国内でも2020年から本格的な普及が見込まれている次世代モバイル通信技術の5Gは、AIやIoTといった周辺技術の発展とも大きく関わってきますが、その相関関係においてもっとも重要となるコンセプトが「低レイテンシ」です。「もっと速くつながりたい」というユーザサイドの要求はいつの時代も存在してきましたが、5Gの普及によりその要求はさらに加速されることになるでしょう。 そして5Gとともに、低レイテンシのニーズに応える存在として注目されている技術がエッジコンピューティングです。エッジコンピューティングという言葉は2017年ごろからメディアなどでもでも取り上げられる機会が増えてきましたが、これはオンプレミスへの回帰ではなく、クラウドと補完関係にありながら、現場のエッジデバイスの処理能力をハード/ソフトともに高めていくことで、ニアリアルタイムを実現しようとしている点が特徴です。 2019年に一気に裾野
![エッジコンピューティングの継続的イノベーションがサグラダファミリアにもたらしたもの | gihyo.jp](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/aba936196a9c17b651ddc253d925d615651dbfb4/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fgihyo.jp%2Fassets%2Fimages%2FICON%2F2020%2F1800_2020lifestyle.jpg)