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ブックマーク / politas.jp (27)

  • 絶望してるけど投票には行く(能町みね子)|ポリタス 参院選2019――私たちの理由

    おそらくバブル体験組のあたりから、今の20代くらいの年代まで、世代内で政治に興味がある人が多数派だったことはないのではないかと思う。社会に対する怒りやら使命感のようなものを内に秘めつつも、周囲の目を気にしたり、あるいは環境が整っていなかったり、自分の生活で手いっぱいだったり、自分の考えに絶対の自信が持てなかったりして、思いをあらわにすることができない人はたくさんいるだろう。私も、社会や政治に全く関心がないというわけではなかったし、時に不条理なニュースを見て義憤のようなものに駆られることはあったけれど、積極的に現場に関わっていこうと思ったことは一度もなかった。20代の前半は投票にすら行っていない。 怒りだとか、使命感だとか、そういったものの発露を冷笑する空気が世間にはずっと流れている 怒りだとか、使命感だとか、そういったものの発露を冷笑する空気が世間にはずっと流れている。私自身もそれにどっぷ

    絶望してるけど投票には行く(能町みね子)|ポリタス 参院選2019――私たちの理由
  • 沖縄から貧困がなくならない、本当の、本当の理由(樋口耕太郎)|ポリタス 『沖縄県知事選2018』から考える

    アンパンとメロンパン 沖縄知事選挙を控えて、命題を提起しようと思う。 民意と選挙は似て非なる概念である。 民意と選挙は似て非なる概念である。 消費者がおにぎりをべたいと思って買い物に出かけても、店頭にアンパンとメロンパンしかなければ、どちらかを買う以外に空腹を満たす方法はない。どちらかを選んだからといって、それが消費者の望み(民意)だとは言えない。 沖縄では、2010年の知事選挙でアンパンが選ばれた。知事はアンパンが沖縄の民意だとして県内経済をアンパンで埋め尽くした。 Photo by 岩室佳 2014年の知事選挙では、一転してメロンパンが選ばれた。メロンパンを主張した知事はそれからほぼ4年間、メロンパン対策に県政の大半の資源を投下した。 Photo by 岩室佳 沖縄選挙区の特徴であり問題点は、常に「経済発展」か「基地撤去」か、という二者択一に論点が矮小化されてしまうことだ。選挙の

    沖縄から貧困がなくならない、本当の、本当の理由(樋口耕太郎)|ポリタス 『沖縄県知事選2018』から考える
  • なぜ日本人の多くが自民党を選ぶのか(福田充)|ポリタス 衆院選2017――それでも選ぶとしたら

    安全保障が争点の珍しい選挙 安倍晋三首相が衆院解散会見で発表した名称は「国難突破解散」であったが、このキャッチコピーには、山積する国難に対して一気にブレイクスルーをもたらすための権力を安倍政権に集約させてほしいという願望が含意されている。 来であれば、小選挙区制をとる現在の衆議院選挙は、常に政権選択選挙の様相を持つ。その安倍政権の呼びかけに対して賛成するか、反対するかが問われる選挙だといえる。 北朝鮮ミサイル危機などの安全保障・外交問題、少子高齢化問題、生産性向上など働き方改革、教育政策、憲法改正など多様な争点が選挙で問われることになるが、今回の選挙の特徴は、各種メディアの世論調査でも明らかなように、北朝鮮ミサイル危機など安全保障・外交問題が選挙の主要争点となった、55年体制崩壊以後、珍しい選挙だということである。 Photo by yoppy (CC BY 2.0) 第2次安倍政権の特

    なぜ日本人の多くが自民党を選ぶのか(福田充)|ポリタス 衆院選2017――それでも選ぶとしたら
  • 【都知事選2016】マック赤坂候補 政見放送 書き起こし(ポリタス編集部)|ポリタス 参院選・都知事選 2016――何のために投票するのか

