【十勝】国内IT(情報技術)大手の富士通(東京)は、十勝管内で、農業とITを結び付けた新事業を展開している。清水町内の大規模酪農牧場では、牛の歩数で発情を調べるシステムと、必要なプログラムやデータが全てインターネット上で運用管理される「クラウド」を組み合わせた仕組みを構築。別の管内畑作農業生産法人とも生産管理システムを開発中で、農業全体をサポートするメニューを提供している。 農業の労働力が減少する中、現場では農作業の省力化、効率化の動きが加速している。その分野を担うべく、国内各業界の大手各社はITを使った農業生産システムの開発に乗り出している。最近ではトヨタ(愛知)、IHI(東京)の他、帯広市内のIT企業も独自のシステムを開発している。 富士通は以前から十勝に支店があり、十勝全24JA中22JAが使用する十勝農協連のコンピューターシステムなどを提供してきた。農業関連システムを開発してきた
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