有田芳生の『酔醒漫録』 ジャーナリスト、新党日本の副代表として挑む日本の根本的転換。その眼から見た日々の雑感を綴ります。「酔醒」は中国の「梁書」にある「酒を飲むこと能はざるも、賓客交遊を好む。終日獻酬して、其の酔醒を同にす」から取りました。 3月18日(水) 下赤塚駅南口で朝の訴え。大山に戻り、テレビ出演のための資料を読み込む。地下鉄サリン事件の実行犯のひとり、広瀬健一被告の手記だ。これは藤田庄市さんがフェリス女学院大学で講義するために求めたもの。広瀬はA4版で59枚の「学生の皆様へ」という手記を書いた。理工学部で研究をしていた広瀬が、なぜオウム真理教に入り、サリン散布の実行犯になったのか。そのプロセスが詳細に明らかにされている。午後から上板橋。新宿で竹村文近さんに鍼を打ってもらい、中村屋。「週刊新潮」のS記者から城山三郎さんの『そうか、もう君はいないのか』についての取材を受ける。夫婦とは