    7月20日にNHK総合で放送されたマック赤坂候補の政見放送の書き起こしです。 東京都知事候補者、無所属、マック赤坂、67歳。『命のビザ』、杉原千畝の愛知県瑞陵高等学校を卒業、京都大学農学部から伊藤忠商事入社。25年勤務後、レアメタル専門商社設立。 では、マック赤坂さんの政見放送です。 スマイル党総裁、マック赤坂でございます。テレビの前の皆さん、スマイル!してますか? マック赤坂は、東京都民を救うために、ニューマックになって帰ってまいりました。 まずはプロフィールでございます。1948年、名古屋で生まれました。そして、高校が愛知県立瑞陵高等学校、あの『命のビザ』で有名な杉原千畝の母校でございます。そして、京都大学農学部に入学し、バイオの研究をいたしました。そして、伊藤忠商事に入社し、25年の勤務を経て、48歳で独立し、年商50億円のレアメタル商社を設立いたしました。 さて、政策でございます。

    【都知事選2016】マック赤坂候補 政見放送 書き起こし(ポリタス編集部)|ポリタス 参院選・都知事選 2016――何のために投票するのか
    yuiseki
    yuiseki 2016/07/22
  • 【都知事選2016】小池ゆりこ候補 街頭演説第一声 書き起こし(ポリタス編集部)|ポリタス 参院選・都知事選 2016――何のために投票するのか

    7月14日に池袋駅西口で行われた小池ゆりこ候補の街頭演説第一声の書き起こしです。 ニコニコ生放送:http://live.nicovideo.jp/watch/lv269523077#26:00 皆さん、おはようございます。出陣のときがやってまいりました。日、東京都知事選挙の候補者として立候補しております小池ゆりこでございます。よろしくお願いを申し上げます。立候補にともないまして、これまで参議院、衆議院、24年間働いてまいりました国政を離れることになり、まさしく1人の人間として、組織、そして何らかのしがらみ、それを超えて、この都知事選にこれから邁進をしていくところでございます。よろしくお願いを申し上げます。 4年間に3人の知事が変わり、さまざまな問題が起こりました。こういった都政で、そのまま続いて、2020年東京オリンピック・パラリンピックを迎えるわけでありますが、ここはいまだからこそ、

    【都知事選2016】小池ゆりこ候補 街頭演説第一声 書き起こし(ポリタス編集部)|ポリタス 参院選・都知事選 2016――何のために投票するのか
    yuiseki
    yuiseki 2016/07/16
  • 【総選挙2014】みな勝手に投票すればいい(東浩紀)|ポリタス 「総選挙」から考える日本の未来

    撮影:津田大介 選挙について書くのは苦手である。あとで書くこととも関係するが、ぼくはそもそも、毎回選挙のたびに現れる、みな有権者の自覚をもつべきだ、国政に関心をもつべきだ、選挙に行くべきだというキャンペーンに強い違和感をもっている。選挙なんて、みな勝手にすればいいと思う。それでも、津田大介との友情を壊さないため、感想めいたエッセイだけ寄せたいと思う。 今回の選挙について、じつに多くのひとがじつに多くのことを語っている。しかし、だれもが知るように、今回の選挙の争点は理解しにくい。このサイト(ポリタス)への投稿を一覧しても、みなむしろ争点を探すことに苦労しているように見える。アベノミクスの是非が問われるというが、野党に有効な対案があるわけでもない。そのようななか、リベラル側からは、今回の選挙、論点はないがしかし投票には絶対行くべきだ、なぜならばここで問われているのはもはや個別の政策の是非ではな

    【総選挙2014】みな勝手に投票すればいい(東浩紀)|ポリタス 「総選挙」から考える日本の未来
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    yuiseki 2016/07/08
  • ぼくは民進党に入れる(東浩紀)|ポリタス 参院選・都知事選 2016――何のために投票するのか

    参院選で、だれに、あるいはどこに入れるか。いままでぼくはこういうとき、いつも言葉を濁してきた。そして棄権を匂わせてきた。だから今回も同じだろうと思うかもしれない。けれどもじつは今回は違う。ぼくは棄権はしない。白票も入れない。ぼくは民進党に入れる。選挙区も比例区も民進党に入れる。 なぜか。理由は消去法だが、はっきりしている。まずぼくは、数年で消える政党にはほとほとうんざりしている。ぼくは1971年生まれだ。1990年代に選挙権を手に入れたぼくの世代は、有権者になって以降、ずっと政界再編でずっと新党ブームを経験している。もういいかげんにしてくれという気持ちがある。だから、最低でも10年前から存在し、そして10年後にも残っているであろう政党に投票したいと思う。この時点で、自民党、公明党、共産党、そして(名前は変わってしまったが)民進党しか残らない。社民党は、あまりに党勢が衰えているので、申し訳な

