新宿三丁目に「日本再生酒場」というなんとも個性のある名前の立ち飲みが誕生したことは記憶に新しいのではないでしょうか。 なんせ、新宿三丁目の末廣亭がある三角地帯の飲み屋街に突然、昭和30年代の”三丁目の夕日”的な店ができたのですから。 気づけば日本再生酒場も来年で創業15年の節目がやってきます。若きコンセプト系立ち飲み酒場と思っていたら、周りの店がだいぶ入れ替わり、いまでは街の風景の一つとして当たり前の存在になりました。 昭和をコンセプトにした、とあえて書きましたが、実はそのルーツは1950年(昭和25年)に中野で創業の4席しかない立ち飲み屋に遡れます。1974年(昭和49年)に調布へ移転し、以来調布の人々に愛されている「い志井」です。 初代が立ち上げた立ち飲みもつ焼きのい志井。その後、新宿3丁目に店を幾つか開き、この「日本再生酒場」も誕生しました。 新宿東口には立ち飲みは少なく、それでいて