップを構築してきた。我々のスマートフォンにインストールされた多数のモバイルアプリは、正確かつ頻繁に我々の行動を追跡している。データブローカーはアプリ開発者から我々の位置情報を収集し、政府機関に売却している。政府の手に渡ったデータは、軍による国外でのスパイ活動、ICEによる国内外の人物の監視、FBIやシークレットサービスなどの法執行機関に使用されている。稿では、最近の調査や報道をもとに、この監視パートナーシップがどのように機能し、なぜ懸念しな

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  • 生徒監視アプリがトランスジェンダー/中絶を必要とする子どもたちを地獄に突き落とす | p2ptk[.]org

    生徒監視アプリがトランスジェンダー/中絶を必要とする子どもたちを地獄に突き落とす投稿者: heatwave_p2p 投稿日: 2022/6/122022/6/12 以下の文章は、電子フロンティア財団の「Mandatory Student Spyware Is Creating a Perfect Storm of Human Rights Abuses」という記事を翻訳したものである。記事内の「生徒たち(students)」という言葉について、記事内では具体的に定義されてはいないが、取り上げたレポート等から推測するにK-12(日でいう幼稚園の年長~高校3年生)までの子どもたちを指す。 Electronic Frontier Foundation コロナ禍でのロックダウンのさなか、生徒たちはスパイウェアアプリを押し付けられた。生徒たちが対面授業に戻った現在も、このアプリは増殖(prolif

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  • プラットフォームのモデレーションに不満があるのに、どうしてそのプラットフォームから抜け出せないのか | p2ptk[.]org

    プラットフォームのモデレーションに不満があるのに、どうしてそのプラットフォームから抜け出せないのか投稿者: heatwave_p2p 投稿日: 2022/6/22022/6/2 以下の文章は、電子フロンティア財団の「To Make Social Media Work Better, Make It Fail Better」という記事を翻訳したものである。ブログ記事のタイトルは、原題のタイトルの翻訳ではなく、翻訳者による改題である。 Electronic Frontier Foundation なんと哀れなコンテンツモデレータよ。ビッグテック・プラットフォームは、100カ国以上、1000言語以上のユーザに、自社のルールを正しく適用するようモデレータに求めている。ユーザたちは文字通り数百万ものオンライン・コミュニティに集い、そのコミュニティはそれぞれに独自の規範や禁忌を有している。 なんと大

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  • Twitterの新オーナーは「表現の自由」のために何をなすべきか | p2ptk[.]org

    Twitterの新オーナーは「表現の自由」のために何をなすべきか投稿者: heatwave_p2p 投稿日: 2022/4/292022/4/29 Electronic Frontier Foundation イーロン・マスク氏によるTwitter買収は、4億人ものユーザに影響を及ぼすポリシーを一個人が完全にコントロールしうるという、人権と個人の安全のリスクを浮き彫りにした。この買収者は、大規模プラットフォーム・ポリシーの現実を理解できていないことを繰り返し証明してきた。 核となる現実はこうだ。Twitterやその他のソーシャルネットワークは、社会的・政治的議論においてますます重要な役割を果たすようになり、それに伴い、意思決定の透明性と説明責任を確保する責任がますます大きくなっている。Twitterにその責任を果たさせたいなら、マスク氏は以下のことを心に留めておかねばならない。 表現の自由

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  • 「ロシアのインターネットからの排除」要請に関するICANNからウクライナ副首相への回答 | p2ptk[.]org

    ロシアのインターネットからの排除」要請に関するICANNからウクライナ副首相への回答投稿者: heatwave_p2p 投稿日: 2022/3/112022/3/11 2022年3月2日 副首相兼デジタル・トランスフォーメーション担当大臣 ムィハーイロ・フョードロフ 親愛なる副首相 2022年2月28日にいただいたご要望に返答するために、この書簡をしたためております。まず、この紛争の渦中にある貴国国民の幸福について、個人的な懸念を表明させてください。ICANNとそのグローバルコミュニティは、貴国の痛ましい犠牲を認識し、憂慮しております。 貴殿はICANNに対し、ロシア国内で運営されている特定の国別コードトップレベルドメインの取り消し、それらドメイン内で発行されたSSL証明書の取り消し、およびロシアのルートサーバサブセットの停止により、ロシアのインターネットへのアクセスを制限するよう要請し

