Apple Computerは米国時間9月29日、「Mac OS X」のアップデートを公開した。同アップデートは、パッチ未適用のシステムで攻撃者が任意のコードを実行することを許してしまう複数の脆弱性を修正する。 このアップデートは、Appleの「ダウンロード」ページもしくは「ソフトウェアアップデート」経由で入手できるようになっており、全部で15カ所あるセキュリティ上の脆弱性を修正する。また、Mac OS Xと「Safari」のほか、Adobe Systemsの「Flash Player」にある特定の機能に対する脆弱性も修正する。 今回のアップデートで修正される脆弱性の1つとして、悪質なサイトを信頼できるサイトのように表示することを許してしまうSafariの脆弱性が含まれている。この脆弱性を悪用すると、適切な認証が行われていないにもかかわらず、信頼できるサイトであることを証明する、ロックされ