ネット新世代台頭 SNS最大手「ミクシィ」上場 新サービス創出IT本業で急伸 インターネットを通じて会員や仲間同士で交流できる「ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)」の利用者が急増している。このブームを背景に14日、東証マザーズに上場したSNS最大手ミクシィの株式は、買い注文が殺到して初値が付かないほどの人気を集めた。新たなネットビジネスを創出するミクシィのような「新世代ネット企業」は、“先輩”のネット企業に迫る勢いで存在感を増している。(経済部 永田毅、河野越男) 安心感を売り物に 総務省によると、SNSの利用者数は3月末時点で716万人と、1年前の6・5倍に急増した。 人気の秘密は「安心感」だ。SNSは、原則として、会員の紹介がないと入会できず、サイト内の日記や個人情報などは「仲間内」でしか閲覧できない。この閉鎖性が安心感につながっている。 入会すると、自分のページで性