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  • オンライン投票は現時点でも予見可能な未来でも「実現不可能」である | p2ptk[.]org

    先日投開票が行われた総選挙でデジタル権に関連した各党の公約をまとめていて、いわゆる「インターネット投票」や「オンライン投票」の実現を掲げる党が少なくないことに驚いた。私自身その実現を望んでいるが、これまでオンライン投票の実現を阻んできた種々の問題が解決したとは寡聞にして知らない。 2013年の公職選挙法改正で「ネット選挙」が解禁され、ネット上での選挙運動こそできるようにはなったが、候補者・政党への投票は現在も紙ベースで行われている。 確かに投票が自分のスマートフォンやパソコンからできればラクでいいし、遠隔地にいるだとか投票所まで行く負担が大きいという人にとっては非常にありがたいのもわかる。投票率の向上が見込めるので、有権者の声がより反映されることにもなるだろう。 だがメリットが大きい一方で、リスクはさらに大きい。一番に思いつくところでは、投票の秘密が守られないこと(その結果として生じる投票

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  • 人権と表現の自由を脅かす“ジオフェンス令状” | p2ptk[.]org

    Electronic Frontier Foundation 2020年8月23日にジェイコブ・ブレイクが警察に射殺された事件を受けて、数百人の抗議者がウィスコンシン州ケノーシャの街をデモ行進した。だがそのデモ参加者の位置情報を、連邦警察が収集していたことが判明した。アルコール・タバコ・火器局(ATF)は「ジオフェンス令状」を用いて、器物破損事件が発生した場所周辺――ただし、その範囲はサッカー場1面分にも相当する――にいた人々の情報をGoogleに開示させたのだ。この令状は抗議の権利を脅かすものであり、(訳注:不合理な捜査押収を禁止する)憲法修正第4条に違反するものである。 ジオフェンス令状は、ある時点にある地理的範囲にあるすべての電子機器の情報を提供するよう企業に要請する。ATFは、Googleに発行された少なくとも12件のジオフェンス令状を使用して、ケノーシャでのデモ活動中に参加者の位

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  • もう1つの20年:ポスト9.11の自由と監視 | p2ptk[.]org

    Electronic Frontier Foundation アメリカ同時多発テロ事件から20年の節目を迎えた今日こそ、我々が築いてきた世界を振り返る良い機会はないだろう。9.11は計り知れないほどの心の傷、怒り、恐怖をもたらした。しかし現在、9.11の直後にとりわけ監視や政府機密の分野に導入された様々なものが、民主主義、プライバシー、公正性にもたらす深刻が問題が明らかになっている。今こそ、正さねばならない。 9.11後に政府の監視能力強化の核となったのは、2001年10月26日に成立した愛国者法だった。だが、それ以外にも数多くの試みが秘密裏に進められ、数年を経てようやく明らかになったものも少なくない。政府は莫大な費用を投じて密かにスパイ活動を展開し、国内外の監視の境界線をなくし、確たる容疑もないままに数百万人もの米国人の通信や記録を漁った。議会は行政権限をチェックする責任をほぼ放棄した。

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  • Googleに騙されてはいけない:FLoCは邪悪なアイデアである | p2ptk[.]org

    Electronic Frontier Foundation サードパーティクッキーは死につつある。そしてGoogleはその代替手段を作ろうとしている。 ご承知の通り、クッキーの死を嘆く必要など微塵もない。サードパーティクッキーは20年以上に渡り、ウェブ上の不気味で胡散臭い、数十億ドル規模の広告監視産業の要であった。だが、その基盤に暗雲が立ち込めるようになったことで、最大手のプレイヤーはなんとか窮地を脱しようとしている。 Googleは、サードパーティクッキーを新たなターゲティング広告テクノロジーにリプレイスするべく奔走している。その提案のいくつかは、Googleが従来の監視ビジネスモデルへの批判から正しい教訓を学んでいないことを露わにしている。稿では、おそらく最も野心的で、最も有害な影響を及ぼしうる提案の1つであるFLoCに焦点を当てる。 FLoCは、サードパーティトラッカーが行ってい

