地元の牛乳を飲んで佐渡を元気に――。佐渡市と佐渡乳業は地元の牛乳や乳製品の消費拡大を目指し、「のまんかさキャンペーン」を展開している。牛乳に張られたポイントシールを集めると市指定のごみ袋と交換できる仕組みで、地産地消と環境保全を図る。 佐渡島内ではほとんどの牛乳が佐渡乳業によって生産され、その多くが島内で消費されている。しかし、島内人口が年々1千人単位で減少しているため、消費量は頭打ち状態だ。 一方、首都圏を中心に加工品の「佐渡バター」の評価が高まっており、品質の良さを地元でアピールして消費拡大につなげようと市と同社が企画した。 佐渡牛乳の1リットルパックに張られるポイントシール「トキマーク」を20枚集めると、市指定の燃えるゴミ袋10枚(200円)と交換できる仕組み。今月30日まで。30日にはゴミ袋の交換のほか、佐渡産農産物が抽選で当たる「地産地消フェスタ」も催す。問い合わせは市農林