    ぼくは民進党に入れる(東浩紀)|ポリタス 参院選・都知事選 2016――何のために投票するのか
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    yuiseki 2016/07/08
  • 政治が社会問題を解決できない理由(樋口耕太郎)|ポリタス 参院選・都知事選 2016――何のために投票するのか

    政治は人を幸せにするか? 政治は何のためにあるのだろう? 私は人々の幸福のためにあると思っていたのだが、少なくとも各派の選挙公約を見る限りそうではないらしい。 例えば、保守系の公約によると、アベノミクスによって雇用を創出するという、デフレを脱却するという、GDP600兆円を実現するという、待機児童を解消するという、経済成長の成果を子育て介護などの福祉分野に再分配するという。それらのすべては価値あることだと思うのだが、しかし、それらがどのようにして私たちを幸福にするかという因果関係はまったく説明されていない。「公約が実現すれば国民は幸せになる」という前提に立っているのは理解できるのだが、この前提は当に正しいのだろうか? Photo by Nao iizuka (CC BY 2.0) 公約が100%実現したら、私たちは幸せになるのだろうか? 反論される方は、少し立ち止まって考え直してみてほし

    政治が社会問題を解決できない理由(樋口耕太郎)|ポリタス 参院選・都知事選 2016――何のために投票するのか
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    yuiseki 2016/07/06
  • 「誰も政治を教えてくれなかった」人たちへ(出口治明)|ポリタス 参院選・都知事選 2016――何のために投票するのか

    この記事はクリエイティブ・コモンズ 表示 4.0 国際ライセンスの下に提供されています。 このテキストの印刷用PDFはこちらからダウンロードできます。 自分のアタマで考えよう 最近の日お金がある人とない人の格差が大きくなり、若者や子どもの貧困が問題になっています。現在貧困に近い生活を送っている人は、どうやってそこから抜け出せばいいのでしょうか。 私が代表を務めるライフネット生命には、高校を中退して働いていたものの、通信制の高校に通い単位を取得、その後、一念発起して大学試験を受けて大学に入り、入社した社員がいます。 しかし、身も蓋もない言い方ですが「受けた教育のレベルが低いと、いい仕事につける確率はぐんと低くなる」というデータがあるのも事実(労働政策研究・研究機構「ユースフル労働統計2015」)。中卒と大卒とでは、生涯賃金に1億円近い差があるのです。 この国には小学校にも行けていない子ど

    「誰も政治を教えてくれなかった」人たちへ(出口治明)|ポリタス 参院選・都知事選 2016――何のために投票するのか
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    yuiseki 2016/07/04
  • 認識は常識から——最低限、母国語が通じる日本であってほしい(三浦俊彦)|ポリタス 戦後70年――私からあなたへ、これからの日本へ

    国家や民族の質はやはり言語でしょうね。たとえば日国に属して日文化を誇りに思うためには、日語が正しく機能していなければなりません。ところが、簡単な単語が組み合わさっただけで日語が俄然怪しく見えてきて、「俺は日を愛せるのか、愛するどころか恥ずべきではないのか」と自信が揺らいでくるのだから厄介です。 最近は「歴史認識」という言葉ですかね。「国や民族ごとに解釈の違いがあって当然」「正解は立場次第」みたいな一種ものわかりの良さが漂う言葉……。だいぶ前のことですみませんが、昭和天皇が「そういう文学方面はあまり研究もしていないのでよくわかりません」と宣ったシーンが思い起こされます。 あの頃はともかくとして昨今「歴史認識」と呼ばれる争点(?)のいくつかは、「認識」などと言い立てるまでもない「常識」でしょう。辞書を見ればすむレベル。難しそうな装いに値しないナマの事実。 たとえばアジア・太平洋戦争

