先日NHKの朝のラジオで農政学者大泉一貫宮城大学教授が、最近の米価下落について話していて興味深かった。備忘を含めてメモ書きしておこう。 まず現状だが、公設の米入札機関、米価格センターでは、米価は今月に入って昨年比で8%下落しているとのこと。従来も米価下落はあったが3%前後だったので今年は異例ということになる。なぜ米価は今年がくんと下がったか? 豊作だから下がるという単純なことではないらしい。 大泉によれば、問題の基軸は米価に市場の需給動向が反映されるようになったということだ。従来は、生産調整政策や、米価格センターが希望価格・入札制限で高値誘導をしていてその影響が強かった。しかし生産調整効果は薄れ、米価格センターの改革も進んだために市場が機能しているらしい。 生産調整の背景には3つの要因があるとのこと。(1)消費量の減少速度が速い、(2)今年は適性需要より20万トン上回っていた、(3)海外か
このブログでも何回か紹介してきているJILPTのコラム、ときどきいいエッセイが載ります。今回は渡辺木綿子さんの「最近のヒアリングで感じること」という小文ですが、 http://www.jil.go.jp/column/bn/colum087.htm >この間、パート労働者をはじめとする非正社員の、待遇改善に係る企業・労組ヒアリングを多数手がけたが(注2)、調査当初は、企業側のアレルギー反応だけでなく、正社員vs非正社員の利害対立もあり、協力を請うのも一苦労であったことを思い出す。 しかし最近になって、正社員と非正社員の均衡待遇や、非正社員から正社員への登用・転換に、自主的に取り組む動きが急速に拡がってきた(注3)。改正論議が始まった頃を思い起こせば、隔世の感がある。 と感慨深げに語っています。 彼女が挙げるのは、例えばある企業の人事担当執行役員 >「率直に言って、正社員を減らしすぎたという
本日、台風が接近する中を秋葉原エンタ祭りで著作権関係のシンポジウムが開かれたことは、今朝になって慌ててアップしたエントリに書いた通りです。俺は第一部の「創作活動と著作権 引用・パロディ・保護期間」のパネルに出席し、いつもながらの持論をくっちゃべっただけなのですが、たぶん当日来ていた人のブログにレポートが載るんじゃないかと思います。ちょっと今帰ってきたばかりで疲れていますので、詳細はそちらに譲ります(横着ですいません)。 http://www.st.rim.or.jp/~nmisaki/ ↑当日来ていた人のブログ 会場は満員の盛況で、著作権問題に関する一般の関心の高さを改めて認識しました。俺の参加したパネルでは弁護士の福井健策氏と角川書店社長の井上伸一郎氏が出席し、井上氏は『ケロロ軍曹』のパロディの例をプロジェクターで見せるなどして聴衆は熱心に見入っておりました。 これはモデレーターを務めた
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