9月20日から日本で開幕するラグビーワールドカップ(以下、ラグビーW杯)の販売チケットへの注文が膨らんでいる。 大会組織委員会の嶋津昭事務総長は、合計180万枚の販売予定分に対し、すでに120万枚近くが売れていると1月に都内で開催されたイベントで話した。 チケット販売がスタートしたのは2018年1月。これまでは一般向けの抽選販売のほか、ファンや大会の開催されるスタジアムが置かれた地域の住民などを対象に先行販売を行った。総申し込み件数は500万枚程度に達している。 今年1月19日から始まった公式サイトでの第二次一般向けチケット先着販売では、引き合いが殺到。申込期間は3月31日までの2カ月弱だが、日本戦4試合や決勝戦などが在庫切れの状況になった。 「非常に好調で手応えを感じている」。プロ野球球団でのチケッティング担当を経て現在、ラグビーW杯の組織委員会でチケッティング部主任を務める大内悠資氏は