柿喰へば鐘が鳴るなり法隆寺正岡子規の代表句。などと言う必要がないぐらい有名な俳句ですよね。 明治28(1895)年夏、日清戦争に従軍記者として参加し、帰国の戦中で大喀血して病気を悪化させた子規は療養のため故郷の松山に戻ります。当時松山中学の英語教師をしていた夏目漱石の下宿愚陀仏庵で50日余りを過ごし東京へ向かいます。 漱石に借りたお金で旅立った子規は奈良に立ち寄り、この句を詠みました。このあたりの話は、いずれまた書こうと思います。で、何を書くつもりなのかと言いますとですね。 奈良へ!私、奈良に行ってきたんです。ちょっと関西に行く機会がありましたので。時間的には厳しかったのですが、行けるとこまで行ってやろうとまずは法隆寺へ。 分かってはいましたが、修学旅行生がいっぱい。久しぶりでしたのでゆっくり見たかったのですが、時間がないから駆け足駆け足でまわりました。百済観音は何度見てもいいですね。 子