    認識は常識から——最低限、母国語が通じる日本であってほしい(三浦俊彦)|ポリタス 戦後70年――私からあなたへ、これからの日本へ
    yuiseki
    yuiseki 2015/10/18
  • 死者と生きる未来(高橋源一郎)|ポリタス 戦後70年――私からあなたへ、これからの日本へ

    これから書く文章の中には、読者のみなさんにとって、不愉快に感じられる箇所があるかもしれない。そのことをお許し願いたい。 わたしは大学を卒業していない。入学したが、わけあって大学を離れた。親や友人との交際も絶って、肉体労働をしながら、小さな小さな世界で生きた20代だった。 20代の終わり頃、腰を痛め、肉体労働もできなくなった。子とも別れ、養育費を送る身だったのに、金を稼ぐ術を失った。おまけに、ひどいギャンブル依存症になっていた。つてをたどり、やれる仕事は、他人にはいえないようなものでもやった。その一つが「女衒(ぜげん)」だった。簡単にいうなら、売春の斡旋である。 インターネットなどなかったから、三流夕刊紙に、内容をほのめかした広告を出す。男たちが電話をかけてきて、その男たちに女の子を紹介する。そんな、ヤクザがやっている商売の一番下っぱの仕事をした。わたしは、もっぱら新大久保のラブホテルに女

    死者と生きる未来(高橋源一郎)|ポリタス 戦後70年――私からあなたへ、これからの日本へ
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    yuiseki 2015/08/19
  • 【総選挙2014】「良識ある不良市民」は議会政治の枠外で「横議・横行・横結」せよ!(外山恒一)|ポリタス 「総選挙」から考える日本の未来

    <imgsrc="http://politas.jp/assets/images/article/2014/1214/toyama_01.jpg" alt=""> Photo by Tony Hisgett(CC BY 2.0) 目下最大の問題は「ラディカリズムの不在」である 「3.11」以来、あるいは「9.11」以来、さまざまの社会運動が盛り上がっている、かに見える。熱に浮かされたように能天気なお喋りを始めるリベラル文化人も後を絶たないが、私の目には現在は「停滞期」であるとしか映らず、ただ自他の士気を維持するためにさまざまの「賑やかし」をたまに試みつつ、状況を冷ややかに見つめている。 運動がどれほど量的に規模拡大しようとも少しも気分が晴れないのは、そこにラディカリズムが一貫して不在だからである。 議会政治なんぞには1ミリも期待せず、議会外での実力闘争にのみ可能性を見出すラディカリストの群

    【総選挙2014】「良識ある不良市民」は議会政治の枠外で「横議・横行・横結」せよ!(外山恒一)|ポリタス 「総選挙」から考える日本の未来
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    yuiseki 2014/12/14
  • 【総選挙2014】投票する前に読んでおきたいインターネットリソースまとめ(ポリタス編集部)|ポリタス 「総選挙」から考える日本の未来

    ネット選挙が解禁され、選挙期間中に選挙に関するコンテンツを更新できるようになりました。しかし前回の参院選と比べて準備期間が非常に短かった今回の衆院選。ウェブコンテンツも前回の衆院選と比較すると少し少ない気もします。そこでこの記事ではポリタス編集部で厳選したウェブで読める選挙関連のコンテンツをまとめてみました。 今回の総選挙全体の状況を知る ・2014衆院選(朝日新聞デジタル) 今回の総選挙報道に関する特集ページを新聞各社が開設していますが、ここでは今回ポリタスとコラボしている朝日新聞の特設サイトをご紹介します。立候補者情報や公約の概要がまとめられ、朝日新聞の選挙報道についてリンクも張られています。また情勢調査の結果も掲載されており、選挙報道を網羅的に眺めたい方にオススメです。 ・≪選挙情報≫ NHK 2014 衆院選(NHKNHKが提供する選挙情報サイト。なんといってもNHKが放送した

    【総選挙2014】投票する前に読んでおきたいインターネットリソースまとめ(ポリタス編集部)|ポリタス 「総選挙」から考える日本の未来
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    yuiseki 2014/12/12
  • 【総選挙2014】首相が「どの論点を避けているか」にも目を向けてみる(山崎雅弘)|ポリタス 「総選挙」から考える日本の未来

