今たくさん来られても困る──東日本大震災後にそんな「ボランティア迷惑論」が広がっているが、本当にそうなのか 被災者のために何かしたいが、何をしたらいいのか分からない──東日本大地震から3週間以上が経つなか、こうした「善意のやり場に困った人」の話をよく耳にする。震災直後からひとり歩きし始めた「迷惑ボランティア」という言葉が、被災地に行って力になりたいという人を躊躇させているのだ。 実際のところ、今ボランティアが押し寄せたら、被災者にとって本当に迷惑なのか。関西学院大学災害復興制度研究所長の室﨑益輝教授に、本誌・小暮聡子が聞いた。 ──ボランティアを自粛する動きがあるが、実際のところ人数は足りているのか。 今回の被災地は阪神淡路大震災の何倍もの範囲に及ぶので、何倍ものボランティアが必要だ。にもかかわらず、ボランティアが集まってくるペースは阪神のときと同じか、もっと遅い。ここ数日で状況は少しずつ
茨城県の橋本昌知事と、日立や鹿嶋など同県太平洋沿岸の9市町村長は5日、福島第1原発からの低濃度放射性物質を含む汚染水の海への放出で、事前に情報提供がなかったとして、菅直人首相と東京電力の勝俣恒久会長に抗議文を送った。 抗議文は、規制値の最大数百倍という高濃度の汚染水放出は「通常では考えられない行為」で、住民の健康や環境に大きな影響を及ぼすと指摘。 やむを得ない緊急処置としても、申請の20分後に国が容認したのは極めて疑問で、今後は情報開示や地元自治体との連携を十分行うよう求めた。
「原発のある町」で育った。実家から原発までは8キロの距離。同じ町に暮らす祖父母の家からはわずか1.5キロ、少し高台にある畑からは原発の排気口が見える。 約45年前、原発の建設計画が発表された。町は賛成と反対に二分された。近所同士、親戚同士でも意見は割れた。文字通り「原発を抱えることになる」祖父母の集落では、住民投票が行われた。だが開票直前に県(町)が介入。投票箱が開けられることはなかった。電力会社は住民の説得に菓子折り以上のものをちらつかせた。ひとり、またひとりと反対派が減っていった。 着工から5年、運転が始まった。町内の全戸に小さなスピーカーが備え付けられた。原発で何か異常が発生した際、「真っ先に情報が伝わるように」と。でもこのスピーカーから、本当に必要な情報が入ってきたことは一度もない。何かトラブルがあっても、住民が知るのは後日、数カ月後に新聞で。臨界事故は8年間、隠蔽されていた。いつ
東京電力は4日、高濃度の放射能汚染水の貯蔵先を確保するため、福島第1原発から放射性物質を含む水約1万1500トンを海に放出すると発表、同日午後7時すぎに放水口付近で排出を開始した。数日間にわたって行う見通し。 韓国メディアは、日本政府は隣国である韓国をはじめとする関係国に事前に了解を求めずに、汚染水の放出を開始したと報じた。 放出された汚染水が低濃度でも、海洋汚染に関する国際条約のロンドン条約では、原則として放射性廃棄物の海洋投棄を禁止しており、議論が広がっていると伝えられている。 これに対し日本の原子力安全保安院は、ロンドン条約は、船舶と航空機からの海洋投棄を禁止しており、陸上施設からの放出は該当しないと主張していると伝えた韓国のメディアも見られた。 また、日本政府は不可避な選択だと明らかにしたものの、放出された汚染水に含まれる放射性ヨウ素は、基準値の100倍を超えている。東京電
インディーズ映画好きの姉に誘われて、先日『ミツバチの羽音と地球の回転』という映画を観に行った。山口県の島に持ち上がった原発建設計画を巡る、28年来の住民による反対運動を追ったドキュメンタリー映画で、原発や核兵器の問題提起で注目を集める鎌仲ひとみ氏が監督を務めている。2010年に封切られた作品だが、偶然にも題材がタイムリーなものとなったため、人気が急上昇しているらしい。僕らが映画館に着いたときには昼の部がすでに満員だったので、その後に予定されている監督のトークセッションを先に観て、夜の部のチケットを買うことにした。 で、そのトークセッションがすごかった。 鎌仲監督のトークはまあ普通だったと思う。映画を作った背景や製作中の苦労、現在の原発運営に関する問題提起などを素朴な口調で簡潔に語ってくれた。すさまじかったのは、その後の質問コーナー。最初に挙手した40代くらいの女性は、枕詞のように映画に対す
