褒めるなんて大袈裟なものじゃなくて良い。ありがとうね〜とか忙しいのに悪いわね〜とか言われるだけで嬉しい。 世間の公務員に対する印象は分かってる。自分も民間企業で働いていた頃は公務員を信用していなかったし、たらい回しがお家芸の楽な仕事と見下していた。だから市役所の窓口対応や電話応対で予期せず褒められると「えっ!お褒め頂けるんですか!」と驚いてしまう。例え社交辞令でも嬉しい。法律や憲法、自治法に雁字搦めな立場ゆえにお役に立てない事もあるが、出来得る限りでもっと力になりたい、頑張ろう、と思う。 頑張った結果住人に褒められることがなくても、「まあそうだよな」という感想が真っ先に来るので、別に褒めを求めている訳ではない。公務員への不信感が募る現代で住人に褒めて貰えるのは藤井四段風に言えば僥倖である。褒められなくても仕事はきっちりこなす。 自分の勤め先である役所の他部署や他市町村の役所に行くと、たまに