    Photo by Chatham House(CC BY 2.0) 2014年の衆議院議員選挙は、決定権を握る首相が(形式上は唐突に)「解散総選挙」を選択した真意が判然としないこともあり、メディアの側も選挙報道の軸となる「争点」を明確に絞り込めていないように見えます。 私は、既に「争点」として論じられている個別の問題よりも、むしろ「現政権が最終的にこの『国』をどんな形へと作り替えることを目指しているか」を重視して、一有権者としての「総合的評価」を行うつもりでいます。その分析評価においては、第二次安倍政権が経済政策や安全保障政策などの諸問題の決定過程において国民に見せた姿勢や説明内容に加えて、同政権の発足から二年間における日国内の社会的様相の変化と、同政権が記者会見等で質問されても論点化するのを避けて「一切触れようとしない」問題は何なのかという点にも目を向けて、判断の材料としています。 1

    【総選挙2014】首相が「どの論点を避けているか」にも目を向けてみる(山崎雅弘)|ポリタス 「総選挙」から考える日本の未来
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    yuiseki 2014/12/09
  • 【総選挙2014】自民党の圧勝でデフレ脱却の兆しが見え始める(finalvent)|ポリタス 「総選挙」から考える日本の未来

    Photo by Joe Jones(CC BY 2.0) 自民党は圧勝する 第47回衆議院議員総選挙は、自民党が圧勝するだろう。 改選前の衆議院は定員480議席。与党は、自民党295議席と公明党31議席を加えて326議席。過半数ラインは241議席。この圧倒的多数は、衆議院の3分の2の320議席も越えていたので、「衆議院の優越」によって思い通りの立法が可能だった。 今回の衆議院選挙では「0増5減」で定員が475議席となり、3分の2は317議席になる。趨勢が前回と大筋で変わらないとすると、2つの攻防がある。 (1)与党が「衆議院の優越」の3分の2である317議席を維持できるか (2)自民党単独でその317議席が獲得できるか 私は、自民党単独で「衆議院の優越」を得るだろうと見ている。そうなると、自民党の歯止めとなっていた公明党の意義も失われる。公明党の「生活必需品には軽減税率を」という主張も自

    【総選挙2014】自民党の圧勝でデフレ脱却の兆しが見え始める(finalvent)|ポリタス 「総選挙」から考える日本の未来
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    yuiseki 2014/12/06
  • 現実的な投票か、示威的な投票か(finalvent)|ポリタス 「東京都知事選2014」を考える

    一票にどのような意味を持たせるか? 都知事選に限らないが、私(東京都民・ブロガー)が選挙というときにまず考えるのは、現実的な投票か、あるいは示威的な投票か、という二者択一である。 現実的な投票というのは、自分が投じた票が結果に強い影響を与える可能性のある投票ということだ。 もちろん、たいていの選挙において、自分の一票なんてあってもなくても大して意味がないとも言える。それでも、たとえば事実上二人の候補から一人を選ぶというとき、数十票の差が雌雄を決することもある。そうした接戦の可能性がある選挙なら、自分の一票の現実的な意味は重たいということになる。 そういう可能性のある選挙には、私は必ず行くことにしている。反対に、常識的に考えたら選挙をする前に結果がわかりきっていて圧倒的な票差が予想されるときには、わざわざ大河の一滴を注ぐために投票をしに行くのは気が重い。自分の票なんて意味ないんじゃないかと思

    現実的な投票か、示威的な投票か(finalvent)|ポリタス 「東京都知事選2014」を考える
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    yuiseki 2014/02/10
  • 田母神陣営の戦いから見る「ネット保守」のゆくえ(古谷経衡)|ポリタス 「東京都知事選2014」を考える