ゲンシリョクセンソウ タワラソウイチロウ 原子力戦争 田原総一郎 ドキュメンタリーノベルというだけあって、豊富な資料にもとづいた展開で、いろいろな箇所に田原氏の原発に対する考えがわかる。 関西電力美浜原発の燃料棒事故、東電福島原発の火災をメインテーマにすえて、官僚支配に対するテレビ局のディレクター大槻の戦いが描かれる。 文庫本は、1981年刊行だが、すでに現在よく原発の議論にでてくるキーフレイズ、たとえば、原発はトイレのないマンション、プルトニウム社会は超警察管理社会にならざるを得ない(ラルフネーダー)などが出てくる。また、原発の議論は、推進派、反対派ともに、諸外国でおこなわれてきたものの焼き直し、コピー、孫引きコピーであることもわかる。そのため、日本ではあまり白熱した展開にならず、ひたすら米国における展開待ちという指摘はもっともだ。 小説という形を借りているため、推進派の登場人物に
電力総連が統一地方選で推薦する政治家一覧表 http://www.asyura2.com/11/genpatu8/msg/559.html 投稿者 なんじゃこりゃー 日時 2011 年 4 月 04 日 21:27:55: 0zLT2gtfzmeo. 電力総連が統一地方選で推薦している立候補者達の一覧表 http://i.min.us/ik9LzU.pdf http://ankei.jp/yuji/?n=1358 原発推進候補)電力総連組織内候補者90名一挙掲載 #senkyo #denryoku #genpatsu #plutonium RT @tinisobu] 2011/04/04 第17 回統一地方選挙では、 電力総連という組織がたくさんの候補をたてて「組織の総力をあげて」これらの候補の当選をめざすとのことです。 電力総連は、以下のような考えをもっている団体です。 http://w
放射性物質で自分や自分の家族がどのぐらい被曝しているか、移動したらどのぐらいになるかの計算で、「足し算」を間違っている人が多いようです. 間違いの原因はテレビでNHKなどが「足し算」をしないので、見ている人が間違えます。 簡単に言うと、 1) 原則として、汚染は「足し算」 2) 福島など汚染地域は「足し算」 3) 大阪のように汚染していない地域は足し算をしなくて良い、 ということです。 まず、「原則として足し算」とは、 1) 福島原発からでる「危険な放射性物質」はヨウ素だけではない.ということです。最低でも、ヨウ素(半減期8日)、セシウム(同30年)、ストロンチウム(同30年)はありますし、そのほか、皆さんが心配しているプルトニウム(長い半減期)があります。それを足さなければなりません. 2) 自分の体に入るルートは、1.空気から、2.吸い込んだり着いたり、3.水、4.
海水から濃度限度750万倍=ヨウ素検出、直接流出ピット付近−東電 海水から濃度限度750万倍=ヨウ素検出、直接流出ピット付近−東電 福島第1原発の事故で、東京電力は5日、高濃度の放射能汚染水が海に直接流れ込んでいる2号機のコンクリート製立て坑「ピット」付近の海水から、最大で国の定めた濃度限度の750万倍、1立方センチ当たり30万ベクレルの放射性ヨウ素131が検出されたと発表した。 東電によると、750万倍のヨウ素が検出されたのは、ピットに亀裂が確認された2日午前。隣接する1、3、4号機の取水口付近でも高濃度のヨウ素が検出されており、1号機では濃度限度の48万倍、3号機で38万倍、4号機で35万倍だった。 2日正午前に採取したピット内の汚染水に含まれるヨウ素は、1立方センチ当たり520万ベクレルで、濃度限度の1.3億倍に相当。同日午後4時半に採取した亀裂からの流出水も同540万ベクレルと
経済産業省原子力安全・保安院は5日、福島第1原発1~3号機の建屋や外の立て坑にたまった高濃度の放射性物質に汚染された水が計約6万トンと推定されることを明らかにした。対策について、保安院は2号機の「復水器」や「集中環境施設」に3万トンを移し、残りは人工の浮島「メガフロート」や仮設のタンクを利用したいとしている。
一般社団法人インターネットユーザー協会(MIAU)は4月10日に行われる東京都知事選挙に向けて、出馬する候補者に情報通信政策やネット・アニメ・漫画規制に対するスタンスを問う「都政におけるメディアに関する政策についてのアンケート」を実施いたしました。 参考エントリ:「都政におけるメディアに関する政策についてのアンケート」実施のお知らせ https://miau.jp/1300877100.phtml 以下の候補者の方から回答を得ることが出来ましたので、回答内容を掲載します。なお選択理由は明らかな誤字以外は原文のまま掲載しています。他の候補者も回答が届き次第、本エントリに追加掲載します。 回答者 【小池 晃】(2011.3.18) 【中松 義郎】(2011.3.24) 【渡邉 美樹】(2011.3.24) 【東国原 英夫】(2011.3.26) ※敬称略。回答受領順。日付はMIAU事務局へ回答
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