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  • 「著作権フィルターに検出されそうな曲をかけてライブストリーミングを妨害しようとした警官」は氷山の一角に過ぎない | p2ptk[.]org

    「著作権フィルターに検出されそうな曲をかけてライブストリーミングを妨害しようとした警官」は氷山の一角に過ぎない投稿者: heatwave_p2p 投稿日: 2021/2/21 Electronic Frontier Foundation 窓口の警官とのやり取りをライブストリーミングで配信しようとしたところ、その警官は音楽をかけ始めた。2月5日、活動家とビバリーヒルズ警察とのやり取りの最中、サブライムの「サンテリア」が再生された。その警官は水晶玉を持ってはいなかったのだろうが、著作権フィルターには随分と詳しかったようだ。 撮影を察知した警官が爆音で音楽を再生し始めた理由はお察しのとおりだ。警官はInstagramの過剰な著作権フィルターに音楽を検出させようとしたのだろう。Instagramの著作権フィルターは、実際のコンテンツの内容ではなく、BGMを検出してストリーミングを停止してしまう。こ

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  • Twitterと相互運用性:巨大プラットフォームではなくインターネットを修正せよ | p2ptk[.]org

    Twitterと相互運用性:巨大プラットフォームではなくインターネットを修正せよ投稿者: heatwave_p2p 投稿日: 2021/2/112021/2/11 Electronic Frontier Foundation 2019年の終わりに、Twitterのジャック・ドーシーCEOは、“Project Blue Sky”を打ち出した。これは、Twitterシステムに参加するユーザ(ないしユーザの代理となるツール)に現在よりも強力なコントローラビリティを与える、相互運用化・連合化・標準化されたTwitterのプランであった。我々は興奮した。これが相互運用可能な分散型ソーシャルメディアの世界への大きな飛躍を意味していたからだ。特に、ドーシーがマイク・マズニックの優れた論文「Protocols, Not Products」を引用していることに興奮が止まらなかった。 あれから1年以上が経ち、

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  • 香川県条例:依存症の不安を煽って子どもからネットやゲームを奪ったうえに『親学』推進までされたんじゃたまったもんじゃない | p2ptk[.]org

    香川県条例:依存症の不安を煽って子どもからネットやゲームを奪ったうえに『親学』推進までされたんじゃたまったもんじゃない投稿者: heatwave_p2p 投稿日: 2020/3/142020/3/14 香川県のネット・ゲーム依存症対策条例(案)が何かと巷を賑わせている。 原因が何であれ、ネット/ゲーム依存というかたちで日常生活が破綻し、たとえ人がその状態から抜け出したいと思っていても(あるいはそう思うことすらなくなって)どうしようもできないという人は確かに存在しているのだろう。行政が関係機関と連携して、予防・治療・再発防止などの重層的なネット・ゲーム依存対策を講じることに異論はない。 だが、香川県の条例素案の根的な問題は、依存症対策の範囲を越えて過剰にネット・ゲームの使用を制限しようとしていることにあり、それこそが広く反発を招いている所以でもある。 依存症対策を逸脱したネット・ゲーム

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  • COVID-19とテクノロジー:接触トレーシング、位置情報追跡、近接追跡 | p2ptk[.]org

    COVID-19テクノロジー:接触トレーシング、位置情報追跡、近接追跡投稿者: heatwave_p2p 投稿日: 2020/5/12020/5/1 以下の文章は、電子フロンティア財団の「COVID-19 and Technology: Commonly Used Terms」という記事を翻訳したものである。 翻訳に際し、「tracing」は「トレーシング」、「tracking」は「追跡」の訳語を当てた。いずれも「追跡」を意味するが、前者は経路の追跡、後者は個人の行動/位置の追跡の意味合いで用いられているため、稿では区別した。 Electronic Frontier Foundation COVID-19の追跡、封じ込め、対策のために、新たな技術的提案が連日のように公表されるなか、公衆衛生戦略、技術的アプローチ、その他の用語の差異がわかりづらくなっている。この稿では、頻繁に用いられる

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