    舛添要一、細川護煕、宇都宮健児、田母神俊雄候補らの激しい選挙戦が伝えられる都知事選挙もいよいよ中盤というところまで来て、私が俄然注目するのは、元航空幕僚長の田母神俊雄陣営の戦いぶりである。 1月8日、ジャーナリストの鳥越俊太郎氏は、J-WAVEの番組で都知事選挙に言及。「日も相当に右傾化が進んでいるから、田母神さんも宇都宮さんと同じくらい、票が取れるのではないか」というニュアンスのことを言った。このコメントが今回の都知事選挙の性格を象徴している。 都知事選挙は「ネット保守」の趨勢を知るバロメーター 田母神氏を支持する保守層が、共産・社民が推薦する宇都宮氏と拮抗する勢力を持ちえているのであれば、その得票は同等かそれ以上になるはずだ。一方、保守層が未発展であれば、宇都宮候補に大きく敗北する、という結果が予想される。 田母神氏の得票数がそのまま、日の「ネット保守(≒否定的な文脈での“ネット右

    田母神陣営の戦いから見る「ネット保守」のゆくえ(古谷経衡)|ポリタス 「東京都知事選2014」を考える
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    yuiseki 2014/02/10
  • 踊ってはいけない街、東京?——クラブと風営法の問題から考える東京都知事選挙(磯部涼)|ポリタス 「東京都知事選2014」を考える

    クラブと風営法の問題は都知事選の争点なのか? 『ポリタス』編集長の津田大介氏に、東京都知事選挙における「クラブと風営法の問題」の扱われ方について寄稿するように言われたのはもう10日も前のことなのだけれど、書きあぐねている内に締め切りになってしまい、こうして、出口も見えないままタイプしている。と言うのも、ここ数年、筆者は『踊ってはいけない国、日——風営法問題と過剰規制される社会』『踊ってはいけない国で、踊り続けるために——風営法問題と社会の変え方』(共に河出書房新社)という2冊の単行の編著者を務めるなど、様々な形でクラブと風営法の問題に関わってきたものの、同問題が都知事選の争点になるとは考えていないからだ。 その理由としては、第一に、俗に“風営法”と略される<風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律>は、警察庁が所管する行政法であり、それに対して都知事ができることは限られるというこ

    踊ってはいけない街、東京?——クラブと風営法の問題から考える東京都知事選挙(磯部涼)|ポリタス 「東京都知事選2014」を考える
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    yuiseki 2014/02/09
  • なぜ誰も空間設計の話をしないのか?(藤村龍至)|ポリタス 「東京都知事選2014」を考える

    都知事選を見ていて最大の疑問は、なぜ誰も空間設計の話をしないのか? ということです。ここでは東京の空間設計のヴィジョンについて、特に方法論から考えてみたいと思います。 東京湾岸に描かれた円 現在の東京の都市設計のヴィジョンは一体どこに示されているのでしょうか。2020年東京オリンピックの会場計画は、東京都による東京の空間設計のコンセプトを良く表しています。計画では「主要な競技会場を晴海の選手村を中心とする半径8kmの円内に集約させる」と説明されており、そのコンセプトは実に明快で合理的なのですが、その意図するところは語られていません。2012年のロンドンオリンピックでは「ロンドン東部の再開発の起爆剤とし、東西格差を解消する」というメッセージが込められていましたし、実現はしませんでしたがニューヨークが2008年大会に立候補したときの会場計画も「イーストリバー沿岸を軸に再開発する」という空間設計

    なぜ誰も空間設計の話をしないのか?(藤村龍至)|ポリタス 「東京都知事選2014」を考える
    yuiseki
    yuiseki 2014/02/09
  • ポリタス - 「東京都知事選2014」を考える

    家入かずま@ツイッター 2014年01月29日 僕は友人にも在日の子は多いですし、そう言った方々にも優しい社会にしたいと思っていますよ。多様性ということはそういうこと。 詳細 宇都宮けんじ@ツイッター 2014年01月28日 小平市の視察を終えました。閑静で素晴らしい環境が、道路ができてしまうと一変してしまいます。道路をつくるときは住民の意見をよく聞かなければならない。何とかこの素晴らしい環境を残したいと思いました。 詳細 家入かずま@ツイッター 2014年01月28日 ネット選挙がどうこう言われるけどそれは実はあまり重要では無く、大事なのは、ネットというテクノロジーの発達によって、今まで声を上げたくても上げられなかった子がネットを使って発信出来たり、ネットが居場所の無い子の居場所になり得る、ということを認識し双方向で対話することだと思うんだよね 詳細 宇都宮けんじ@ツイッター 2014年

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    yuiseki 2014/02/09